外に出ないのが「感覚の過敏さが問題だ」と言われてホッとした。
よく考えれば生まれつき過敏さを持っていて、赤ちゃんの時から親のくしゃみで起きてギャン泣きしていたらしい
過敏ということは、それだけストレスになりやすくて、疲れやすいということ。
これは自閉スペクトラムの特性からだろうけど
ちょっとした行事も
ちょっとした発表会も
私にとっては準備をすること自体が非日常で、日常と離れたことをしている、その状況、周りの動きも変わってくる。
そのちょっとした変化も適応しづらくて、しんどくて、発表会をむかえたころには疲弊しきって当日休むなんてことが多々あった。
(親に「音楽会や習い事の発表会、もっと見たかったんだよー!」と何度も言われて再認識)
人前に出ることをとんでもなく嫌っていたから習い事や部活をやめるくらい。
(人に見られたい意味がわからない、吐きそう。ひっそり自分が納得いくレベルにもっていけたらいいじゃん。)
という考えだから、発表会が必要なものはことごとくやめてきた。
ホロスコープ的にも蠍(さそり)座に天体集中している人は「目立つことが嫌い」らしいから、そういうことも関係していたのだろうけど。
…話が逸れた。
毎日刺激だらけの中で生きるのは疲れる。
しんどい。
そんな中で「頑張りたくてもできない」
「やりたいのにできない」
「興味があるのにできない」
「しんどいなら無理できない」
だんだん「自分はできない」
「動くことができない」
という思考に変わっていった気がする。
二十数年かけて培われてきたものだから簡単じゃないのかも。
ヒーリングをしてもらった方に
「もう自由にやりたいことやっていいんだよ」と言われて嬉しかったのだけど
まず「やりたいことをどうやればやれるようになるのかわからない」という壁にぶち当たっている。
さっそくすぎる。
飼育放棄や虐待、多頭飼育崩壊でゲージに入れられ続けて散歩もしたことのない犬が、「室内を自由にあるいていいんだよ」と解き放たれてもその場をウロウロするだけで
「経験がないからどう動いていいかわからない」という状況になる。
それと同じ。
外に出たい、と思って
遊びたい、と思っても
遊ぶって何をしたらいいのか知らない
もうみんな大人になっているから
「一緒に遊ぼう」と言う年齢でもない
そもそも
遊ぶ=外に出る=とんでもなく疲れること
という意識が根強くあるものだから、
自分が楽しめる遊びが少なすぎて
経験が少なすぎて
何をすればいいのか。
何から手をつけていいのか。
感覚が馴染むのが2週間くらいと言われたけど、その気持ちや考えのブロックを解除できないと動きにくいなぁと。
時間をかけてでもできるようになると思うけど。
みんななんのために外に出るんだろう
外に出てどんな利益があるんだろう