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星が輝いて見えるのは、つかめないからだ。けれどもそれじゃあ何もできないのかというとそういうわけではなく、人々は絵を描いたり、言葉を並べたり、写真をとったりして、そのきらめきを、それを目にした時の自分の涙を、誰かに伝えようとした。結果的にそれは、ひとつの星を手に入れるよりもより豊かな彩りを、この世界に生み出した。あなたの住むその星の青さだって、きっといつか誰かにあなたの物語を語るときの、絵の具のひとつに必ずなる。

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区切られた世界ではどうしても気になっていたことが、大空の下で風をあびながら息を吸いこんだ途端に、ささいなことだと思えた瞬間を経験した人は多いと思います。体の状態ひとつで中身が振りまわされてしまうのです。それならば、それを利用しない手はありません。清潔、体のどこかを動かすこと、自分を閉じこめないこと。大事なのは他人の都合やあなたのスペックではなく、流れを淀ませないことです。

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心の道を造りたい時に、びっくりするようなことが起こる時もある。君が思っているよりもずっと強い意思を君は持っている。立ちどまって霧の向こうを見ようとする意志をもつだけで、不本意な出来事をさけられる時もある。君の意識をなるべく無色透明にしておくだけでよい。

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音は大切だ。がちゃがちゃした音を浴びつづけると、自分でも気づかないうちに疲れがたまっていたりする。これは聴こえる音も聴こえない音も同じ。無音の時間を意識的につくって、たまってしまったがちゃがちゃが沁みだしていくのを待つ。きれいな音が入ってくるのはそれから。

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心が息苦しいと感じる時にやってみること。換気をする。きれいな水を飲む。自然の多いところに行く。ストレッチや軽い運動。頭の中にあるものを書き出してみる。何もしない時間をつくる。レモンやグリーンなど、自然で爽やかな香りをかぐ。少し眠る。美しいメロディーを口ずさんでみる。水の流れる音を聴く。鳥のさえずりを聴く。外の土や、緑に触れてみる。果物やトマトを食べる。目を閉じる。深呼吸。体をきれいにする。洗濯して掃除をする。料理でも物でも音楽でも、何かひとつ自分で作ってみる。
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