なんだか疲れがとれなくて困った。年末年始の買い出しに出掛けなくちゃならないのだが、気合いが出ない。

 西郷(にしごう)村の各家庭に配布された『東日本大震災 3.11の記憶』を毎日少しずつ読んでいるのだが、ちょっと読んだだけで涙で何も見えなくなる。

 村民の他、浜通りから避難していらした方々、総勢五百人の手記と村内の被害の写真、福島県・日本全国の地震の記録(回数まで!)がまとめられている。
 なんだか地震が多いなと感じてたら、三日後ぐらいにいきなりきましたからな。今でもあの混乱は恐ろしい記憶として残り、それが未だに過去のものになっていないというのが事実だろう。
 浜通りに比べたら津波による被災もなく、大した被害ではないので偉そうなことは何も言えない。未だに自宅へ帰られずにいる人たちの苦しみなんて、何もわからないのだから。

 今年最後の仮設住宅巡りに行ってきた。去年より寒さが厳しいと皆さん仰っていた。窓ガラスがペアガラスになり、お風呂が追い焚き機能がついても、寒いのは寒いと(苦笑)。確かにね。
 お正月だけ自宅で過ごしてもよいという許可が出て、帰る準備をしているご家族もいらした。「でも帰ってしまうと里心がついた嫁みたいで戻りたくなくなくなったら嫌だよ!」と、切なそうに言うおばあちゃん。いつか、もう仮設に戻らなくてもいいよって日が早く早く来ることを祈る。







たくさんの拍手ありがとうございました!
やる気がわいてきまーす