著:ユペチカ
監修:西森マリー

サトコの留学期間が終わる最終巻。
もっと続いて欲しかったです。

前巻に登場した日本人留学生の子が帰国します。何かが違っていたらサトコがああなっていたかもしれないと思いました。ナダとの出会いって本当に奇跡的なことだったのですね。
そんな二人もお別れです。でも交流は続いていくし、何かあれば地球のどこからでも駆けつけるんですよ。それがどんなに心強いことか。

二人共とても生き生きとして楽しそうで、こういう風に異文化とも接することが出来たら素敵だと思いました。
イスラムに対する見識が変わりました。アメリカや他の国に対する認識も。
でも日本人同士でも同じことですね。思いやりが大事です。

最後に。
おそらく描きおろし?の再会エピソードが良かったです。胸がいっぱいになりました。