スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

サヴァイヴ

近藤史恵さんの、ロードバイクシリーズ
三作目を読み終わり〜。



中盤でサヴァイヴってどんな意味だっけなって
調べて、納得。ふむむむ。

今までのサクリファイス、エデンに続いた
未来の話と、それ以前の過去のお話
色々つまった短編集でした

石尾と赤城の過去編が、すきだな〜

サクリファイスでの石尾の立ち位置ってか
キャラ付けがどんなだったか
覚えてなくて、いまたまらなく
サクリファイスが読みたい。笑

エデンのあとの誓の話もあったけど
その話は…あんましすきじゃなかった〜!

せっかくロードレース中の描写とか
素晴らしいんだから
もうちょっと爽やか度強めの話が
一つくらいあってもよかったと思う笑。

全体的にやりきれない感じだった笑

でも伊庭の話とかもよかったかな




生きてさえいれば希望は潰えることはない。たとえ、それが頼りなく弱い光であっても。





とりあえずまあ、そのうち
キアズマも読もうと思う。笑

エデン

近藤史恵さん、
サクリファイスの続編のエデンを
読みました〜。




サクリファイスを読んだあと、
読みたいと思っていたんだけど
タイミングを逃してしまっていた作品。

サクリファイス読んだのも
2年前でちょっと忘れてたから
図書館で後半だけ読み直しといたんだけど笑


まあエデン単体でもふつうに楽しめる
物語だったと思う。


サクリファイスの三年後の世界のお話で
舞台はツール・ド・フランスていう
ロードバイクの世界最高峰の大会。

ん〜。面白かった。。さすが。
ロードバイクなんてこれっっっぽっちも
興味はないんだけど、
読んでてつまらないなんてことは
これっっっぽっちもなかったし、
そういうものなんだな〜って
理解できてすんなり読めた。

前回もそうだったと思うけど、
なんで日本ではマイナーでちっとも
知らないはずのスポーツのお話なのに
こんなに引き込まれてしまうんだろうかー


ただ今回はフランス人とか
スペイン人とかイタリア人とか
いろんな国のひとが出てくる分
カタカナの名前(人名やら地名やらチーム名)
が多くて、そのへんはちょっと…
覚えるの苦労したかな
どの名前のひとが優勝候補だ?とか、
チーム名なのかひとの名前なのか?とか
スポーツ用語なのかひとの名前なのかとか笑


そして個人的には
サクリファイスのほうが好きだったかな〜
ミステリー要素が減ったぶん
ふつうのスポーツ小説に近いんだろうけど
それにしては気持ちよくはないと言うか。

ただの爽やかなスポーツ小説でもなく
けどそれほど大きな謎を解くでもなく

でもたしかにロードバイクにたいする
登場人物たちの熱い思いは込められてて
わたしは誓(主人公)のストイック(とは少し違うのかもしれないけど)な姿勢に好感が持てたし
面白かった!読んでよかった。

前作は、越えないけど笑

ロードバイクシリーズは、さらに
サヴァィヴも借りてるから読むの楽しみー!

サクリファイス

話題:本の感想

ちょっと二回連続話題書き。


これは昨日?おととい?
読み始めて、今日途中から読んだら
一気に止まらなくなった。




近藤史恵さんの単行本を読むのは
はじめてなんだけど、前に読んだ
シティマラソンズという本が

三浦しをんさん
あさのあつこさん
近藤史恵さん

というお三方の短編集だったので
いちおう近藤さんの文章は読んだことがあった。

そしてそのとき好きだなと思ったので
また読も!と思っていたら
あっっっっっという間に時は過ぎ…


一年半以上間が空いてました。
ビックリ。


でも確かに前に読んだ
近藤さんの書いた話なんて
これっぽっちも覚えてないよw


でも、今回のサクリファイス!!
これは本当に面白かった。
本屋大賞で二位だった作品で、
「近藤史恵 おすすめ」とかで
検索すると絶対出てくる作品。

そのせいでハードルが上がりすぎて
期待以上じゃなかったって思う人も
いるんだろうけど、
初めて近藤史恵さんの作品読む人が
サクリファイス読んだら
これはイイ!!!と思うんじゃなかろうか。

ロードバイクのお話で
わたしは自転車にも乗れないのに
自転車の話の小説読んじゃってるよw
とか思ってたんだけど
読んでるとロードバイクが
どんなものなのかすぐわかるし、
走ってるときの描写の爽快感とかは
すごくよかったし、すごく魅力的だった!

心拍が上がる感じと、苦しさ、
でももっともっと…って思うあの感じ。

自分が走ってるみたいな感覚になる。

自転車乗れないんだけどねww

そしてエースが勝つために
仲間がアシストする。
自分が勝てなくてもエースの為に
自分を切り捨てる。

そのための駆け引きも見てて
ドキドキしたし、とにかく
究極のチームプレイだと思った!


でもただのスポーツ小説じゃないし
青春小説でもない。


わたしは辻村深月さんが好きで
それなら近藤さんもおすすめってのを見て、
てことは辻村さんと何か通ずるものが
あるんだろうなとは思いながら読んでた。

=どんでん返し系ね。


で、あれもこれも伏線っぽいな!
とは思ったの!
でもまさかそうなるとは・・・。
二転、三転、、、

本当にひっくり返された。
すごく面白かったし涙出そうになった。



そして読後に
サクリファイスの意味を調べたとき
感動すらしてしまったよ…

この作品にぴったりなタイトル。


真相がわかった時は本当に
悲しいようなせつないような
あったかいような気持ちになりました。

そんな気持ちを追記にさらにぶつけますよ

※完全なるネタバレなので
未読の方はスルーで……








続きを読む

シティ・マラソンズ

話題:本の感想


おはようございまーす

いつもは昼前まで起きられないのに
「朝マック買ってくるね」の一言で
8時に起きられるなんて…
なんて単純… 恥ずかしいわww


でもソーセージマフィンめちゃくちゃ
おいしい(*´ω`*)




そして読みましたこの本。



「いつか、今頑張ったことに感謝する日がくるから」





3作家のオムニバス。
テーマはマラソン!
ニューヨーク、東京、パリの3都市。

それぞれ味があって作者らしさが出てて
すごく良かったです。
3都市の景色の描写もけっこうあって
なかなか楽しめました〜




三浦しをんさんの
「純白のライン」

三浦しをんさんは
風が強く吹いている
も長距離の話だったけど
やっぱり良いですね〜
走ってる間の描写がスキ。

ニューヨークマラソンの自由な感じとか
体感できた気分(・∀・)

お嬢様と執事みたいな関係って
なんかいいよね〜(´・ω・`)




努力してもかなわないことってあるなと
身をもって知ることから、はじめて
本当にスタートできるんじゃないのか。











あさのあつこさん
「フィニッシュ・ゲートから」

あさのさん超ひさしぶり!
中学の時たくさん読んでましたよ〜
やっぱり個性があるなって思う
文章にも特徴があると思う
チーフが素敵なキャラでした。

あさのさんの心情が乱れてる描写
好きだよ(笑)
あの切羽詰まった感じ
あと方言がね!あさのさんって感じ!





泣きたいのか笑いたいのかよくわからない。不甲斐ないと自分を責めているのか、仕方ないと諦めているのかも、わからない。感情は混沌として、確かな形にならないのだ。












そして近藤史恵さん
「金色の風」


近藤さん初めて読んだけど
本屋大賞二位の作品もあるんですね
しらなかった

3作品のなかで一番好きだった。
多くは語らないけどすごく良かった!
またこの人の本読むと思う。





苦しさは、堪えるのではなく、ただ受け止めて、そういうものだと思う。








どの作品もそれぞれのマラソンを
描いてて、そこまでの経緯から何やらも
ほんとにそれぞれ。
でも向かう場所はみんな一緒かな‥
走ることが好きとか
走ることと向き合うとか
走ることに逃げたり
走ることから逃げたり…

読んだら絶対に
走るっていいなあ!って思うと思う


マラソンに参加する人には
本っ当にそれぞれの想いがあって
みんな一生懸命走ってるんだなあと。
わたしも明日から走ろうかな←単純

やっぱりなにかが見えるんだと思います


走ることがテーマの作品は
たくさんあるから

他のと比べるとひとつひとつが
薄いかな とは思うけど
軽く読めるからおすすめ。




そういえば小野さんも走ってたなあ


あ いつもは複数の作者の本を
読んだ場合カテゴリわけてたけど
面倒なので、はじめて読んだ
近藤さんのカテゴリにいれておく(・∀・)
<<prev next>>