相変わらず、職場ではどう在ればいいのか分からず、右往左往しています。
ただ、できることをするだけ。
職場内の和気藹々をした雰囲気を壊さないように努めています。
こういうの苦手だから、目を背けたくなる。
いちばん自分が楽で簡単にできる方法は自分がいなくなることだと思うと、逃げ出したくなるけど。
そして、職場の人たちの見る目も少し変わった。
この間、父の日だからとお土産を買いに駅のほうまで出かけたときの話なんですが。
帰りに配達用のダンボールを買いにホームセンターに寄ろうとして、自転車から降りてついてたときに
見知らぬ男性に道を尋ねられ、聞き覚えがなかったので「地元の者じゃないので、わかりません。すいません」 と正直に話したところ
なんだか思いのほかそれに喰いついてきて、少し話をしました。
大阪のおばちゃんみたいな感覚かと思って話してたら、いきなり肩に腕を回してきて、「ご飯食べに行こう」と言われ、パニックに。
必死に、でも怖くて怖くて。逆撫でしないように断りました。
始めに行こうと言われた場所が近かったので、(目を離した隙に走って逃げよう)と思ってたら、ほぼ引きずられているようにタクシーに乗せられて。
運転手さんもグルなんじゃないかと思うぐらい、車内でも断り続けても走り続けて…。
最初に言ったところとはどんどん離れていった。でも車内でもずっと手を握ってくるし怖くて「助けてください」の一言が言えなかった。
ついたお店で、相手の態度も変わり始めてきていよいよ震えてきて、
苦手な食べ物を素知らぬ顔で食べて。
店を出てもタクシーを呼ぶ気配がなかったので自分で呼ぼうとしたら止められて、
あの店の前まで歩こうと言われたあと、首根っこをガッチリと掴まれて半ば強引に歩かされた。
いよいよ殺されるんじゃないかなと思って喋れずにいたら、
「経験するか」と言われて、やっと初めてこのとき、(この人始めからこういう目的で近づいてきたんだ)と、認識した。
どんな女でも良かったにしても趣味悪いなこの人、と思いながら何度も言われても何度も断ったら、「結婚しよう」と言われ
この人のメンタルやばいとまた怖くなってきた。
で。ようやくタクシー呼んでくれたと思ったら、駅までと言わず「この道をまっすぐ行ってください」と言い出したもんだから「○○駅まで!」と言った。精一杯の勇気だった。
そして、駅に帰ることができました。
電話番号と次にいつ会えるのか聞かれましたが濁しまくりました。
ようやく一人になったとき、恐怖が遅れるように一気にやってきたのと、ようやく解放された安堵と、苦手なものを大量に食べた気持ち悪さで、自転車をこげなくなって道の真ん中で泣き出してしまった。
折りたたみ自転車だったのでタクシーに積んでもらい、家に帰った。
あとになって、「あの時ああしてればよかった」って思いつくことが多々あるけど…。
こういう展開を見ると「ついていくほうも悪い」と思ってたのに、いざ自分がその立場に立つと怖くてどうしたらいいのか分かりませんでした。
次の日も普通に仕事だったので、仕事に行きました。
仕事中、「昨日ちゃんとお土産買いにいけましたか?」と上司に話しかけられて
吐き出したかった思いで何があったのか話しました。
ただ、あんまり暗く言うと心配させてしまうのでそこは気をつけながら…。
そしたら、衝撃を受けたような顔をして思いのほか心配してくれて、夜に電話をかけてくれました。
「今度何かあったらこの電話番号にかけなさい」と言ってくれてまた泣きました。
また違う先輩に、「○○(苗字)さんって変な男に引っかかりそうだよねー」と言われ
もしかして上司が言ったのかな?その話を何気なくふってきてるのかな?と思って「そうなんですよ」 と答えたら、上司は言ってなくて食い違ってました。
ただ、前にも別の研修会に参加したときある人が「俺のことご主人様かお兄ちゃんって言って」とか言われたり触ってきたことがあって、それを先輩が知ってるから、蒸し返しただけっぽい。
その先輩にも上司と同じこと話したら、すごく心配してくれて、ありがたいなーと感動しました。
ここまでは嬉しかったんですけど。その場だけでした。
昨日と今日で、学術会があって、地方の同じ職種の方たちと一緒に飲む機会がありました。
いろんな方に挨拶をするのは大変だったけれど…新人研修会で仲良くなった女の子2人にまた会えて、とても楽しかったのですが…。
一次会のあと、一旦大広間を出ようとしたとき、その元気づけてくれた上司が、「以前自分が働いていたところに今も努めている、君と年の近い男の子が君のことを気になるといってるので、ラインでも交換したら?」と言われて
「さすがに今、この間のこともあって、男の人とは…」って内心は引き笑いで、笑いながら断ったら
「恋愛なんて間違いから始まるものですよ、この間のことまだ引きずってるんですか」と言われて。
なんか、今度は私が驚いた。そりゃ、あなたからしたら、他人事だから、大したことないんだと思うけど。そのあとその人を紹介されて、「ふたりは気が合うと思いますよ」と妙な持ち上げをしてきたので、「ははは〜…」と笑いながら逃げた。
二次会で十数名で集まっていたところに、先輩に呼ばれて参加しに行ったら、私の話し方とかこのアニメ声が、他の職場の人たちに気に入ってもらえて(これは嬉しいんだけど…)
そこでその先輩が、「この子、この間は知らない人に首根っこ掴まれて〜連れて行かれたんすよお。悪い男に引っかかりやすいんですよー」と言い出して、さぁーと血の気が引いた。
言わなくてもいいじゃん。言わなくてもいいじゃん。これでいっぱいだった。
もうひとり先輩がそこにいたけど、「そうなんすよ〜この子!」って笑ってたし。
酒の席とは言え、そんなに笑う話なのかな?それとも、そんなに私のこと嫌いなのかな?
その場に、例の私ことが気になると言ってた人もいたので早々に退場したかったけど、なかなかタイミングを見出せず。
でも全く話しかけられはしないし、私も別に話しかけたりしないし。やっぱり上司の聞き間違いじゃないかなと思ってました。
「この間のときの人と違って、真面目で不器用な子ですよ」と事前に言われてたけど、特に気にしてなかった。
でも、結局は心にぐさりとくる言葉を言われ(「声を聞いたら殴りたくなる」とか「ゲーム課金するやつはくそ」みたいな)
なんだかもう誰を何を信じて良いのか分からず、部屋に帰ってもモヤモヤしながら眠りました。
いつか、「君は男の人にトラウマを植えつけられてばかりだねえ」と言われたことがあるのですが、全く持って、その通りだと思います。
こういうのは自分がいちばん悪いのだけれど、なんだか、どうしたらいいか、分かりにくいです。
誰にも相談できない、しちゃいけない、しないほうがいい。ああ私って独りなんだな。とぼんやりしています。
わかんない。心配してくれたと思ってたら、ネタにしてきたり大人数の前で言ったり。
心配してくれてたのが演技だとしたら、ずるいよ。
乱雑で長いのに、ここまで読んでくださってありがとうございました。