四年に一度のサッカーの祭典
その裏では各国の魔術師による魔術戦が行われていた
各国から選出された23人が自国を(魔術的な意味で)応援する!

ーー土着のシャーマニズムによる祈祷を行うアフリカ諸国
ーーアブラメリン魔術を行うエジプト
ーートーテムを使役するメキシコ、アメリカ
ーーヴードゥーの本場ブラジル
ーー魔法の本場スコットランド、ウェールズ
ーードルイド僧を抱えるアイルランド
ーーイギリス清教の魔術師を有するイングランド
ーーサンクトゥム・レグヌムを操るフランス
ーー神秘文字ルーンの使い手ドイツ
ーーローマ・カトリック教会の総本山イタリア
ーーそして霊力満ち溢れる国土を持ち陰陽師、修験者、呪禁師、神主、忍者を有す日本

各国の思惑と魔力が複雑に絡み合う
試合に負けるたびに一人、また一人と散っていく術師の命
果たしてワールドカップの行方は、そして栄光を手にするのはーー?



という話で父と盛り上がった。
発端はテレビの、アフリカの呪術師が試合のために祈祷する話題。アフリカの国々では人を呪うことが法律で禁止されているので、味方の応援のためにまじないをするという。
そこで父が魔術大戦云々言い出し、このままラノベが書けそうなくらい話と夢が膨らみまくった。
それにしても父、なんとなく『禁書』に影響されとる様子。