地球ドラマチック グラディエーター

『地球ドラマチック』
「グラディエーター ある剣闘士の物語」

古代ローマの剣闘士の知られざる生き様。


仕事で帰宅が遅くなったので開始15分くらい見逃したのですが、見ごたえあって楽しめました。

今回改めて知ったこと
・いつも生死を賭けて戦うわけではなく、普段は切れ味の鈍い剣を使う。死亡者は全体の二割程度
・当然試合後は医者が診てくれる
・敗者の生死は観客の投票で決められる。敗北は必ずしも死ではない
・同門の剣闘士が死亡した場合、残された家族の面倒を同門で見る
・ファイトマネーを稼げば郊外に邸宅を購入することもできる
・試合前に呪いをかけてくる奴もいる

主人公の初試合から見たのですが、あの兜はやはり視界が悪いらしいです。
主人公の先輩が試合で殺され、主人公は復讐を決意。
先輩の妻とまだ幼い男児の面倒を見て数年間同居する主人公、傍から見れば完全に新しい父親でしたし先輩の妻もそのつもりのように見えました。
ついに来た先輩の仇との試合。しかも本気で生死をかける形式。
一方仇は呪いの店で呪いの金属板を購入して主人公の控室付近に埋めていました。
試合当日、控室で体調を崩す主人公。ローマの神々に祈る主人公。
試合開始の挨拶をする地域の有力者はなんと主人公を勘当した父親だった…!ここ最初から見ていたらもっと感慨深かったのでしょうか。
呪いや父親の目もありつつ何とか勝利する主人公。観客の判定により殺されなかった仇。息子を誇りに思う父親。

大団円なのは良いのですが、欲を言えば終わり方にもう少し余韻が欲しかったところ。

地球ドラマチック インド秘境の森

『地球ドラマチック』
「インド秘境の森 野生の楽園」

インド南西部のカルナータカ州にはジャングル、岩場、水辺、海などの多様な自然が広がっています。
雨季の終わりから乾季、そしてまた雨季が到来するまでの自然のサイクルを、ダイナミックな映像と鮮明なサウンドと圧倒的スケールで浴びせてくるドキュメンタリー。


まずジャングル。
象をテレビで見かける時は大体アフリカゾウなのでインドゾウは新鮮です。
ベンガルトラ。ここは虎の最大生息地。

風が岩を削り作り上げた複雑な地形の岩場。
孔雀の繁殖シーズン。今逃げるサルを映す必要ありました?ってくらいちょこちょこ紹介動物以外を映すのが退屈しなくて面白いです。

キングコブラは蛇も食べてしまう…共食いですね…。

ジャングルキャット可愛い!可愛い!!

いちいちBGMがインドっぽくて素敵。

変なくちばしの鳥(名前忘れた)だけが食べることのできる猛毒の木の実。

トビトカゲの求愛。肋骨を広げて飛ぶって、肋骨の構造が特殊なのでしょうか。

浜辺ではカニが砂を団子にし、そのカニを食べる鳥がやってきます。ここまでうぞうぞしているのはちょっと気持ち悪いです…。

海!
一瞬のウミガメに、魚、あれはおそらくウツボ?

鳥の飛び立つカットの直後に飛び去って行く遠景カットを入れるって、カメラ何台持ち込んでいるのでしょうか。決定的瞬間ばかりで目が離せません。
乾季に閉じ込められた鯉を一日に何キロも食べるカワウソ(超強気)。
今回は虎さん何にも悪くない。

一瞬の鹿。
ハヌマンラングール!名前だけ知っています。確か昔、ズーラシアの第一エリアにいたはず。
完全にクロヒョウがヒョウの前座になっていました。

乾季は食べ物が無くてインドゾウは木の幹を牙で削って食べます。ひもじい…。カワウソはあんなに魚食べ放題なのに。
後に旅の終わり、水辺に辿り着けて良かったなと思いました。

乾季の終わりに川が干上がり、その周囲に魚が集まり、繁殖期の鳥が巣を作ります。雛の羽がぽわぽわ。
ここなら天敵も来ないし餌に困らないし最高ですね。

そんな乾季も終わり、インド洋からのモンスーンで雨が降ります。雨季です。ここの映像ダイナミックで凄いから見て…。雲のうねり、待ち望んだ雨の一粒一粒、雨音、雨が集まって川を形成し瀑布をなるさまを。

いやなんだかもう凄く壮観でした。こういう映像美を何度でも見たいです。
ここにこの番組特有のカメラワークとカット割りが入るから良いのです。

地球ドラマチック ペトラ

『地球ドラマチック』
「ペトラ 栄華を極めた古代都市」

ヨルダンの砂漠の中、栄華を極めた古代都市があった。
最新の研究のもと、当時の姿を紐解く。


仕事で帰宅が遅れたので途中から観ました。

以下、内容箇条書き。
・ペトラの民は紀元前から周辺にある赤い岩を削って神殿などを造り、岩の表面の繊細な模様を活かす技術を持っていた
・遥か遠くから用水路を引いて水を集めるなど高い技術を誇っていた
・集めた水で広いプール施設を建築していた証拠も出た。ローマ風の様式も
・当時のペトラは交易都市で、そこを訪れた商人達は「こんな砂漠の中にプールがあるなんて!」と驚いた
・こうしてペトラは観光で名を連ねた

では、何故ペトラは滅びたのか
・ペトラはプレートが二つ重なり合う上にあり、地震が多い
・耐震技術もあったが、4世紀と8世紀の二度の大地震で用水路が壊れ、岩が崩れ、徐々に人が減った
・ペトラを経由しない新しい交易ルートが開拓された

こうして、19世紀に探検家が訪れるまでペトラは忘れ去られた。

現在観光地となったペトラでも、岩の風化による落石事故が起こるのでドローンや網で事故防止に努めている。二年前にも土石流があった。


RPGに登場するフィールドみたいで想像力が掻き立てられました。岩の神殿は良い物です。探索したい。
空撮した赤い岩場が広範囲に渡って連なる光景も素晴らしく、太陽光の加減で刻一刻と表情が変わるのが素敵でした。

NHKスペシャル 戦国第2集

『NHKスペシャル』
「戦国 〜激動の世界と日本〜 第2集 ジャパン・シルバーを獲得せよ 徳川家康×オランダ」


戦国時代の日本と大航海時代のヨーロッパは深く結びついていたシリーズ第二弾。
以下、自分用に箇条書きで内容まとめ。内容間違えて覚えていたらごめんなさい。

・オランダがスペインから独立
・スペインに対抗するため、オランダは日本の銀を求めた(当時の日本の銀の産出量は世界の三分の一。家康が開拓した佐渡の銀山など)
・オランダ(オランダ東インド会社)とスペインがそれぞれ家康に交渉する
・家康が選んだのはオランダ(キリシタン勢力への懸念)
・スペインは豊臣家に取り入る
・スペインVSオランダの構図が豊臣家VS徳川家の構図に
・関ヶ原の合戦で家康は最初苦戦していたが、オランダ製最新式の大砲が届き戦況が一変
・天下統一
・活躍の場を失った雑兵たちは傭兵として海外に進出。主な舞台は東南アジアのスペイン植民地(香辛料などが目的)
・宗教が中心だった世界が商業主義に転換したのがこの時代で、それは今でも続いている

今ちょっと調べたのですが、秀吉が1590年に人身売買禁止・海賊行為禁止・刀狩令をしてから日本人傭兵の海外進出が始まったらしい?やがて幕府の許可を得てオランダが日本人傭兵を送り出す形式になったらしい?
日本人傭兵のその後について調べたら山田長政って人が出てきました。おそらくこの人が当時の身分として一番出世した人…。

今更ですが、日本の面積に対して銀の産出量が凄まじいですね…。
まさか世界のパワーゲームで日本が主戦場になっているとは想像以上でした。新しい視点が得られて良かったです。

NHKスペシャル 戦国第1集

『NHKスペシャル』
「戦国 〜激動の世界と日本〜 第1集 秘められた征服計画 織田信長×宣教師」


戦国時代の日本は大航海時代のヨーロッパと深く結びついていた事実が近年明らかになっているそうです。
以下、自分用に箇条書きで内容まとめ。

・天下統一を目指す織田信長の背後に宣教師(スペインやポルトガルが植民地から得た資材や銃をもたらす)
・宣教師の目的はキリスト教による世界支配。目下の敵は明(当時の中国)。日本をその足掛かりにするために信長を後押し
・火縄銃が日本で改良+量産→軍事力拡大
・信長の天下統一+宣教師のキリスト教布教の邪魔になる本願寺勢力を周辺のキリシタン大名を使い打ち倒した(右近殿など)
・しかし信長と宣教師の蜜月は長く続かず、宣教師は長崎を軍事拠点に
・そうしているうちに本能寺の変
・今度は秀吉に取り入る宣教師
・宣教師は朝鮮出兵を支援(明への足掛かり)、明は朝鮮に援軍を送り対抗
・秀吉は力を増して邪魔になったキリシタン大名を朝鮮出兵の最前線で戦わせてわざと疲弊させた?
・宣教師の本拠地スペインはポルトガルを取り込み、その植民地を得て更に強大に
・軍資金目的で秀吉はフィリピンに目を向ける(当時のフィリピンはスペインの植民地)
・フィリピンを火薬庫にして世界大戦の危機が訪れたがフェリペ二世と秀吉の死去で立ち消えた

戦国時代の日本が交易をしていたのは知識としてありましたが各国の資料からその証拠を出されるのが見ていて楽しかったです。
ヨーロッパ人(厳密に言うとキリスト教徒)が「自然を征服する」発想で生きているのは中世から大航海時代まで変わっていないことがよくわかりました。
数年前に本能寺の黒幕を探す番組で宣教師の存在が候補に挙がっていたなあ、などと。
一番背中がゾワゾワしたのは宣教師がキリスト教の学校を開いている映像です。最も身近な侵略行為を目の当たりにしてしまった嫌悪感です。
フェリペ二世死去の四日後に秀吉が死去したのは偶然なのでしょうが、運命的なものを感じました。

なんとなく観てみたら想像以上に壮大な話で面白かったです。
次回は家康とオランダが参戦。世界の覇権を握るパワーゲームの行方や如何に。

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