スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

きみの町で

重松清さんの本を久しぶりに読んだ〜。

読書自体がほんっとーーーうに久しぶり。



人間って「不自由」だよなあ。
眠りたくないのに、どうしようもなく眠くなり、なにも食べずにいたいのに、どうしようもなくおなかが空いて、人前で泣くのは恥ずかしいとわかっているのに、どうしようもなく涙が流れてしまう。本当に「不自由」だ。


こども哲学 シリーズの付録についていたお話をまとめた短編集。 久しぶりの読書なもんだから、軽めのやつを読もうかなと思って、イラストつきのこの本を選んでみた。あっさり読めるけど、中身は結構詰まってた。

中盤に入ってる  あの町で  は
春夏秋冬 あわせてよっつのお話があったんだけど、3年前の震災がテーマになっていて
なかなか、染みるものがあった。。


それ以外はすべて
○○ってなに?  ってのが
テーマになっていて

それは よいこととわるいことだったり、
きもちだったり、
自由だったり。

小学生の、道徳の授業とかで
読めそうな本。
でも解答が載ってるわけではないから
読んだ上でどう考えるか なんだな〜

って、哲学の超超入門書ってかんじかな。笑

自由ってなに?  が

わたしは一番好きでした。

重松さんの書く文章は
やっぱり好きだな〜と思った


こっちの世界には嫌な「不自由」もたくさんあるけど、気持ちいい「不自由」だっていくつもあるんだ。そんな「不自由」を楽しんで、味わって、生きていける「自由」が、俺にはあるから。


流星ワゴン

これは、TAKUYA∞が
ブログで紹介してた本。
ヤフミくんに借りて、
読んだんだって。




死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして───自分と同い年の父親に出逢った。時空を越えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか───?




わたしもこの本ねー
読もうとしてたんだよね。
重松さんは「エイジ」って作品を
読んだことがあって
それが結構よかったから
次読むとしたら何がいいかなって
他の作品探してたときに、
気になったのがこの「流星ワゴン」。

でもそのまま借りなかったんだー
借りて読んどけばよかった
そしたらTAKUYA∞がブログで出したときに
超 嬉しかったんだろうなーあ←


でも、TAKUYA∞が良いって思うのわかる。
TAKUYA∞が好きそうな話だと思った。

わたしが先に読んでたら
たぶんTAKUYA∞にオススメしてたよ←





知っている言葉をどんなに組み合わせても、気持ちとぴったりにはならない。本を読み、辞書を引いても、ああこれなんだ、という言葉には出会えない。ひとに説明するのはもちろん、自分で自分の気持ちを確かめようとしても、言葉では覆いきれないところが必ず残って、そこがいちばんたいせつなものなんだとわかっているのに、どうしても言葉が届かない。




ここんとこ、
すっごい沁みて電車のなかで
泣きかけた(;_;)


うわーTAKUYA∞と
本の感想 語り合いたい。
ぜったいこの気持ちわかってくれるよ←
一方的に手紙に感想書こうかしら(笑)




あと ここ。



なにを伝えればいいのかわからないのに、なにかを伝えたいという思いだけが、ここに、こんなに、どうしようもなく、ある。




せつないよね
はあ。
親子間に限らずこういう気持ちに
なることはよくある気がするよ


そうやって気づけなかったこと
気づき合えなかったことを
ワゴンに乗って“やり直し”する。
でもそう都合よく未来を
変えられるわけではない。

そこがタイムスリップっていう
SF要素の中の確かな現実で。



でも
デジャブ?とか、
“前にもこんなことあったよーな…”
って気持ちが、
実は“やり直し”のなかでの
出来事だったのかもしれないっていうのは
すっごいロマンチックだと思った笑




解説にもあったけど、
わたしは父親にも息子にもなれないから
たぶんてかきっと「父親」が
読むより共感出来てないんだろうな。

それでもこんなに残るものがあるから
すごいよねえ


途中、すべて上手くいくのかなって
上手くいってほしいなって思うけど
現実はそこまで甘くないよね。
でもそうやって終わるからこそ
いいんだろうなあー …




ああ 良い本だったー。

本の感想も言葉にするのって
難しいんだよね
いろいろ感じるのは読んでるときだから
特にこうやって読み終わったあとに
まとめてると、上手くできないっていうか

読後感がいいって言っちゃえば
それでオワリなような気もするし。





あ、 歩きながら本を読んだのは
これが初めて←
読みにくくてすぐやめたけど、
後半ぐいぐい引き込まれるから
読むのやめられなくてね(^_^)笑





息子がいるお父さんには
ぜったい読んでほしい本だなあ

続きを読む

エイジ


これが初 重松さん。



イイ。

10423724.blog.decoo.jp
<<prev next>>