2014-10-18 22:01
重松清さんの本を久しぶりに読んだ〜。
読書自体がほんっとーーーうに久しぶり。
人間って「不自由」だよなあ。
眠りたくないのに、どうしようもなく眠くなり、なにも食べずにいたいのに、どうしようもなくおなかが空いて、人前で泣くのは恥ずかしいとわかっているのに、どうしようもなく涙が流れてしまう。本当に「不自由」だ。
こども哲学 シリーズの付録についていたお話をまとめた短編集。 久しぶりの読書なもんだから、軽めのやつを読もうかなと思って、イラストつきのこの本を選んでみた。あっさり読めるけど、中身は結構詰まってた。
中盤に入ってる あの町で は
春夏秋冬 あわせてよっつのお話があったんだけど、3年前の震災がテーマになっていて
なかなか、染みるものがあった。。
それ以外はすべて
○○ってなに? ってのが
テーマになっていて
それは よいこととわるいことだったり、
きもちだったり、
自由だったり。
小学生の、道徳の授業とかで
読めそうな本。
でも解答が載ってるわけではないから
読んだ上でどう考えるか なんだな〜
って、哲学の超超入門書ってかんじかな。笑
自由ってなに? が
わたしは一番好きでした。
重松さんの書く文章は
やっぱり好きだな〜と思った
こっちの世界には嫌な「不自由」もたくさんあるけど、気持ちいい「不自由」だっていくつもあるんだ。そんな「不自由」を楽しんで、味わって、生きていける「自由」が、俺にはあるから。