昨日は暑さはあまり感じられなかったが、今日は汗だくになって目が覚めた。またしても発熱、転倒。おまけに貧血。
 どうやら今年の夏は暑くなりそうだから寝不足の夏になりそうだ。あー仕事減らしたいな(笑)。

 昭和の日はわが家が白河市の『大昭和祭り』に出店。お客様がたくさん来てくれますように!

 昭和天皇の話を友だちと電話で話したんだけど、崩御されて27年になるのにはびっくりだ。ということは昭和天皇陛下を知らない世代も多くなったということだ。
 今から70年までは天皇陛下は日本人にとって、神様だった。天皇陛下のためにこの国を守り、名誉の戦死をすることが当時の男性の美徳。戦後、昭和天皇陛下がいわゆる人間宣言されるまで神様のような存在であった。
 戦争が終わり、昭和天皇陛下は香淳皇后陛下と全国行脚され、多くの国民に生のお姿をお見せになった。昭和天皇といえば、国民に話しかけ返事があると決まって「あっ、そう」とおっしゃった。それを真似する人の多いこと!(笑)それまで般庶民と話す機会がなかっため、どう会話したらいいかわからなかったらしい。
 昭和天皇にいわゆる天皇の料理番が初めて納豆をお出しになったとき、当時の宮内庁(省)職員が陛下に納豆の糸を引かせるわけにはいかないと塩もみして水洗いし、完全にぬめりを取った状態でお出ししたという(笑)。愛用の腕時計はアメリカのディズニーランドからプレゼントされたミッキーマウス。スーツは贅沢だからと、昭和10年から一度も新調されなかった。

 GHQにより今の日本国憲法が制定され、天皇陛下は神から象徴天皇に変わり、晩年の頃は国民の心のおじいちゃまだった。崩御されたときは街に灯りが消え、全国民が喪にふくした。そんな時代がちょっと懐かしいね。