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近況デスヨ


必死で原稿進めてます。必死でも進みは遅い。なので必死…っ!!!!!

先週、ロイエドオンリーでご本を買った後、佐伯さんを無理やり捕まえて一緒にお茶してもらって、楽しく過ごしてたのですが別れる頃には熱が再びorz。
仕方無く帰宅してまた数日間、熱と戦ってました。アホだアホすぎるよ自分…。

再録本の原稿なので、031は最後まで書いてサイトに乗っけないと!と思って進めてるのですが、日記に書くときとだだ打ちで書いてる時の文字数が若干違うので、どこで切ったらよいのやら。
また長かったり短かったりする文が投稿されますが、『うまくまとまらなかったんだな』と思って下さいorz。

それにしても、兄さんが大佐を大好きすぎる再録(仮)なので、シチュエーションが違っても、片思いの兄さんが大佐を賛美する文章を延々書いてます(笑)。
こうなったらどこまで書けるか自分との戦いです。脳内に兄さんを一匹召喚して、『大佐の何がいいのか』と問うと兄さんがかのろけてくれるので、頑張ってそれに追い付きます。
早く再録終わらせて謎解きセットも作りたいんだ!。意外と時間無くて焦ってます。頑張る…!!。

時間あったら、無配も考えたいし、ポスターもポップも作りたい。相変わらず楽しい妄想ばっかりです(*´`*)。
でも全部ロイエド関連てとこが一番幸せなんだなあ。楽しいなあロイエド。単行本もどこで買うかな。映画も楽しみだ。前売りについてくるエドワードストラップが早く見たいです。気になりすぎる。


コメントもありがとうございます。全て大切に楽しく読ませて貰ってます。レスにはちょっと時間かかりそうですごめんなさい。ほんと嬉しいです。ほんと活力です。

031十二段目続き



夜になったってオレのもやもやが消える事は無かった。根本が解決されてないんだから仕方ねえんだ。

今日の分の勉強も終わらせて、やっとベッドに横になる午前一時。暗い室内に眠気も増してくるが、それ以上に甘く邪な想像も湧いてくる。
昼間の仮定の続きだ。ロイさんが、実はもっと意地悪で腹の中で何を考えてるかわからないような人間だとしよう。こっちの気持ちにも気付いてて、焦らす言葉を投げては目の前で踊りまくるオレを見てほくそ笑む……考えれば考えるほど有り得ねえなって思ってるけど、今回はそういう設定で。ちょっと気に入ったのでこのまま進めてみたい。

目の前で見せ付けるようにネクタイなんか外しちゃって。オレの事見下ろして薄く笑みなんか浮かべちゃったりして。室内なのに何故か革靴なのはちょっとしたイメージです。眼鏡もいいね、理知的なあの人に似合わない訳が無い。

『おいで、エドワード』

おいでなんて言われて手招きされたら、悩む間もなく秒で飛んでくに決まってる。ロイさんは椅子にでも座って脚組んでて下さい。何故かオレはロイさんの足元にしゃがんでるイメージ。オレは貴方の愛の奴隷です!。さあ、なんなりと!。

『ほら、私の言った通りに』

『エドは私の事が好きなんだろう?』

『…そう、いい子だ』

意味深な言葉が幾つも過ぎる(言わせたいだけで、伴う具体的な動作までは考えてない)。筋張った大きな手が、オレの頬をゆっくりと撫でる。喉を撫で、耳を掠めて離れる。もっともっと触って欲しい。そしてオレもあんたに、

『私に…触れたいのかい?。悪い子だね、エドワード』

うわー!わあああ〜〜!。これはヤバイ。とんでもなくきた。勝手な妄想なのに威力が高すぎる。興奮で脚がぱたぱたする。色々考えてると加速して妄想が止まらない。連日のクーラー攻撃で冷えすぎた体も一気に熱を戻す威力だ。

想像じゃなくて本物のロイさんのあの手に触れたい。体にだって触りたいし、触って欲しい。オレの気持ちは本物だ。だって、相手は三十路のおっさんなのにこんな事まで考えられるんだから。
他の人じゃ駄目なんだ。やっぱりロイさんはオレにとって特別な人なんだ。

(あー、やべ…)

体に溜まる熱にごろりと寝返りを打って、内股を擦り合わせる。火照った体を収めるには方法は一つしかない。
男同士でどうやるのかは、興味本位で調べたからなんとなく知っている。女役はケツの穴に入れられるらしいが、皆が皆そういう事をしている訳でもないみたいで少しホッとした。想像力の逞しいオレでも、その上を遥かに越える行為は流石に怖い。
その他は普通に出来るような内容だった。主にお互いを触ったり舐めたり。気持ちの赴くままいちゃいちゃしてればそうなりそうだ。というかしたい。
ロイさんさえ良ければ、オレらは愛を育んだり確かめ合ったり出来るって事だ。そう、ロイさんさえ良ければ。それが一番の問題で根本なんだけどな。


オレの想像の『ちょっと意地悪なロイさん』は、とてもけしからんので暫く夜のお供になりそうだ。似合いすぎるしエロすぎる。そして大好きすぎる。今度、メールじゃなくて電話かけてみようかな。声聞いたらまたちょっと選択肢が増えるかもしれない。
まるで白馬に乗った王子様の如く清廉潔白なロイさん。それをアレンジして興奮してる変態のオレ。ロイさんだって男なんだから夜のオカズが当然必要な筈なのに、そんな素振りが見えない所が胡散臭く思えてきた。そうだ、不自然だ!。不自然に爽やかすぎるんだ!。若干言い掛かりに近いが、そういう言い訳をくっつけて妄想の中で一人好き勝手にやらかす。ロイさんもちょっとくらい変態だったらいいのにな。オレなら大抵は受け入れてやれると思うんだけど。でも、赤ちゃんプレイとスカ○ロは無理なので、やっぱり相談は大切だ。

ロイさんがちょっとだけ変態でありますように。今年の七夕にそう書けば良かったなあなんて考えてるうちに眠くなってしまった。性欲が睡魔に負けそう。どちらも気持ちがいいから困るんだ。
ああ、だめだ。ロイさんをオカズにするのはまた明日の楽しみだ。『言葉責めが似合う意地悪なロイさん』は、カテゴリーとしては『誘惑の女教師』とかと似通ってると気付いたが、オレの気持ちが萎える事は無かった。新たに新ジャンル、『ロイさんが教師、二人きりのドキドキ課外授業』というタイトルのレパートリーが増えたからだ。眠気と戦う頭の中は、思考が斜め向こうに飛んでいく。ロイさんなら軍人とかもエロくねえか?とか、訳のわからない所まで進んだ辺りでオレの意識はぷつりと途絶えた。





再録本にのる頃にはもちょっと変わってるとおもいます。
日記サイズに切れたらまた載せます!。

031十二段目




ロイさんって、どんな人なんだろう。

夏期講習の休み時間、席でぼんやりと外を眺めてる時に改めてそんな言葉が思い浮かんだ。
広い教室はクーラーがガンガンに効いて学生がほどほどに詰まっていて、休み時間の緩んだ間ですら勉強しなきゃいけないって空気が漂っている。ガラス窓一枚隔てた外は相変わらずの酷暑。強い日差しに刺されて焼かれて、アスファルトの上で真っ黒焦げになりそうな天気。どちらも今のオレの気分じゃないから、心は簡単に内側へと飛んでしまう。授業中じゃねえからそれくらいはいいよな。

もし手元にロイさんの写真とかプリクラがあったら、眺めてにやにや出来るのに。残念ながらまだ入手してないので記憶力に頼って脳裏に思い浮かべる。
地味だけど顔も整ってるし、スタイルもいい(この辺りは惚れた欲目だという自覚はある)。いや、身体的な特徴とかではなくて、性格ともちょっと違う。何というか正体というか本質というか。
サラリーマンで、一人暮らしで、年が三十くらいで、今は彼女居なくて、電車一本乗り換えたとこに住んでるらしくて、優しくて気遣いも出来て、話す言葉は丁寧で自分の事は『私』って言う。アイスクリームが凄く大好きなオレの可愛い人。思い付くまま上げてはみたが、知ってる事はまだ少ない。
どうやったらもっと相手を知ることが出来るんだろう。距離を縮めることが出来るんだろう。
ロイさんは自分の事をあまり話したがらない。アイス食べてる時も、オレばっかりが家族の事とか学校の事を喋ってる気がする。

こないだはちょっと恋愛観みたいな話題になってドキドキした。どんな子が好みかと聞かれたので『外見とか年齢は気にしない。優しくてアイスクリームが好きで、いつも一緒に居たいと思える人がいい』なんて清純派アイドルの模範解答みたいになったけど、全ての言葉がロイさんに向けられてたって気付いてくれたかな。
『いいね。私もそういう相手がいい』とか笑顔でしみじみ頷いてたけど、ちげーよ!。あんたの事だよ!。あんたはあんたと付き合う気かよ!って突っ込みたくなった。
ロイさんがロイさんと付き合ったら、オレはどこに行けばいいんだ。そんな幸せな合わせ鏡にはオレの居場所が見当たらない。いっそ二人の隙間に挟んでくれるなら両手に花だし、それはそれで天国だけど。いくら何でもそんなファンタジーは起こり得ないので検討にもならねえ。

あの人には警戒心も足りないと思うんだ。その辺歩いてる学生(オレ)に声をかけて、アイスクリームを買ってきて欲しいだなんて。しかも誘われたからと一緒にアイス食べてメルアド交換とかさ、もうちょい相手を牽制した方がいい。無邪気っつうか無防備すぎるんだ。
でも、そんな無防備さもいいんだよなあ。差し出したアイスをあーんって食べてくれるようになった所とか、本当に可愛すぎるんだ。ああやって懐いてくれたりするから、オレは調子に乗って恋い焦がれたり期待を膨らませたりする。

まさか、ロイさんはあれだろうか。魔性のなんたらとかいうやつだろうか。他人の好意を知りつつ、振り回して楽しむタイプとか。実はオレの気持ちも下心も全部お見通しで、くるくる回るオレの一挙一動を眺めて笑っているとか。
それも似合うなあ。目を細めて薄く唇を引いて、意地悪く笑ってもきっと格好いい。そんな顔で優しく命令されたら、きっと今のオレには抗えない。寧ろヤラシイ命令とかされてみたい。
でも、オレを相手にそんな事しても向こうに得が無いんだよ。美人なお姉さん相手の駆け引きとは天と地程も違う付き合いだし。オレみたいに目の前の餌に進んで飛びつく相手じゃ駆け引きも何もあったもんじゃねえしな。


短い休み時間はあっという間に終わって、次の授業が始まるチャイムが鳴っている。下らねえ妄想はそのくらいにしとけよ受験生!とばかりに鳴り響いてる。楽しい妄想が邪に流れる前に現実に帰ってきて良かったのかもしれない。妄想が広がりすぎたら授業どころじゃなくなる場合もある。

英語のテキストを鞄から取り出した。その代わりに現国のテキストと心のもやもやを詰めて鞄を閉じる。あと1時間半で帰れるんだからと最後の気合いを入れて、次に備えた。



後半に続く
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