2019年1月〜3月のクール。ひさびさにだらだら感想書きたい系ドラマ。いろいろ感情が動かされた。

見終わった後、このドラマのテーマってネットリテラシーだったんだって気づいて、扱うテーマが現代らしくて、そこもよかった。
インターネットが普及して、若い子でも簡単にSNS使えるようになった今、改めてネットマナー考えようと思ういいきっかけになりました。(わたし、普段ほとんどネットで自分の気持ち発信しないけどさ。(笑))

柊先生の言うことって、綺麗事だし、現実的に無理があるけど、それでも号泣したのは、感情的だからかと、、。叫ぶ系の演技結構好きかもしれない。(余談だけど、松山ケンイチ好きになったのは銭ゲバの最終回の演技を見たのがきっかけだった。)

それまでのクラスメイトとの感情のぶつけ合いも毎回泣いてしまってたんですけど、ほんと、ここまで本気で気持ちをぶつけられるのってすごいことだよな、って泣いた。歳をとるといいのか悪いのか、ほんといろんなこと我慢できちゃう。
本当はこういう風に言葉をかけてほしかった、認めてほしかったという感情もあるのかな?その辺は認めたくないので蓋しておく。

事件が現実に起きていたら生徒みんなトラウマだし、さくらちゃんは本当にしんどかったと思う。れいなの最期のシーンつらすぎて泣いたんだけど、そのあとの柊先生が飛び降りてさくらちゃんが助けるシーンなんて、平気でトラウマ再現させる柊先生もとより制作サイドが怖くて普通に泣いた。そこだけほんとに引っかかる、、、。

柊先生の最後の配信の後のネットの声の描写がなかったのがなんかリアルだったな。ここまで事件を起こしたからって世の中が変わるわけじゃないという現実を突きつけられている感じ。だってネット民からしたら非現実の出来事だもの、、、。
でも、散々ネット云々言ってたけど、なにより「もっと人に優しくなろうぜ」「もっと自分を大切にしようぜ」が一番シンプルで一番大事なメッセージだと思った。簡単だけどたったそれだけで世界って変わると思うんだよね、、

フィクションとはいえ柊先生はじめさくらちゃん、3年A組のみんなが体張ってトラウマ植え付けられながらも伝えてきているので、しっかりメッセージを受け取りたい。熱くるしくてクサイけど、たまにはいいねって思った。