創作語り。

いい加減にうちのメインたる「創作ファンタジー(タイトル未定)」に名前を付けようかと思いつつ、さっぱり何も浮かばない。

余所の一次創作サイトさんはどんな風にしてるのか気になったので、参考までに大体の傾向を調べてみた。

・「ーーの……」型

・作品世界の名前をタイトルにしているもの

・それっぽいアルファベットの羅列

だいたいこの3つに大別されるようだ。


自分の中では、あれはずっと「本編」っていう名前だったんだぜ…。便宜的なものとはいえ何年間もそう呼んでたんだぜ…。
今更タイトル考えるのもなぁーという気分。


あの物語、最初はもっとシンプルな構造だった。
フランを主役に据えて展開するのは、いわばオーラスシナリオの予定だったのだ。

1.プロローグ
「フランとラザがラツィの語る物語を聞く」というもの。

2.本編
「ラツィの語る物語の内容」
それはテロルという少女の冒険だったり、レファルという男の子の話だったりする。
言うなれば「テロル編」とか「レファル編」とか、他にも「ヘリオス編」とか主役に据えられたキャラクターごとに異なる物語。主役が異なれば作風も異なるオムニバス形式。
たまにフランのツッコミが入りながら進む。

3.フラン編(オーラス)
今までずっと聞き役だったフランが主役に回る。フランが自身の事情と抱える問題に決着をつける物語。
この物語の中では、2.の時点ではまだ子供(少年少女)だったテロルやレファル達はみんな大人になっている。

4.エピローグ
「フランが語り手になって語る」というもの。
語り手を継承したフランが語るのは自分自身のことであり、ずっとラツィから聞いてきた物語のことであり、そしてフランから見たラツィのことである。フランがラツィを語り始める。
やがて彼女は「今まであったこと」だけじゃなくて、「これからあるかもしれないこと」「ここではないどこかのこと」などの物語を創作し、他の誰かに語る。というところで終わり。


高校の時からずっとこの構想を練っていたのに、いざ文章化するとまるで反映されてない罠…。
改めて自分の遅筆さや未熟さを思い知ったよ…。