自衛隊の皆さん

　すごい雨だ。こんなにたっぷり降るのは今年初めてだろう。台風は熱帯低気圧に変わったそうだから、本当に土砂崩れが心配ですな。
　今日、いきなり自衛隊の方がみえて「明日にかけて(雨が)強く降りますから十分、気を付けてください！何かありましたら遠慮なく電話してください」とのこと。震災以降、自衛隊の方と話す機会が多くなった。それまでまったく接点もなかったのに。
　しかし、被災地での自衛隊の活躍には頭が下がる。捜索活動はもちろんのこと、瓦礫の処理、それから必要な物資の調達や炊きだしなど温かい心で動いてくださっている。津波の被害に遭いながら半壊で無事だったお宅には、御用聞きまでしてくれてるという。ボランティアでも難しいことは自衛隊の皆さんが、分担して手分けしてお手伝いしているのだ。

　私の地元には自衛隊の演習所があるのだが、晴れた日にはたまに遠くで「ドカーン

」と音がしたものだが、震災以降はしなくなったので、その方々も今は被災地で活動されているのだろう。
　演習所の近くに住んでいる方と先日お話ししたのだが「いつもうるさいなって思ってたのに、よく見かけた隊員がテレビで瓦礫を片づけてるのを観たら、頑張れって思うようになった」そうだ。何だかその気持ち、わかるなあ。もう二か月も過酷な場所で作業してくれてるんだもんね。その方々もまた家族がいるわけで、終わりの見えない毎日を過ごしているんだと思うと涙が出ちゃう…。一日も早く、被災地が落ち着きを取り戻す日を祈ろう。

　それにしても今日は体に感じる余震が多かった。午後に二分程度の停電があり、何事ぞと驚いたのだが何だったのだろうか。ずっと頭が痛いので、電力会社に何だったのか電話する気力もなく、謎は謎のままに…。
　チャンのお店も停電になってたそうなのだが、レジは瞬時に自家発電に切り替わるから混乱はなかったらしい。良かった