毎日雨ばっかり降っているので、工事のためほぼ空っぽにしておいた池の水がたぷたぷになってしまった。排水口の穴が余震によって崩れたゴミがつまり、朝晩誰かしら来てツマリを取り除いている。三番目の兄によると、近いうちに排水口二号を作る予定だそうだ。早くからっと晴れてほしい。
原発から三キロ圏内の住民たちが一時帰宅した。束の間の我が家での滞在はたった二時間。変わり果てた景色と、この次にいつ戻れるか(来られるか)のなんの確約・確証もないまま。地元のニュースは切ない映像ばかりだった。何でこんなつらい思いをこの方々が強いられなければならないのか…。この罪のない善良な人たちの生活や日常をもとに戻してやってほしい。もう五か月以上になるけど、なかなか状況は変わらないですな。
よく県外の人に聞かれるのだが、DASH村はどうなったかということ。ニュースによれば、今日から山口くんらによるDASH村の徐染作業が始まったらしい。放射性物質を吸収するひまわりも植えられたとか。詳しくは番組でやると思うけど、徐染が始まったということは浪江町の線度が幾らか下がってきたのかも。
明雄さんらも早く住み慣れた場所で過ごしたいはず。浜通りが一刻も早く元気になってくれることが我々福島県民の切なる願い。
今日は私の時間が空いたのでチャンと会えるかもと思っていたものの、彼に来客続きでお店から離れられず会えなかった。会おうと思えば私がお店に行って会えるのだろうが、あんまり行っても彼の迷惑になるだろうな、邪魔になるだろうなとの思いに駈られてしまう。従業員は私が彼と付き合っているのは多分知らないだろうし、知られたらまた彼の立場もあるからなあ…なんて考えてしまう。意外に謙虚なのよ、ワタクシ(笑)。だから、ひたすらその時を待つのみ。お互いのペースや状況を確認しつつ、ベストな状況で会いたいのである。
チャンはどんなに忙しくても時間を見つけて電話してくれるから、私はちっとも淋しくない。感謝しなきゃね。本当に私は彼に助けられてる。病気で寝込まなくなったのもそのせいかしら(笑)。
「今度、あなたにいつ会える?」
「いつでも会えるさ。呼吸を合わせるように自然とね」
拍手ありがとうございました
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