スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

夢で会いましょう/カンガルー日和



何だかんだで感想忘れていた本たち。私の感想なんて大したものではないのだけれど、私自身のふりかえりのためにも少し書きます。

本当は『回転木馬〜』を読んだら短編系をまとめて感想書こうと思ったけど、『回転木馬〜』が思いの外読めなかったのと、この記事のタイトルである『夢で会いましょう』『カンガルー日和』と別物だと感じたからすっかり忘れていました。


『夢で会いましょう』
糸井重里さんとの共著。カタカナの言葉をテーマにそれぞれが語っていくお話。それぞれ短編とまで長くはないので、隙間時間にもおすすめです。
テーマのカタカナと本文の内容が全く一致していないものもありとても面白かったです。


『カンガルー日和』
もう結構記憶が薄れているのですが、これも面白かったです。『夢で会いましょう』の延長みたいな感じで。
あしか祭りの話と図書館のお話が好きです。



大した感想も書けないのですが…。てへ。
個人的には回転木馬〜よりすきです。ファンタジーで。

9/24 回転木馬のデット・ヒート

この本は実際に存在する人物を描いた<スケッチ>。
他の人の感想を見て思ったけど、この本に出てくる話は小説の<スケッチ>。

今までデビュー作から読んできたけど、どうしてこの本はなじんでこないのだろうと思ったけど、それはきっと<スケッチ>だからだと思う。ああ、小説になりそう、そういうの。


次はノルウェイの森です。
ブックオフで1章立ち読みしたけど楽しみです。むふふ。
21歳になる前に読みきれそうな気がしてきた。むふふ。でも今回の本で村上春樹に飽きてきた、少しだけ。

9/19 羊男のクリスマス

ブック●フでさらりと読んできました。忘れないうちに。

主人公は『羊を巡る冒険』で登場した羊男。佐々木マキさんのイラストもたくさんあってイメージしながら読むことができました。他のお話出てきた登場人物も出てきます。
以前読んだ作品の双子がその時はイメージできなかったのですが、今回のイラストで自分のもやもやしたイメージとぴったりと合致したような気がします。
『羊を巡る冒険』の羊男の印象が、(その本のイラストのせいもあるかもしれないけど)あまり良くなかったのですが、今回のお話で印象が変わりました。想像するだけでなんだかほっこりします。

9/10 ぼくは勉強ができない


何度も再読している本です。
この本を最初に読んだのは小学生か中学生の頃でした。
小学生でこの本を読むのか…とは思ったのですが、でもかなり早い時期に読んでいたと思います。

なのでその後の人生において、主人公である秀美くんの影響を受けたのは言うまでもありません。

久々に読んで秀美くんの事が前よりも好きになりました。

それとこの作品に登場する女性が美しいのです。秀美くんの年上の恋人の桃子や秀美くんの母など。私はああいった人たちになりたいです。


この本は連載されていたのを収録したものなのですが、個人的には『賢者の皮むきが好き』です。おそらく私にいちばん影響を与えたところだと思います。


9/6 あおい

あおい、読み終わりました、まさかの1日で!

西さんの文章ってなぜかするする入ってくる。どんどん文字を追いかけたくなります。
それと比喩が素敵なのです(←このボキャブラリーの乏しさ)。その比喩が視覚聴覚始め五感をくすぐるものだから、読んでいてとてもいい気持ちになります。本読んでる自分いけてる、なんて。(笑)

お話のテーマが少し重い(妊娠とかそいうこと)のですが、童話みたいに、優しい印象を受けました、私は。且つさわやかなのでまた読んでる自分に酔ってしまいます(笑)

ただお話のあらすじが本の後ろの紹介文みたいなところにほとんど書いてあったのが残念でした。

他に『サムのこと』『空心町深夜2時』も収録されています。
この2編の事を書こうとするとネタバレになるので控えます。
全体的に主人公たちがゆるいのがすきです。
<<prev next>>