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今週はイベント


ほんとに今週末がイベントなのかって信じられないです。ぽやんぽやんしてます。

新刊の予定は全く無いんですが、あと5日ばかしあるうちになんかできないかななんて悪い虫がそわそわしはじめてます。よしたらいいのに(私の中の冷静な私のコメント)。


写真はいちご兄さん。
お久しぶりです!二年くらいまえから描いてる、いちごに擬態していつか大佐に食べられたい性欲を持て余したキャラクターマスコットです!。
粘土こねていちご作ったので、兄さんも作ってみました。
そんな訳でいちごは全部粘土です。

兄さんをパフェっぽく飾りたくて小さな容器を買ってきたのですが、すぽっと収まってしまいクリームもフルーツも入れる隙間がありませんでしたとさ。

おててと足をつけなきゃな。イベントには持っていく予定です。

シティの配置来ました

10/4(日)コミックシティスパーク10
GBAはし56bで参加します。
うちの新刊は無いっぽい!。
お隣は海月庵様です!。


今日は生命の星、地球博物館に行ってきました。
企画展の「生き物を描く〜サイエンスのための細密描画〜」がどうしても見たくて、夏から計画を立てていました。やっと行けた!。

地球博物館は新しくてきれいで、エントランスの空を描いたドームからして美しい。その空を飛ぶプテラノドンの骨格模型!。

我慢できなくて先に企画展を見ました。
去年くらいからアンティークの図版を手に入れて飾るようになり、博物画というジャンルに強く興味が沸きました。いろいろ調べたり本を読んだりしているのでこういった展示はどストライクで嬉しいかぎり。

まず原寸で描けるものは原寸できっちり計って描いてあって、その密度がとんでもない。
色の付け方。細部の書き込み。伴う線の細さ…印刷に出したら全て再現なんか出来ないくらいの情報量。本物が見れて良かった。これは見なければわからない。
小さいものを拡大して描くのもすごいですね。実体顕微鏡を使いながらディテールを拾っていって…。それをまとめるのは最終的に人の判断ですから。用途によっていろいろ違う。

クロモリトグラフの原盤も初めて見た!でかい!重い!なんで真四角でないんだろう。ドイツ人だしきっちり切手そうなのに。岩ですよ岩。あれで擦ってるんですね。なのに多色刷りはほぼ印刷ズレもないような図版を見ます。ドイツ人すごい。
先日は1800年代の末くらいにイギリスで発行された図版の一部を買ったのですが、刷りはドイツに任せた本との事でした。
ドイツ人すごい(小並感)。

なんかさ、すごい技術で印刷して高い絵とか売ってるじゃないですか。この展示に出されていたエビやチョウの図版を作って博物館で売って欲しいと思った。
売ればいいのに。数万しても絶対に需要あるよ。


博物館の常設展もすごかった。でもまた次の日記に。

相変わらず


相変わらず鉱物は集めていて、カナダ産のジプサム(対角線で蛍光するやつ)が欲しくて探してます。出会えるかはタイミングなんだよね。

先日もまたミネラルイベントでちょっと漁ってきた。さすがに何年も集めてると熱も落ち着いてきまして、うわあどうしてもこれ今買わねば死んでしまう!というのは無くなってきた。でもずっと探してるものはある。
気が長いので、出会えるまで探します。金に糸目はつけん!みたいな買い物とはほど遠い安物買いがメインのため、お財布と相談して見送りも多い。

今回は人工水晶の標本が買えてすごく嬉しい。水晶振動子もついてる素敵セットでした。
あとまたイリスアゲートも。たまたま手にしたら虹が出たので、ご縁かなと思って。

毎度の事ですが、顔見知りになったお店にご挨拶。何が入るとか情報がいただけたり。コミュニケーションは大事。
でも最近、ミネラルイベントの数が増えたので石の話題が少なくて、各家庭の事情とかを相談されて帰ってきたりする(笑)なんでそうなったんだ…。

今回も国産水晶を買いました。小さいけれど角閃石がきれいな水晶。手持ちの石が順調に地味になっていくよ。


そうそう、夏の忘れ物で、電車で再会した兄さんがちょっと日焼けしてるのは、借りたハンカチを返そうと会えるかわからないマスタングさんを探して、美術館の中庭に通ったからです。
残念ながらマスタングさんは1日しか美術館に行きませんでしたが、兄さんには何の手がかりもないので待ち伏せ作戦くらいしか。失敗してましたが。

電車での移動中はつい携帯いじっちゃうけど、無ければ無いでどうにでもなる。だけどやっぱり手元にあったらいじっちゃう。
手元に無いときにぼんやりしたりとか、顔を上げて周囲を見たりとか、そんな時に出会いがあったらいいなと。
日常生活の中で、出会いは紙一重のところに存在してるってのいいなあと。

そんな気持ちで書きましたがすっかり夏が終わりな感じですね。
もっと忘れ物してもいいんだよ!夏!!。

台風すごかった

スライムがあらわれた!
しかしハルキは店に入れない!
ドラクエローソン混みすぎ!


すごい台風が抜けた関東地方ですが、今日も雨でした。
うちの裏の急な坂はずっと川でした。ざぶざぶ流れっぱなしでしたよ。
23区内でも土砂崩れの避難警報が出たりして。しかもわりかし近い、というかよく知った場所もあって、言われてみると崩れそうな崖とか急な坂とかある立地だと思い返して心配になったり。
港区、目黒区、品川区なんかはとにかく坂が多いんですよ。タモリさんが喜ぶくらい。坂道学会の本見ながら、結構知ってるななんて家族と話題にできるくらい。
坂ってそれぞれ名前ついてるじゃないですか。だから近所とかの話になると、道の名前じゃなくて坂の名前が出てくる。日吉坂とか権の助坂とかざくろ坂とか…。なべころ坂なんて名前の場所もあるんですよ。すごい名前だなといつも思う(笑)。
坂がある生活がデフォルトなので、どこまでも平らで真っ直ぐ続く道とか道路を見ると、漫画みたい…!ってちょっとうれしくなります。

今日は一日中、大変なニュースを見ながら胸が痛かったです。ご無事でありますようにとか、家が流されてしまった方とか文字通り何もかも無くなってしまった訳で。
何にも出来ないけど、とりあえず募金しに行こうと思います。

夏の忘れ物の感想など、ありがとうございます!。
それこそ導入部分だけのオチなんてない短文ですが、現パロロイエドはどうやって知り合うかを考えるのが一番楽しい!。
もちろん先生と生徒とか、隣に住んでるとか繋がりがあるのも良いんですが、サラリーマン×学生のロイエドが好きなので(笑)どうやって出会わせたいかなーなんて考えてニヤニヤします。

妄想が楽しいのはいつものことなんですが、スパークの原稿が一向に決まらない。進まないじゃなくて、決まらない。何をするか決まらない…

とりあえず月見バーガー食べねば。

夏の忘れ物3



夏にあったささやかな思い出話。交わる機会の無い世代との接触は未知の色をしていた。
私は夏に多くを期待しすぎているんだ。
自分が夏休みの当事者だった時だって、特に何もなかったじゃないか。その時々に付き合っていた彼女とデートしたりは普通にしたし、それなりに楽しかった気もするのだが、私の中での「夏」はイメージにより年々ハードルが上がりすぎた。今では遥か頭上で手さえ届かない。

「あのー」
かけられる声と共に、つん。と腕をつつかれて、声をかけられているのは私だと間違い無く認識する。振り向くと、金色の小さな頭。小柄な学生が私を見上げている。
「君…」
「やっぱりそうだ。美術館でソフトクリーム食べてたのあんただろ?」
目の前には先日の少年が制服を着て、こちらに笑いかけている。
「もしかして、あの時の人かなって」
白い肌は少し日焼けをしただろうか。滑舌が良く、ちょっと乱暴な話し方は間違いなく彼だ。
「すごい偶然だ、気がつかなかった。シャツのシミは落ちた?」
「まあなんとかした。それよりさ、ハンカチ借りたままなんだけど」
「ああ。あれはそのまま使ってくれれば良いよ」
「そういう訳にもいかねえよ」
白いシャツにネクタイ。学校指定の重そうな鞄を担ぐ。幾つくらいなんだろう。中学生…といった所かな、小柄だが言葉がしっかりしていて判断が難しい。
「ハンカチ返すから、連絡先…あー、今日さ、スマホ置いてきちまったんだ。暇で車内見渡してて、だからあんたに気付けたんだけど」
「偶然は重なるものだな。実は私もなんだ。手が空いたからこちら側へ来た。いつもはあの辺で…」
駅に着くアナウンスに、少年は、あ。と声を上げる。
「なあ。明日もこの電車に乗る?」
「毎日この時間だよ」
「えーじゃあ何で気がつかなかったんだろ。明日ハンカチ持って来るよ」
「いいのに」
「じゃあ明日!絶対だからな!」
少年は開いたドアから飛び出して、人の流れに紛れてすぐに見えなくなってしまった。金色の尻尾が翻って、光の筋を残す。
短時間の内に繰り広げられた再会劇を、逃げ場の無い周囲が聞いていただろうかと意識して急に恥ずかしくなる。
あの時の少年にまた会えるなんて。たまには携帯から離れてみるのも良いかもな。なんて悠長な事を考えながら、明日の約束が楽しみで私の心は浮き足立っていた。

慌ただしい彼との再会は残暑といったところか。諦めたはずの夏の余韻が、今年は少しだけ続く。





出会いが一番楽しいよね、という事で、おしまい
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