空色のけもの 3〜『箱庭の中で金褐色の花が咲く』27
お久しぶりです。
実に3年ぶりの再開です。
長らくお待たせして、申し訳ございません。
まずはミリアムの物語を、年内には完結したいと思います。
その後は、『暗闇でダンス』と『まほろば死街譚』を交互に(リンクしてますので)
体調も状況も万全ではありませんが、物語を綴る事を諦めた訳ではありません。
ゆっくりと確実に動きだそうと思います。
またお付き合い下さると幸いです。
月乃みと 拝
2013-11-10 16:59
暗闇でダンス 第4部ー76
空色のけもの 3〜『箱庭の中で金褐色の花が咲く』26
この二つの話はリンクしています。
ここで示されるキーワードは、“リタの母親”
リタはミリアムと同じように、ヴァシュアの血を1/4受け継いでいます。
空色のけもの 2〜『約束の地で縁(えにし)を切る』1〜「ヴァシュアの血は、三代目になると急に薄くなる事が分かったんだ。だからリタは普通の人間の寿命しかない」(ハモン)
空色のけもの 3〜『箱庭の中で金褐色の花が咲く』19〜「私達、ヴァシュアの血は引いてるけど、中身は殆ど人間だもの」(リタ)
すなわち、リタは両親のどちらかがヴァシュアのダンピールなのです。
アントニー・ロイが父親なら母親がダンピールで、“D”が母親なら父親がダンピールという事になります。
アントニーと“D”が両親である事は有り得ませんよね。
リタの母親は誰なのか。
それは物語のラスト一一リタの誕生により明かされます。
それまで少々……いや、このペースだとかなりお待たせする事になります(申し訳ないっ)
2010-8-14 14:11
本日アップした
サイドストーリー短編 『斑髪』〜ダイアン は、1年前に書き始めたものです。
完成するのに、随分時間がかかったものですが、この度晴れて公開となりました。
ダイアンは『暗闇でダンス』のもうひとりの主人公です。
もちろん、本当の主人公はソニアなのですが、ダイアンの歩んだ人生は、この物語の主軸でもあるのです。
物語のイメージは“月と蝶”
ソニアが蝶でダイアンは月。
ふたりのヒロインが紡ぎ出す物語なのです。
今回のサイドストーリーに登場した“あなた”とは、皆様の想像通りの人物です。ダイアンには数人の求婚者が現れますが、彼女の心がぶれる事はありません。
一途な女性ダイアン。
そのダイアンが一番恐れるのは一一。
“裏切り”
父親の裏切りにより、大好きな母親の心は傷つきました。それによってまた、ダイアンも深く傷ついたのです。
その傷を癒してくれたのが、“彼”一一。
裏切りの予感は、ダイアンを不安に陥れます。
信じたい一一。
縋るようなダイアンの想い一一。
ダイアンと“彼”の行く末は、これからの物語で語られます。
早く進めろって(笑)
今回、イメージイラストを描いて下さっている風兎さんのダイアンのイラストから、ドレスの色を拝借しました。
ダイアンのイメージ・カラーは“薄紫”に決定です。
ドレスの詳細もご提示してもらってますので、本編(ひょっとしたら『空色のけもの』でも)でお目見えします。
風兎様
素敵なイラスト共々、ありがとうございます。
2010-2-14 19:44
怒涛の記事更新で、頭が空色ワールドに染まった作者です。
本年はなかなか更新が出来ずに苦しい1年でした。
そんな私を見捨てずに、ご訪問下さった皆様に、心より感謝致します。
昨日から連続更新の『空色のけもの』第3話〜箱庭の中で金褐色の花が咲く〜
連続更新に合わせて、沢山のアクセス並びに拍手を頂いています。
風兎さま、コメントありがとうございます(私信)
アクセスのもの凄く多いサイトに比べたら微々たるものですが、このサイトにしたら大変なものです。
ありがとうございます。
何とか休みの間に完結したいのですが、書いてる内にどんどん長くなってしまい、終わらなそうな予感(汗
ミリアムとピートの物語は如何でしょうか。
ミリアムは女性版ジェルミナです。そしてピートは男性版ソニア。
二人の恋物語を紡ぐのは、とても楽しいです。
歴史には残っていない、三代目総督ミリアム・ガイナンの夫ピート・リットン。
ミリアムの代で世界は安定します。その業績を支えたのは、この影の夫の存在だったのです。
ぎこちないけど真っ直ぐで一途な二人の恋物語を、どうぞ引き続きお楽しみ下さいね。
ヴァシュア年代記をお読みになって下さる方々へ。
本年は大変お世話になりました。
来年は少しでも先に進み、皆様にお楽しみ頂けるように努力する所存です。
どうぞ宜しくお願い致します。
それでは、よいお年を!
【追記】
FF13、クリアしました(娘が)
60時間の映画を観た気分です。
エンディングには賛否両論あるみたいですが(どちらかというと、否が多いかな)、私は満足しました。
雛チョコボ、可愛い!
2009-12-31 23:30
『沈黙空域の彼方へ』が始動して、4つの物語が揃いました。
『暗闇でダンス』では様々な愛の形(ラブロマンス)
『空色のけもの』では人間ドラマ(ロード・ストーリー)
『まほろば死街譚』では冒険アクション。
『沈黙空域の彼方へ』ではスペースオペラ(スペース・ランナウェイ)
厚かましくも、それぞれの物語で目指しているジャンルです。
総合的に見ると、【ヴァシュア年代記】は人類の未来史です。数多の作家が様々な未来史を描いてきましたが、これは私なりの人類が到達する未来史なのです。
母星を離れた人類一一同じく母星を離れた“ヴァシュア”という謎の種族との関わりは、人類をどのような未来へ導くのか。
『沈黙空域の彼方へ』の終幕で、アルフォンス・バーナーズはどんな未来を見るのか。
それは人類にとって、幸せな未来なのか。
或いは……。
今のところ、作者の私にも定かではないのですが(笑)
理想はアイザック・アシモフの未来史の『ファウンデーションと地球』のラスト。
ある人物の登場にビックリみたいな(あれには本当にビックリしたぁ)
大まかな骨組みはありますし、大体のラストも思い描いてはいますが、それぞれの物語の展開次第では、大きく変わる可能性もあります。
作者にも予想不可能なラスト。
いつお目見えするのかなぁ(∋_∈)
忙しさにかまけて、更新が大幅に遅れております。本当に申し訳ございません。
予定は未定状態になってしまい、思い通りには進みません。
でも書く気は満々ですので、今暫くお待ち下さいませ。
作者 月乃みと
2009-9-27 22:17