これ、何だかわかりますか?
 これはシダローズという。シダローズとは、ヒマラヤ杉の実(松ぼっくりの一種)を乾燥させたもので、薔薇の花のように見えるところからシダローズと呼ばれている。去年から我が家で準備している植物公園に、ヒマラヤ杉を植えようと、三番目の姉チィ姉が騒いでいるのだが、園芸店や植木屋さん、ホームセンターなど手当たり次第方々当たっているものの苗木が一本も見つからない。
 欧米では森に群生し、クリスマスのオーナメントに飾ったり、シダローズにアロマオイルをつけて芳香剤に使ったりしている。日本でもあるというのだが、探しても見つからない。いったいどこにあるのだろう。この薔薇のような実は直でみると本当に美しくて、うっとりしてしまう。チィ姉が欲しいと思うのには納得。
 シダローズがたくさんなれば、来場者にプレゼントできるし、クリスマスにはリース教室も開いたり出来そう。苗木がどこで入手できるか、ご存じの方がいらっしゃったら教えてください。かなり切実です!(笑)

 昨夜の雪がうっすら残り、今日は寒かった。風も強く瞬間最高風速17メートルを記録したそうである。健康サロンへ行く前にガソリンスタンドへ寄ったら、お姉さんの手が真っ赤で痛々しかった。こんな日も手袋をせず、素手で給油してくれる。大変な仕事である。

 帰り道、いつもと違うコンビニへ寄った。警察署が近いからか、何となく刑事のような男性が何人か買い物していた。他に男子高校生のグループがいて、店内の地べたでカップラーメンを食べ始めていた。微妙に出入口の側に座っていたので、私が買い物を終えて出ようとしたら、その高校生が少し邪魔だなと感じていた。それを見かねた刑事らが「立ちなさい!」と注意したものの、高校生は「うるせー」と小さく呟いた。すると刑事は「退きなさい!」と襟首をつかみかけたとき、高校生はスッと避けた。大人が毅然とした態度で若者を注意したのを久しぶりに見た気がする。私もそういう大人でありたい。
 まあ私は、万引きの犯人を捕まえたことが何度かあって、そのことを誰かに話すときまって「あなたは身障者なんだから、何かあったら逃げられないでしょ?やめなさい」と言われてしまうので、注意したりするのにも反対されちゃうのだろうな(笑)。