最後は悲鳴を上げてさようならを。
褪せた夢の終わりを。
長い長い憧れの成れの果て。
何をどうしてもやっぱり生きづらくて、そこしか居場所がないと憧れのあの人と同じ世界へと戻ろうとしたけど。
ここで夢を終わらせるのか。
こんなところで夢を終わらせるのか。
最後は悲鳴を上げてさようならするのか。
私の宝物を、褪せた夢と言って無理やり納得させて諦めるのか。
まだいけるだろう。
まだいけるだろう。
ただ、今じゃないだけ。