金曜ロードショーで『もののけ姫』を観ました。
小学生の時に劇場で観て、以来金曜ロードショーのたびにちょこちょこ観ています。

相変わらず映像が綺麗です。冒頭でアシタカが梯子を登るシーンの作画枚数がおかしいです。この辺ちょっとゲームの旅立つ前の村のシーンっぽい雰囲気を感じました。

旅立つアシタカに許嫁がお守りを渡しますが、このお守りは後に他の女(サン)に渡されるので切ないです。

この戦国の世で女が実権握って病気の人間も見捨てず共同体を統治するって相当にやり手だなーと。子供の頃に観た時はこの病気の人達が怖かった思い出。
怖かったと言えば、戦闘シーンで血が飛び散るのも怖かったですし、タタリ神だって直視できない程怖かったですし、シシ神がドロドロになるシーンも怖かったです。でも年月とジブリ作品への理解を深め、ジブリ映画はドロドロにするのが好きだと知ったので怖くはなくなりました。
アシタカが侍の首を射抜くシーンの作画が凄いので観てください。どうやっているのかわかりません。

猪はこれからどんどん小さく馬鹿になるのが確定の上、既に作中でも頭が良くないし、死体は利用されるので散々ですね。作中の時間経過がどれ程かはわかりませんが、山伏があの巨大な猪の皮を剥いだのって相当短時間で作業完了させたのでは…と思っています。
そうだ、ナゴの守もこういう姿で生きていたのですね…。あの姿がインパクトあるので、改めて不思議な気分です。

モロの死体の作画がちゃんと死んでいるように見えるのが凄いです。

内容についてはユリイカとか色々読んだので、今回は今回の視聴で思ったことをつらつらと書きました。