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黒柳徹子さんの舞台『ライオンのあとで』

 昨夜からの雨でより一層秋が深まった気がする。庭はオレンジ色や赤も加わり、鮮やかになってきた。兄姉たちは明日のイベントに出店するので仕込みに忙しかったようだ。
 今朝、九時頃にまたも地震。震度2程度だったが長い揺れで少し怖かった。多分、秋の気候の激しい変化と関係していると思う。またあちこちで地震が頻発しやすいはずだから十分警戒した方がいい。


 友だちから黒柳徹子さんの舞台ファイナル『ライオンのあとで』を観に行って来たよー面白かった!とLINEが来た。

 黒柳徹子さんは1989年から海外コメディーシリーズという舞台をライフワークにしていた。三十年間で31作品を上演。お芝居の中では素敵な衣裳で徹子さんが歌ったり踊ったりしながら、ブロードウェイさながらの名作舞台を見せてくれた。私はその中で一作品しか生で観ていないが、ひとまず今年で海外コメディーシリーズは終了させるという。もっと観ておきたかったと悔やむばかり。
 長年、このシリーズを演出し、徹子さんのパートナー役を演じていた高橋昌也さんが亡くなってからもずっと続いていたのは徹子さんの舞台に賭ける情熱の強さからだろう。高橋昌也さんの代わりに大森博史さんが相手役に変わっても風貌が似ていて違和感なく続いたのも凄い。
 このシリーズのファイナル公演は21年前に上演された『ライオンのあとで』の再演だった。徹子さん演じるフランスの大女優サラ・ベルナールは不幸にも片足を切断してまで舞台に立ち続け、生涯を舞台に捧げ情熱を傾けた女優。激動の時代とともに数々の苦悩の日々を、笑いを交えて感動せずにはいられない波瀾万丈の人生を描いた作品。彼女はヴィクトル・ユゴーから黄金の声の持ち主だと言われ、なんと『椿姫』を世界で初めて演じた人である。サラ・ベルナールの舞台は必ずアルフォンス・ミュシャがポスターを担当。劇場のポスター担当だった画家が間に合わず、サラがミュシャに直談判してからずっと描き続けたという。徹子さん版ももちろんミュシャのポスター。
 『ライオンのあとで』はブロードウェイではシャーリー・マクレーンなどが演じ、高い評価を集めた。徹子さん版も高橋昌也さんがブロードウェイと変わらぬ演出をした。サラは片足になっても舞台に立ちたいと座ったままで演技をし続けたという。徹子さんはちょうど骨折したりして今も歩行訓練中だそうだから、この作品を選んだのだろうね。御年85歳の徹子さんの舞台、観に行きたかった!まだまだ舞台はやめないで時々はやってほしい。なんと言っても生の徹子さんは可愛らしくてキュートだから、まだまだたくさんの人に見てほしい。
ひとまず、徹子さんお疲れ様でした!!







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