※現代パラレル


フラン「ヘリオスさんヘリオスさん、ホワイトデーですよヘリオスさん!!」

ヘリオス「ん」

フ「ありがとうございますヘリオスさん!! いただきます!!」

ヘ「行動早いなお前。知ってたが」

フ「もぐもぐ……ヘリオスさんはなんだかんだでマメですよねー。買うのたいへんでしたか?」

ヘ「うるせい。姉と妹がいる時点でこの手のイベントには慣れている」

フ「うはぁー。旦那様と大旦那様も慣れてましたね。これ、もらっちゃいました!」

ヘ「父上と祖父上から? それは良かったな」

フ「えへへ。あとー、ラツィお兄ちゃんとー、マーくんとー……それとこれ、レファルさんから……」

ヘ「……よ、良かったな。もらえて。はっはっは(引)」

フ「ああっ、にげないで下さいよぉ! あたしヤですよこんなでろでろした食べ物だかなんだかわかんない物体X! ホワイトデーのホワイトって骨の色じゃないですから!!」

ヘ「人聞きの悪いことを言うな。じりじりと後退りしているだけだ」

フ「すでににげごしですねヘリオスさん! あたしにしては珍しくことわったのに、ムリヤリわたされちゃったんですよぉ!!」

ヘ「俺は急用を思い付いたので失礼させてもらう!」

フ「思いついたって言っちゃってる時点でアウトですよヘリオスさん!」