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ねむい。あたたたかい。


本日、あんまりにもあったかくて、眠さ爆発。いかんのうねむいのう(´`)。
夜になってもあたたかい関東。今もあったかくてびっくりします。

久しぶりに黒猫大佐を書きためました。だから眠いんですが(笑)。一気に上げようかとも思いましたが、推敲しながら日記に上げようかなと。今回書き貯めた分にはエロないし!。
黒猫大佐はもうオチが決まっているので、書いてて楽です。間は埋めるように小ネタを書けるので、うっかりながくなるぞお楽しいぞお。でも最後も書きたいぞお。

ゲーム「ラストウインドゥ」も佳境です。もう最後なんだなと思うと、終わらせられない(笑)。このシリーズは雰囲気がいいです。
これ終わらせたら、やり直しだけど「花と太陽と雨と」がやりたくなった。違うベクトルだけど独特の雰囲気があって、これも素晴らしいゲーム。ちょっと人を選ぶが、私はすき。

画像は母上からもらったクリップ。ひとがたの上に肌色(笑)気持ち悪い(笑)(笑)。文房具はどんだけあっても楽しい(*´`*)。

君に黄色のねこじゃらし・8

※お久しぶりの大佐猫化パラレル。7は妄想文に上げた分岐のある話です。なのでこれは8。




アルと大佐が、二人で公園に行くようになった。大佐の行動パターンが読めてきたので、付き添いは一人でも平気だろうという結論になった。しかし相変わらず手を繋ぐ事は変わらない。大佐も楽しそうに繋いでいる。
散歩して、公園の野良猫と遊んで、翌朝に食べるパンを買って帰ってくる。子供の声で良く喋る鎧姿と無口な大人の男が手を繋いでお使いしている絵面は、ちょっと不思議に見えるかもしれない。
でも、このセントラルの街はいろいろな地域から様々な人が集まる為か、わざわざ突っ込んでくる人も居ない。来る者拒まず去る者追わず。その距離感は田舎とは違った優しさがある。今の俺ら兄弟にはありがたい街だ。


「ただいまー!。ほら、大佐もただいまってして!」

今日は二人して機嫌良く帰って来た。多分、いつもは来ない黒茶ブチの猫が来たとか、そんな程度だろうと思って特に聞きもしなかった。そんな自分を、俺は後で恨むことになる。


夜になり、ベッドに潜った俺は肌に感じるじゃわりとした違和感に声を上げた。

「ぎゃっ!!」

ざわざわしてじゃりじゃりした感触は、ぴったりの表現が見つからない気持ち悪さ。油断していた所になんたる仕打ち!。
夕飯をたらふく食って、のんびり風呂に入って、後は暖かなベッドに潜って眠るだけ。しかも慣れた場所でだ。油断していない方がおかしいと言いたい。
みっともなく叫んで飛び跳ねた俺は、毛布を勢い良く捲った。シーツの上には黄色い毛虫のようなものがいくつもくしゃくしゃになって、散らばっている。

「なんじゃこりゃあああ!」
「どうしたの?兄さん」

俺の大きな声に、アルが寝室までやって来た。ベッドを覗き込んで、気まずそうにする。

「…あー、多分それ大佐だ…」

その言葉を聞いて、俺は反射的に部屋を飛び出し、階段を駆け降りる。

「何しやがるんだクソたいさあああ!」

リビングでコーヒーを飲んでいた大佐は、びっくりしてこっちを凝視する。

「てめえ、猫だと思って手加減してやってるけどな、限度ってもんがあるんだぞ!!」

勢いと声に驚いて、カップを握ったままソファーの陰に隠れてこっちを見ている。黒い耳がぴんとこちらを向いていて、警戒と緊張が伝わって来る。

しかし俺は、その勢いのまま大佐をリビングから荒っぽく追い出した。ここへ来た夜のようにソファーに毛布を被せて潜り込む。睡眠の邪魔をしようなんて奴は、何人たりとも許さない。
何時までも収まらない怒りを、睡魔でくるんでどうにか落ち着かせようとする。相手も驚いたかもしれないが、これくらいして当然だ。大佐は自業自得だ。じゃわじゃわのベッドで一人寂しく寝たらいい。そう考えながら、違和感のない柔らかな毛布の中で深呼吸を繰り返した。





明日に続く。
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