風邪気味なので早く寝ようと思っていたら、思いがけない人の訃報が入って、しばらく会ってなかった友人と長電話。初めに言っておくが、訃報は間違いで、突き詰めたらその方は病床に倒れたとのこと。
 彼とは今から二十年ほど前に出会った。レコード会社のプロモーターで、主にアーティストのプロモーションをしてる方。私の大好きなバンドの担当で、ミュージシャンと私を内緒で繋いでくれた。たまに友達が同行しないときに限り、夜遊びのセッティングをしてくれたり本当に楽しい思い出ばかり。
 いわゆる音楽バブル期の時代だったから、浴びるようなお金がゴロゴロ転がっていてミュージシャンたちは地方で豪遊していた。プロモーターたちもそれなりに遊んでた。
 携帯電話やインターネットが当たり前になってきて、音楽バブルが崩壊するとその方はJ-POP担当から演歌の担当に転属。いろいろあってレコード会社を退社して、手広くお店を経営していると聞いた。
 彼が病に倒れ、大学生の息子さんが代わりに経営者として仕事を預っているという。彼の奥さんは歌手なのは知っていたが、いつの間にお子さんが大きくなっていたりして、時の流れを感じている。そして、元気な姿しか知らない人の、現在が病気であることの情報には、私にもいよいよそういう年代に入ったのだとハッとした。
 元気にはつらつとした思い出しかなく想像もつかないけれど、一日も早く治癒され、またみんなを楽しませてほしいと思う。お見舞いに仙台へ駆けつけて、あの頃の思い出と感謝を伝えたいけれど、私自身も弱くなってしまい叶いそうにないのがもどかしい。










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