それからは時間を見つけてはその珈琲店に通うようになりました。
今もこの書簡を、上等なピアノと旨い珈琲を味わいながら書いています。
金色の猫は演奏の腕は良いのに、それ以外の全てが破綻しておりました。その辺りの土産話も、いづれ帰国の折には語りたいと思います。

梅雨入りも間近です。くれぐれもご自愛くださいませ。

                    敬具