兄さんとか大佐が道に落ちてた場合をそれぞれ考えてみた。


●夏の暑い夜。湿気は高いが風はある。夜遅い時間。駅を出て商店街を抜けて家へ帰る途中に、閉まったシャッターの前にでかい落とし物。

・兄さんが拾われるパターン
シャッターの前に小さくうずくまっている子供を心配して、声をかけるサラリーマンマスタングさん。
子供はどうやら家出の模様。中学生くらいだろうか。
「子供がこんな時間までふらふらしてたら危ないよ。家に帰りなさい」
「いやだ。てめえに指図される覚えはねえんだけど」
ちぐはぐな会話を続ける内に、兄さんの泊めてくれ押せ押せおねだりに負けて、仕方なく連れて行くマスタングさん。

・大佐が拾われるパターン
バイトを終えて夜の道を帰る大学生兄さん。シャッター前に酔いつぶれたサラリーマンを心配して、ペットボトルの水を渡す兄さん。僅かな反応と、なんとか水を飲み、兄さんに縋るように手を掴んで離さない大佐。
酩酊状態の相手とまともに会話が成り立つ訳もなく、仕方なく子供のように手を引いて連れて帰る兄さん。


●兄さんも大佐も、もちろん一人暮らしで。夏だし暑いのでシャワーシーンがあるのは世の理。

・兄さんが拾われてる場合
腹が減ってる兄さんに、食べ物を与えるマスタングさん。満腹に気を許し、ぽつりぽつりと父親との確執を話し始める。
すっかり打ち解けた頃、明日も仕事だと言うマスタングさんに合わせて、シャワーを借りる兄さん。着替えのパジャマ(上だけはお約束)を着て何やら準備万端。


・大佐が拾われてる場合
玄関先で倒れ込んで寝てしまうマスタングを引きずってベッドまで運び、とりあえず脱がす兄さん(背広を心配)。
二時間ほど経過。目が覚めて、パン一で寝ている自分に驚くマスタングさん。風呂から聞こえるシャワーの音に身構える。
出て来たのが女の子かと思って慌てるが、すぐに男だとわかる。更に慌てる。



後は、二人が夜通し話したり、流れでうふふになったり色々妄想が楽しいです。
マスタングさんに拾われた兄さんは、マスタングさんへの興味と距離を縮めない下心から積極的に押し倒して怒られたらいいと思うし、兄さんに拾われたマスタングは、兄さんの優しさ男らしさ、面倒見の良さ(と可愛さ笑)に惚れて、後日きちんと御礼とアタックに出直したらいい。
あー。ロイエド楽しい!ロイエド楽しい…!!