この間、我が家は餅つきをしたと書いたが、どうやらそれは予行演習だったそうで30日が本番だそうである(笑)父が孫たちに杵と臼でつくのを教えるためだったようだ。どうりで張り切っていたわけだ。そんなわけでまた餅つきの準備をしなくちゃならない。片栗粉や海苔、納豆、アンコを買いにいかなくちゃならない。早く言ってくれたら良かったのに!(苦笑)
 ただでさえ忙しい師走だが、細々とやらなきゃならないことが山積み。伯母の四十九日も無事終わったが、今回は年賀状も出さず締め縄も飾らないと父が決めた。父の確固たる要望だから絶対的なものだけれど、お客様もたくさんみえるのだから締め縄は飾らないとまずくないかしら。うーん、悩む…悩みまくりである。


 オダギリジョーと香椎由宇が結婚するらしい。オダギリジョーは個人的にあまり好きな俳優ではないけれど、意外にも演技の幅が広い役者さんである。『メゾン・ド・ヒミコ』の彼が私は好きだったりする。モデル上がりかと思いきや、養成所出身なんだそうだ。知らなかった。
 香椎由宇は手塚治虫の漫画に出てきそうなほど、端正な顔立ちが印象的。今風でもなく、大正美人からモガ(モダン・ガール)辺りの美人ですな。最近の女優の中では一番品がある。まだ二十歳とはこれまたびっくり!素敵な夫婦の見本になるような家庭になるといいですな。


昨夜観た作品は『この女たちのすべてを語らないために』
 チェロ奏者の巨匠フェーリックスの葬儀には、彼の女たちが集まった。四日前、評論家のコーネリアスがフェーリックスの伝記を書くための取材に、通称トレモロ荘といわれる屋敷に招かれた。しかし、フェーリックスには会えず彼のたくさんの女たちが相手をしたのだった。
 イングマール・ベルイマン監督初のカラー作品です。コミカルで面白かったです。豪邸を隅々歩き回る評論家と女たちなのに、フェーリックスの顔すら出てこないんですけどね。