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試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。


本の感想〜



同期におすすめされたから、読んでみた一冊。

作者はコピーライターの
尾形真理子さん。
LUMINEとかのコピー書いてる人らしい!

LUMINEのコピーと言えば
「運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。」

最近のこれはかなりふぉお!となった笑

初めて見たときは、
つい足を止めてしまったよね


そんな人が書いた文章、
短編集だったけどひとつひとつの
お話の副題がそれぞれキャッチコピーで
そのコピーが話とすごくあっててよかった!
それから、話の最後の一文が
別のまたキャッチコピーになってて…

うん。よかった

30代の女性目線の話が多かったから、
はたちの男の子がすすめてくるのは
意外だったけれども笑

恋がしたくなった〜

ちょうど2日前に試着室入ったけど、
わたし誰のことも思い出さなかったよ〜笑
さみしい〜

誰かを思いながら服を選んで
試着室で着替えて… 
そんなことしたくなったよ〜


感情は、年を取らないのかもしれない。対処の仕方が大人になっていくだけで。






あ、でもちょっと文章的には
読みづらいところが多々あったなぁ。
なんか文脈がわかりづらくて
何度も読み返して あ、そういう意味か
ってなったり、ん〜なんだろな
なんか違和感があったんだよね〜

なんの違和感もなくすらすら読める文章って
当たり前のように読んでたけど
誰もが書けるわけじゃないよね、そりゃ!笑

サヴァイヴ

近藤史恵さんの、ロードバイクシリーズ
三作目を読み終わり〜。



中盤でサヴァイヴってどんな意味だっけなって
調べて、納得。ふむむむ。

今までのサクリファイス、エデンに続いた
未来の話と、それ以前の過去のお話
色々つまった短編集でした

石尾と赤城の過去編が、すきだな〜

サクリファイスでの石尾の立ち位置ってか
キャラ付けがどんなだったか
覚えてなくて、いまたまらなく
サクリファイスが読みたい。笑

エデンのあとの誓の話もあったけど
その話は…あんましすきじゃなかった〜!

せっかくロードレース中の描写とか
素晴らしいんだから
もうちょっと爽やか度強めの話が
一つくらいあってもよかったと思う笑。

全体的にやりきれない感じだった笑

でも伊庭の話とかもよかったかな




生きてさえいれば希望は潰えることはない。たとえ、それが頼りなく弱い光であっても。





とりあえずまあ、そのうち
キアズマも読もうと思う。笑

強運の持ち主

2年前にわたしのなかで読書ブームが
終わってしまったのは、
とあるゲームに驚くほど熱中していたからで

その、ゲームへの熱もようやく冷めてきて
ふと時間があるときになんかすることないかな
って思った。

カラオケ大好きだけどたくさんいくと
お金かかるうえにひとりだと料金が割高だし
映画をみるのもお金がかかるしなんだかなって。

そいで、戻ってきた。

わたしには本があったじゃないか…!!!と

そして図書館にいって
4冊本を借りてきたのが昨日のはなし。

もう、3冊も読み終えてしまったよ…

もっと借りてくればよかったな。
休みの日じゃないと本も借りに行けないし。

それに明日は休館日だ〜。



というわけで感想。

さっと読める瀬尾まいこさん。
6作目になりますかね
この人の本は軽く読めるけど
不思議な読後感が味わえるし好き。

誰かのことを思ってあれこれ思案するのは、切ないけど楽しいものなのだ。

ん〜いいですね、
これは元OLの占い師がテキトーに
お客さんを占ってく話で、
いろんなお客さんが来るわけですよ

こども、女子高生、おばさん、若造、、

でそれぞれうらなってほしいことも
色々あるわけで…

まあそんな大した話じゃないんだけどさ
みんな色々な場面で色々な決断をしてるんだなって
当たり前のことを思ったよ

分岐点っていっぱいあるしその選んだ先で
未来が変わっていくんだから
決めるのは簡単なことじゃないかもしれないけど
どっちにすればいいかわからないって言いながらも
案外みんな答えは決まってて、ただその
後押しをしてほしいだけなんだなっていうか…ね

占い師ってのもそんなもんだっていう
そういう話でした。 (笑)


「悩みなんて、人に話せた時点で半分は解決だから」


これは、すごくわかる気がした

要はみんなただはなしを聞いてほしいんだよね。。

エデン

近藤史恵さん、
サクリファイスの続編のエデンを
読みました〜。




サクリファイスを読んだあと、
読みたいと思っていたんだけど
タイミングを逃してしまっていた作品。

サクリファイス読んだのも
2年前でちょっと忘れてたから
図書館で後半だけ読み直しといたんだけど笑


まあエデン単体でもふつうに楽しめる
物語だったと思う。


サクリファイスの三年後の世界のお話で
舞台はツール・ド・フランスていう
ロードバイクの世界最高峰の大会。

ん〜。面白かった。。さすが。
ロードバイクなんてこれっっっぽっちも
興味はないんだけど、
読んでてつまらないなんてことは
これっっっぽっちもなかったし、
そういうものなんだな〜って
理解できてすんなり読めた。

前回もそうだったと思うけど、
なんで日本ではマイナーでちっとも
知らないはずのスポーツのお話なのに
こんなに引き込まれてしまうんだろうかー


ただ今回はフランス人とか
スペイン人とかイタリア人とか
いろんな国のひとが出てくる分
カタカナの名前(人名やら地名やらチーム名)
が多くて、そのへんはちょっと…
覚えるの苦労したかな
どの名前のひとが優勝候補だ?とか、
チーム名なのかひとの名前なのか?とか
スポーツ用語なのかひとの名前なのかとか笑


そして個人的には
サクリファイスのほうが好きだったかな〜
ミステリー要素が減ったぶん
ふつうのスポーツ小説に近いんだろうけど
それにしては気持ちよくはないと言うか。

ただの爽やかなスポーツ小説でもなく
けどそれほど大きな謎を解くでもなく

でもたしかにロードバイクにたいする
登場人物たちの熱い思いは込められてて
わたしは誓(主人公)のストイック(とは少し違うのかもしれないけど)な姿勢に好感が持てたし
面白かった!読んでよかった。

前作は、越えないけど笑

ロードバイクシリーズは、さらに
サヴァィヴも借りてるから読むの楽しみー!

きみの町で

重松清さんの本を久しぶりに読んだ〜。

読書自体がほんっとーーーうに久しぶり。



人間って「不自由」だよなあ。
眠りたくないのに、どうしようもなく眠くなり、なにも食べずにいたいのに、どうしようもなくおなかが空いて、人前で泣くのは恥ずかしいとわかっているのに、どうしようもなく涙が流れてしまう。本当に「不自由」だ。


こども哲学 シリーズの付録についていたお話をまとめた短編集。 久しぶりの読書なもんだから、軽めのやつを読もうかなと思って、イラストつきのこの本を選んでみた。あっさり読めるけど、中身は結構詰まってた。

中盤に入ってる  あの町で  は
春夏秋冬 あわせてよっつのお話があったんだけど、3年前の震災がテーマになっていて
なかなか、染みるものがあった。。


それ以外はすべて
○○ってなに?  ってのが
テーマになっていて

それは よいこととわるいことだったり、
きもちだったり、
自由だったり。

小学生の、道徳の授業とかで
読めそうな本。
でも解答が載ってるわけではないから
読んだ上でどう考えるか なんだな〜

って、哲学の超超入門書ってかんじかな。笑

自由ってなに?  が

わたしは一番好きでした。

重松さんの書く文章は
やっぱり好きだな〜と思った


こっちの世界には嫌な「不自由」もたくさんあるけど、気持ちいい「不自由」だっていくつもあるんだ。そんな「不自由」を楽しんで、味わって、生きていける「自由」が、俺にはあるから。


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