スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ワカンナイ


健ちゃんと数時間
2人でいただけなのに、
タツのこと忘れられそうな気がした


忘れるってか吹っ切れる?


彼は私を大切に
してくれると思った


でもこの先、
付き合うってゆー保証はない


誰が墨入れてる女
本気で愛せるよ?


でも気持ちが揺らいだのは確か


エリーもいらないと思ったし、
手に入らないタツを
追いかけるのもバカバカしいと思った


一生愛してるって誓ったのに揺らいだ


私はどうすればいいんだろう


タツが好きって意地張って
大金使ってエリー手に入れて
車買って、部屋借りて、
その先にタツが戻ってくる保証はない


だからといって
今のまま、健ちゃんを想っても
先はわからない


今自分がどうするべきか、
何をするべきか、
全くわからなくなってしまった


もちろん学校には行くべき


二胡は弾くべき


獅子もやるべき


だけどそれは本当に
しなければならないことで、
免許をとることなどはまた別


私のタツへの依存症が、
健ちゃんの出現で治るかもしれない


でもそしたら胸にポッカリ穴が空く


いままでタツを恨み、愛し、
そのためだったらなんでも出来る


私の背中にはタツが舞ってる


それがなくなったら
私はどうなるのだろうか?


この3年間、
タツだけを想い、
タツだけを見て、
全てをタツに捧げ、生きてきた


それがなくなるって
どうなるんだろうか?


誰も本気で私を愛することはない


この先ずっと


わかってるんだけど、
だからって恋愛出来ないわけじゃない


でも、結婚は無理だろう


子供を作って産むことは出来ても、
私に旦那は出来ないだろう


ある一人の男が、
私を変えるかもしれない


それは、
嬉しい反面、怖い


私が私でなくなるわけだから


私はルイで、
ルイになりたくて、
もう明るい世界で
生きることはないのに、
明るい世界に今更戻りたいと思う


そんなの無理なのに


陽を浴びず、
月の明かりの下で
生きるつもりだったのに


人生なにがあるかわからない


いつかこんな私を愛して
結婚してくれる人は現れるのか


今がその分岐点なのかもしれない


わからない


多分私は幸せにはなれない


それだけはわかってる


むしろ幸せが何かわからない


幸せを忘れた私は、
これから何を考え、何を想い、
何に身を捧げ、
どうやって生きていくんだろう


ただわかることは
幸せになれないことと
骨を埋める場所が決まってること


あとはワカンナイ
前の記事へ 次の記事へ