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まもって!

覚えてる方が居たら凄いけど、4年くらい前妄想してた話のキャラ達

この間ふと思い出して見返してみたら描きたくなりました。

みんな個性もイケメン度も増量できていたら…いいなっ!


個人的に、鬼畜系イケメン菊池を爬虫類顔にできたのが満足です。クッソむかつく顔してますわwww
こういうスカした鬼畜キャラは単品では滅多にぐっときませんが、惚れた弱みでキャラ崩壊しだすと途端に大好きになるから不思議です。ギャップ萌えですね!

あけおめ

ことよろ(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ

絵かいた

でっかいの

コピックで色塗りしたくて描きました。中学の頃だったか、誰にも見せずひとりでもそもそやっていた創作のキャラクターです。昔ブログにのっけた事がありましたが、恥ずかしくなってひっこめたような気がします。

主人公は中央の女子高生。生まれつき左手に妙な痣があり、それが光るととてつもない力を発揮する。喧嘩っぱやい。チビロリ巨乳美少女でパンチラばっちこいという、どうしようもない童貞の夢が詰まったキャラ。

背中合わせの男は主人公の弟分。主人公にふりまわされっぱなしの好青年。主人公のことが好きで、男らしく護ってあげたいのに主人公の方が強い。主人公の舎弟兼保護者みたいな。

二人は両親の顔を知らず、施設で共に育った幼馴染以上兄弟未満的な間柄。

うしろのフリーザカラーの長髪は生き別れていた主人公の兄で、怨霊にとりつかれて不穏なことをあれこれやります。この怨霊から兄を救うというのが主人公の目的なのです

中二テンプレですが、主人公と同じ痣を持つ能力者がいっぱい出てきます。それぞれ体の痣がある箇所にちなんだ能力を使えるんです。

頭の中では完結しているのだけれど、長すぎて書ききれず挫折しました。というか大まかなあらすじやハイライトシーンの妄想はバッチリだけど細部がずさんで、いざ書こうとすると行き詰るパターンのアレです。ハイ
でも楽しかったんだ・・・本当に・・・・・・

すごいどうでもいいんですけど、左下の巻き髪キャラは女装男なんですよ。うはww時代先取りしすぎわろたwwwwwとか思いました


時折思い出してはこうやって落書きしてしまうんですが、厨房の自分がこの絵を見たらどう思うかなぁ。まだ書いている事を喜んでくれるだろうか。それとも、25歳にもなってまだそんな事してんのかよコイツ痛いわーって思うのかなー。当時の自分からすれば25なんて完全にオッサンだもんなーwww



続きを読む

PC「何も分からない…?」

前回から続きました

鋼二「俺は一体何者なんだブツブツ」

しづか「……、」

しづか「問題ありません」

スパーン!

鋼二「全て思い出したッッ!!」シャキーン

そんな感じでiPod、無事に音楽データ復旧しました
えがったえがった
しかしコイツどんなポーズしとるんでしょうww厨なポーズさせたかったんですが今見たら訳がわかりませんね

魅惑のイエスノーディスプレイ

?「ロリさん…今夜どうですか・・・・・・?」ソッ

ロ「うぇえっ!?」

A「あっはっはビックリしましたかロリさぁん」

ロ「ちょっ、ば、馬鹿、放せ何をする・・・!」

A「えぇ〜 いーじゃないですかぁ いつも助手の奴とこうしてるんでしょうよォ」

ロ「していない!!!」

A「(またまたぁwww)」

A「このディスプレイ、俺らが遊びで作ったンすよ」

ロ「そ、そそそそうか」

A「俺らの代わりに活用してくれます?」

ロ「は、ハハハ、・・・・・・い、いい加減放せ!!」

BC「(*´ー`*)(*´v`*)・・・」

BC「Σ(゚д゚  )(゚д゚ ;)!?」

助「・・・・・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

B「あれは助手くん・・・・・・なのかな・・・?」

C「ガチっスよあれ っべー こえーマジで」


ロ「く…この手をっ…どけろぉ…!」

A「あらやだロリさんおててちっちゃいですね///」

助「……」カツカツカツカツ

B「・・・さ、僕らは仕事に戻ろうか」

C「Aサン終わったっスね」

B「彼はアレすらご褒美だからいいんだよ」

C「正直ひくっスわぁ」


リメイクで頂いた絵のイエスノーディスプレイが異様に気に入ったんです

リメイクしてもらったー

先日、久しぶりに2ちゃんに行きました。
孤独さマックスだったもので、もう全然知らない人でもいいから自分のキャラをかいてもらって自分だけがウハウハしたいという気持ちに駆られたからです。

もし僕が犬だったら嬉ションもらす勢いで嬉しかったのですが、なんか向こうでの自分の書き込みや空気読めてない感が気持ち悪くて引きました。後で書き込み修正できないって、コミュ障には本当響きます

亞夜神凶夜@
厨二患者が照れると一気に憎めなくなるww

亞夜神凶夜A
ただの厨二野郎がとんでもねぇイケメンになったで・・・!

白銀雪兎
こっちのほうが綺麗で冷酷で惨忍なオーラがあるのでハイレベル(厨二的な意味で


ロリさん
ロリさんもうまくいかない時があると思うと微笑ましいです///

助手ロリ@
科学的合意のもとに(書いてくれた方のコメントが秀逸だったので引用しました)
「ショタかとおもいきやロリだった設定」とはいえ、ロリさんをショタと思って書いてくださった方には大変申し訳ない

助手ロリA
助手の慈しみの表情とロリさんの安らかな寝顔、聖母画のようです

サンタくんとかのちゃん
サンタくんが(頭が)悪い男からマジのワルいオトコに進化しましたそれはそうと、かのちゃんえろいよ、えろいよマジで////

ナース矢追
矢追が綺麗になってて感無量です/// 凄く丁寧で嬉しさもひとしおです


リメイクスレの皆様有り難うございましたうひひぐひひフゴッ(豚鼻

フュージョンバトン

※バトンから来られた方へ
当ブログのオリジナルキャラを使用しているので面白くもくそもないです



絵師様向け☆フュージョンバトン


このバトンは、6人のキャラクター(オリキャラ、他子様、版権キャラなど)を融合させて、新しいキャラを作ってみようというバトンです。
これから出す質問に答えて頂き、イラストを仕上げて下さい☆(当てはめるキャラの性別を統一すれば、仕上がりも違和感がないと思いますが、そこはご自由にどうぞ!)



■初めに、@〜Eに好きなキャラクターを当てはめてください。(オリキャラ、他子様などを混ぜてみてもOK)

@…備府
A…道仁
B…岡
C…矢追
D…黒睦
E…郡司

(せっかくなので答えを見る前に何パターンかやっとく)

女キャラ
@…茂手内
A…しおり
B…八瀬
C…佐々
D…月宮
E…ロリさん

ジャンプ進
@…ハネル
A…モルマ
B…アユム
C…進
D…カケル
E…ハヤテ

その他創作ごったに
@…助手
A…亞夜神
B…耶馬渓
C…ブブゼラ
D…カワイコ
E…焔センパイ

よそさまのお気に入り女の子キャラ
@…メロンちゃん(タヴァス子たんとこのメロン擬人化)
A…文子さん(ささやまさんの創作文芸板擬人化)
B…ピャー子(ぐろたんの身内ギャルゲ)
C…カニ子(ぐろたんの身内ギャルゲ)
D…天野さん(灰くんの天文気象板擬人化)
E…城静音(にしくんのテトリス擬人化)


■番号に当てはめたキャラのパーツを以下の通りに組み合わせて、早速フュージョン!

@のキャラ→輪郭
Aのキャラ→眉、目
Bのキャラ→耳、鼻、口
Cのキャラ→髪型
Dのキャラ→体型
Eのキャラ→服装

イラストを描いて貼り付けて下さい。

板擬人化
oh...

女キャラ
どうしてもロリさんの半ズボンを絵にいれたかった。輪郭(女子大生)と体(子供)があってないwww

ジャンプ進
これはひどいww口が最も大きな(悪)影響をもたらしている

他創作ごった煮
こ れ は ひ ど す ぎ るwwwwww
逆に見事というべきレベルでパーツパーツが喧嘩しているwww

他ブログの女性キャラ
小悪魔っぽい
目鼻口と髪で完全に印象が決まってしまいますね。
他のパーツでキャラの特徴を出せていないのが残念です。
やっぱりご本家で見る個人個人がおいしいです///

■いかがでしたか?素敵なキャラクターになりましたか?

はい、いろんな意味でwww


■ありがとうございました。
次にバトンを回す方をどうぞ。

指定なしで


お疲れ様でした。


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エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
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じゃっきがーん(笑)


昔の絵でコピック塗り絵、二回目は亞矢神凶夜(あやがみきょうや)です。めっちゃ懐かしいwww

【亞矢神とは?】
その昔、己の真性厨二具合と、ひまちゃんをはじめとする方の具体的厨二アドバイスにより誕生したネタキャラです。


線画
筆ペンでバァァーっと描いてたやつ。筆ペンという事でにじまないか心配しましたが、大丈夫でした。

下塗り
前回は全体をベタ塗りしてしまった+コピックでは後から白色を塗れない ので白い部分を残す事にしました。

重ね塗り
上と同じ色でそれぞれ重ね塗りをしてみました。今の所順調です。が、やっぱり物足りなく感じてきます。

濃い色投入
違う色を重ねました。

影、ぼかし
最後に紫で一番濃い影をつけました。完成です。予定よりだいぶ濃くなったwww
仕上げの紫の影、羽など濃い色にはそのまま塗れたんですが、肌色など淡い色には紫がパキッと写りすぎたので0番とベースの肌色でぼかしました。


■反省っぽいの

やっぱりぼかしは困難を極めますね。シミみたいに滲む。今回遠目からだと被害最小限ですが、胸〜腹あたりがだいぶ予定と違う感じになってしまいました。あとソコだけぼかしすぎて紙フニャフニャです。

ジャケットの黒なんかが、もっと色むらが出来るんじゃないかと心配していましたが、思ったよりひどくなかったです。これで安心して黒髪キャラやら黒めの服も塗れそうです。
あ、でも色はわりかし薄目の灰色を重ねてこの色なので、やっぱり薄い色でやらなきゃ自爆していたのでしょう。あっぶねー!

ムーニーはじめて記念日(コピック編)

※まーた纏まりなくクソ長い日記です
※とりあえずリンクしてある画像を見てたら、わざわざ長文読まなくても何となく記事の内容は分かると思いますww



8月某日、ムーニーは通販でコピックを買いました。

はじめ、めんどいので全色一気に買うかなぁとも思いましたが、値段ほど有意義に使用できる自信がなかったため今回は72色セットBのみを購入しました。144色セットと非常に迷いましたが、ホームページに「人物画を描くならB」と書いてあったのでとりあえずB。

早速それぞれ色を出してみる

塗った瞬間は凄く灰色がかっていて、「思ってた色じゃねえええなんだこれえええ」と非常にうろたえましたwww が、乾くと綺麗な色になって感心しました。まじまじと試し書きノートを眺めるムーニー。

これは是非とも何か塗らねば!
と、昔更新用に絵を書いていた自由帳をゴソゴソと取り出し、助手に白羽の矢を立てました。

とりあえず肌を塗ってみます。これが思った以上に滲む滲むwwwwブワァーっと色が広がっていくのでうろたえました。本日二回目のうろたえ。思っている以上に線の手前で塗りをやめないと色がはみ出すようですね。

そして瞬く間もなく本日三度目のうろたえがムーニーを襲います。
ぬり☆むら
ギャアアアアアア早速失敗フラグがビンビンだぜwwwwwwww
とりあえず濃くなった部分意外も重ね塗りをして、濃い部分と似たような色にして誤魔化しました。しかし想定していたよりずっと肌の色が濃くなってションボリです。アンドゥのできないアナログ絵の厳しさにはやくもぶちあたったようです。

先ほどの反省をふまえながらささっと薄い色で髪と服の着色にとりかかりました。
と、ここで早くもダレて、少し欲が出てしまったのです。気になっていたコピックの0番(ぼかし等に使うらしい透明のペン)、これを試してみたいと思い立ってしまいました。その結果がコレだよ!
おおぉい!なんぞこれ!シミみてぇ・・・。胸の下の部分です。たしかに色はぼやけましたが、なんかこう、ぼかしたかったのと反対側にフチができてしまっとるよ!
とりあえず滲んだ部分は塗りつぶし、ごり押しでどうにか服を塗ってしまいました。

さて髪の毛の濃い部分を、今度は重ね塗りではなく別の色で塗ってみようと試みました。塗り自体は無難に終えたのですが、光のあたった白い部分を残すのを忘れていた事に気付きました。
・・・・・・、先ほどは失敗した0番ぼかしに懲りずにチャレンジ。僕の予想では、緑がぼやけて、髪に光が当たっているように見える・・・はずだったんです。
現実
うわあああああああああ肌色に混ざったああああぁあああああ顔が緑いいいいいいいいwwwwwwwおわったwwwwwwwwこれはだめだwwwwwwwwwwwww

さすがにコレはマジで一回投げようかと思いましたww

が、「毒を食らわば皿まで」ではないですが、どうせ失敗なんだからもう少しごり押ししてみるか、と開き直りました。結果この粘りが功を奏したといいましょうか、なんとなく修正に成功したのです。ただし遠ーーー目で見たときに限る。
修正方法としては、0番をしつこくグリグリしました。しつこくやってると消えるモンですね、色。
顔の方は、上からもう一度肌色を塗りました。さすがに色々重ねすぎて色が暗くなりましたが、緑のシミがある顔よりずっとマシだとおもいました。とりあえずはこれで妥協。

そんなこんなで なんとなく出来上がってきました
正直この時、だいぶテンション上がっていましたねーwww 僕はクソ不器用なもんで、どうせ小学生のマーカー塗り絵みたいな、カスッカスで色むらだらけな出来にしかならないだろうと思っていたんです。
実際は、確かに色むらはあるけど水彩絵の具を思い出す感じというか。トーシロが初めて使っても、思った以上にペンっぽくないので感動しました。

なんか物足りないので最後に調整をしました。まずレイプ目なので、修正液で目に光を入れましたww
ほんで、影の部分に薄紫っぽい灰色を塗ったり、髪の毛のベース色と影の色があんまりに違って浮いてたので、ベース色の部分を重ね塗りして濃くしたり。
ここでも何度か失敗して0番でぼかしたり、それで二次災害が起きたり色々ありましたが、とりあえず完成です。
我ながら大健闘。いや、大健闘とか言うと僕がさも頑張ったように聞こえてしまいますが、それだけコピックがハイスペックだったって事ですよねつまり。フフ・・・主を見くびっておったぞコピックよ・・・!
何様だよお前って話ですがwwww

やーーやーーーもう楽しかったです。どうせすぐ挫折すると思ったんですが、失敗しても頑張ればなんとなく誤魔化せる所が面白いです。これは初心者でもいい感じに泳がせてくれますねwwwもうちょい遊びたいです。
とりあえず目下の課題は色むらの解消と、ぼかしで二次災害を起こさないようにする事ですね。

「目下の課題(キリッ」とかいいつつ特に何をするってわけでもないですけどねwww

かなわぬそれ@


「・・・」
道仁が部屋の前で立ち止まる。
「やっほ。久しぶり☆」
視線の先にはカワイコがしゃがみこんだまま、道仁を見上げていた。


かなわぬそれ


「ていうか宰次その髪どうしたのwww長ww似合わなぁいwww」
「・・・お前何してんの」
ケタケタと笑うカワイコとは対照的に、見下ろす道仁の顔や口調は怒っているようにも受け取れる。「そう見えるだけ」だと知っていて、意に介さず道仁に接してくるのは一部の人間だけだ。そしてこのカワイコも、そのうちの一人だった。

「オトモダチのバイクに乗っけてもらって遊びに来てたんだけどぉ、色々あって壊れちゃって。近くに宰次のアパートあったの思い出して来てみたの☆お願ぁい、泊・め・て☆」
「乗せてくれた友達はどうした」
「知らない☆」
「・・・」
はぁーっと道仁がため息を漏らす。
「終電にはまだまだ時間あるだろ。帰れ。駅まで連れてってやるから。」
「えーっ宰次冷たァい!ひどーい!」
「あのなぁ。俺もバイトで疲れt」
「あっ分かった、部屋がエッチな本やDVDで大変な事になってるんでしょー」
「!」
道仁の表情が一瞬固まったのをカワイコは見逃さなかった。
「隙あり!」
「!! 待っ、お前、返せ!」
カワイコは道仁の手に握られていた鍵を奪い取り、ドアを開ける。


「何よぉ期待させといて。全然つまらない部屋」
几帳面さが表れたように整頓された部屋にカワイコは不満の声を上げる。気が済んだなら帰れ、と近寄る道仁をゆるゆるとかわしながら、カワイコは部屋の奥へと進んでいく。
「宰次もさァ、男のコならもっと隙のある部屋にしなきゃあ・・・」
「わ、分かったから。いいからもうこっち来いって」
机付近に差し掛かり、道仁がうろたえる。
「あ、そうそうコレ、こんな風に机に紙を広げっぱなしとか・・・って、何コレ」

そこには描きかけの同人誌原稿。

「・・・・・・」
カワイコに原稿を見られ、道仁は渋い顔をした。同人活動なんてものカワイコは知らないだろうが、そもそも大の男が美少女の絵を描いているという時点で大凡アウトである。しかもあろうことか道仁が見られたものは18禁原稿。道仁は喉から潰れたような声が出そうになるのを抑える。仏頂面のまま必死に脳を回転させていた。
「・・・」
カワイコが机の原稿をしげしげと眺め出す。
「・・・」
サッと道仁が原稿を取ろうとして、カワイコに取り上げられる。
「・・・」
原稿を取り返そうと無言で追う道仁と、原稿に目を落としたまま華麗なフットワークで影も踏ませないカワイコ。道仁はその無言の攻防が永遠のように感じた。

「ふぅ〜ん・・・?」
暫くしてチラリと原稿からカワイコの目が覗く。その細められた目元だけで、どんな意地の悪い表情をしているかありありと分かった。
「宰次ってこんなシュミがあったんだぁ・・・」
「・・・あぁ。そうだ。 ・・・・・・どうだ参ったか。」
手痛い状況で、自虐ネタになろうとも胸を張ろうとする道仁がいじらしいようでおかしく、思わずカワイコは吹き出す。道仁がエラそうに眉間にしわを寄せ腕を組み立っているのに、全く圧力を感じない。

今、初めて立場が逆転しそうだ。

そう思うと、カワイコはワクワクするようなゾクゾクするような、形容しがたい昂揚に襲われていた。

B


『おいお前ふざけてんのか』
『何がよ。「良い国作ろう鎌倉幕府」でしょ』
『お前な・・・常識的に考えてみろ、今西暦何年だよ?なんで鎌倉幕府が4192年なんて超未来に出来てるんだバァカ!!』
『うっさいなぁ!いちいちファイルで頭叩かないでよ!』
『ほー。何かねその反抗的な態度は』
『ちょっ、痛っ、やめてってば!このゴミクズ男!』
『誰がゴミクズ男だこのウルトラバカ女が』
『ちょっ、も、もう!いい加減怒るわよ!』
『今は俺が怒ってんだろバァカ。今すぐやり直せ!』
『うぐぐ』
当時すでに喧嘩の腕で中学最強の呼び名も高かった私が普通の高校生相手に手も足も出せず、なすがままにファイルで頭をバシバシ叩かれていたのだから刷り込みというものは恐ろしい。
『宰次のうんこたれ。死ねっ』
『お前が満点取れたらな』
ぐしゃぐしゃと頭を撫でられる。セットなんてお構いなしなのがムカつく。
キツい言葉や顔つきと裏腹に笑顔が優しいのが、苛立ちのやり場に困ってムカつく。
『・・・ばーーーーーか』
『ハイハイ』
『・・・バカ』

私がなすがままなのは、果たして本当に刷り込みのせいだったのだろうか?
・・・恐らく違う。

こうして主導権を握られる事が私にとって新鮮だったのだ。
彼が相手なら、私の思い通りには動かないけれど悪いようにはならない事も分かっていた。なんだかんだで宰次は優しいのだ。だからこそ、普段は死んでも湧かない「主導権を奪われたい」という妙なマゾヒズムが頭をもたげるのかもしれない。

・・・そんな私らしくもない気持ちを自覚するのはもう少し後の話。
この時は「宰次がいると調子が狂う」「けど嫌いじゃない」、これより先を考える事などなかった。きっと私はまだ子供だったのだ。


宰次に勉強を教わるようになって偏差値は15ほど上がった。それでも私は結局荒暮高校にしか受からなかった。宰次がいなければ恐らくナメていた荒暮にすら入れていなかったのだろう。
こんな私を宰次はさぞ罵りなじるのだろうと思った。いや、それならまだ良い。呆れられて見限られるんじゃないかと恐ろしくなった。家に来た宰次に結果を報告するのが気まずかった。

『だ、だから言ったじゃない、私・・・』
『お前が頑張ったのは知ってる。』
『・・・ん。』
私がどんな顔をしていたのか分からないが、宰次はただその大きな手で私の頭を優しく撫でただけだった。
『馬鹿って言わないのね』
『言って欲しいなら』
『・・・バカ』
受験への思い入れなんて何もなかったのに、ここにきて初めて私は悔しさと申し訳なさを感じた。少しだけ泣きそうだった。
そしてそれを出来るだけ拭いさろうと私を撫でて微笑んで見せる宰次が無性に大人に見えて、柄にもなくずっとこうして依存していたいという気持ちに駆られた。


荒暮高校にしか受からなかったのだから仕方がないけれど、宰次は最後まで私が荒暮に進学する事は危険だと案じて反対していっけ。

「オイてめぇら道をあけろ!」
「カワイコちゃんのお通りだ!」

・・・全く、宰次は私を分かっていないなぁ。

「すっげぇ・・・まるで禍々しい大名行列だな」
「ドエム先輩を退けて四天王に加わったんだろ」
「奴隷・・・いや『オトモダチ』の数ももう分からなくなったし・・・天井知らずってのは河合香のためにある言葉だな・・・」
「ばっ、お前!後ろ・・・!」

「うふ、コンニチハ☆」
「か、河合香・・・」
「私の事はァ、カワイコちゃんって呼んでね☆・・・って言ったよね!?」
「うぐっ!!」
「言う事聞けない悪いコはお仕置きしちゃうよォ」
「う・・・か、カワイコちゃん・・・マジ・・天使・・・」
「ウフフ」

宰次
私、アンタが思ってるより凄いコなのよ?

分かってるのかな?

A


『おい香』
『なによ。呼び捨てにしないでよね。』
『なんだアレか、俺に「かわいこちゃ〜ん」って呼んで欲しいのか?』
『皆そう呼んでるけど。』
『頭おかしいんじゃねぇの?』

昔からままならない存在があった。従兄の道仁宰次だ。

小1ほどの頃・・・私が彼の漫画か何かをとった事が発端だったように思う、私達は取っ組み合いの喧嘩をした。私に対して譲らない人間が初めてで、ムカついて許せなかった。けれど6,7歳の私は年上の宰次にいいように転がされっぱなしで。自分には敵わない相手がいるのだという事も初めて思い知ったし、幼心に「カワイコの魅力」という天井知らずの可能性をへし折られたショックの大きさは計り知れなかった。
『なんでもお前の思う通りになると思うなよブス』
小学生の口撃はストレートで残酷だ。寝る前になると彼の言葉がよぎり、3か月は泣いたものだった。
宰次は壁。天敵。私のプライドを完膚なきまでに叩き壊した鬼畜生。

以来8年間、親類の集まりでも何でも私は徹底的に宰次との遭遇を回避した。次に出会ったのは中3の夏で、私が低学力の不良ばかりが集う荒暮高校にしか進学できないと聞きつけた彼が、無理やり勉強を教えに上がり込んで来たのだった。

『私、したい事しかしない主義なの。勉強なんていいから。』
口から苦い汁が出る。アイデンティティ崩壊の日の苦々しい記憶が蘇り、宰次と会う事を拒絶させた。
けれど
『馬鹿かお前、したいしたくないの問題じゃないんだよ!お前みたいなひ弱な女があんな無法地帯な高校行ってみろ、一瞬で人生終わるぞ!分かってるのか?』
『私結構強いんだけど。』
『嘘つけ』
『痛っ』
『ほらみろ』
やっぱり宰次は私の思い通りには動いてくれなくて。
『・・・』

ただ、何故だか怖かったり不愉快ではなかった。私は、私の鼻先を弾いて悪戯っぽく笑う宰次を見ながら、「大きくなったなぁ」とか「笑うと雰囲気違うんだなぁ」とか「手が筋張って大きいなぁ」とか、ぼーっと関係のない事ばかり考えていた。

(道仁×カワイコの前に)@

カワイコがわかりにくいので前置き的な
ちょっと観覧注意


私の名前は河合香といって、フルネームで呼べば「かわいこちゃん」と聞こえる。小さい頃から親や周囲の人々に「かわいこちゃん」「かわいこちゃん」と呼ばれチヤホヤされ続けてきて、私もそれが普通だと思っていた。
私は実際に可愛いし、持て囃されるに相応しい容姿を保てるよう努力も惜しまない。鏡に映る自分が好き。他人にちやほやさせる魅力を持つ自分が好き。望めば全てが思いのままになる事も気持ち良かった。

「あぁ・・・っふ、も、もっと、もっとグリグリして下さいぃ・・・」
「あははっ!大の男が情けなくないのォ?地べたに寝転がって、女子高生にアソコ踏まれて感じてるなんてさぁ!」

高校に入ってから「オトモダチ」が沢山できた。私の言う事を何でも聞く、私の事が大好きな男達。たまにこうして遊んであげるの。

「ぁう・・・ン、ふぅっ、ふー・・・!」
「聞いてるの?・・・なぁにこれ。なんか出てきてるんだけど?」
「う・・・っはぁ、はーっ、か、カワイコちゃん・・・オレ、もぅ・・・!」
「えーっ本気で?ありえなぁい!本当に踏まれてイっちゃうわけ?ド変態もいいところね。・・・違うの?ホラ、気持ち悪い声ばっかり上げてないで何か言ってみなさいよ」
「あっ、あ、う・・・ッ、ン・・・・」

足の裏に生温かい感触が広がるのが分かった。オトモダチは肩で息をしながら私を見上げている。いや、おそらく私のスカートの中でも見ているのだろう。今日はピンクと黒のストライプだっけ。どう?可愛いでしょう、この変態。

「・・・この靴下もういらないわ。ねとねとして気持ち悪いもの。」
ニーハイを脱いでみせると、食い入るように見つめている彼へ放り投げた。
「あげる」
「あっ、あ、ありがとうございます!!」
いそいそと私の脱いだニーハイを広げ匂いを吸い込む姿に、ゾクゾクとした優越感を感じる。
「・・・ねぇ、私、可愛い?」

答えを知っていても、聞きたくなるのはなぜだろう。

どこか心もとないのは、なぜだろう。

 

 

絵ができるまでを晒す

先日のグロたん二氏くんとのチャットの際、人が絵書くところ見るの楽しいって話になり、
それぞれブログで絵のメイキングを晒すかって流れになったんですよ。

はじめ写メだけのっけるつもりでしたが、あまりに枚数が増えたため
まとめました

ただ、文章で補足しているものの
元々説明下手なうえ
「学びたい人は普通に講座なんかを見てるだろうし、そんなガチで解説する事もないか」と非常に不親切な開き直り方をしています。
流し見が最適だと思います。

出し惜しみしたって仕方がない

矢「こういうツンデレ的な図がね、好ましいと思うんだよ僕としては。」
備「へぇ」



サンタくんとかのちゃんの「あわてんぼうのサンタクロース」ネタを結局書き損ねて24日をむかえてしまったわけで非常にがっかりしているのです。このワードは、クリスマスを決して一緒に過ごす事のできない二人の良い口実になると思ったのですが。

多分こんな感じで気付いたら25日も終わるのだろうと思ったら書きかけているクリスマス関連の絵が非常に勿体無く感じてきたので、応急処置をして載せようと思い至った訳です。もっときちんと塗りたかったのよ。

まもって!

めぐみ「お父様。今年のクリスマスは素敵なサンタさんが沢山そばに居てくれて、恵はとっても楽しいです」



助手とゆかいな仲間たち

A「ジンゴーベージンゴーベー」←ジングルベル(いい発音で)
B「いいの?いいの僕がサンタでwwうふふwww」
C「だるいっス マジで眠いっス」

助「(嫌な予感がする)」

A「助手!今日は性夜クリスマスだ!勿論プレゼントはこの俺だ!」
助「やっぱり」

ロ「おい助手、誰か来たのk」
助「ロリさん見ちゃ駄目です」(がばっ
ロ「むぎゅぅ」

ロ「・・・、わ、わかった・・///」

A「おいおい人を有害物質のように失礼な。万一ロリちゃんの目に入っても大丈夫なようにおパンティだって装着済みだぞ!ほれみろフリフリのガーターwwww」
助「申し訳ありませんがお引取り下さい」ぎゅっ
ロ「ッ///」

C「なんかオレら邪魔系っぽくないスか」
B「まあ普通に考えて邪魔だよね」
C「Aさんもバカやってないで二人きりにさせてやればいいのに」
B「Aくんはあえて空気を読まないからね」
C「最低っスね」

Bはもはやカブったり見切れるのが形式美
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