2014-7-20 21:56
話題:最近観た映画
一昨日、昨日と観た映画をまとめて(記事は別)書くので一気に三個書きます。結構難しい!
そんなわけで、最初に一昨日時間つぶしとしてみた映画。
エグゼクティブデジション
普段シンジもしない占いにのっかって(一昨日の占いのラッキーアイテム?がアクション・SF映画だった)アクション…と探していた時に見つけたこの映画。ええ、セガールさんがパッケージにいたのでみました!まぁそんなお目当てのセガールさんは開始30分程度であっさり死ぬんですけどね。まさかあのセガールが!?と衝撃を受けました。
簡単な映画のあらすじ**
とあるテロリスト集団(どちらかといえば宗教?)の指導者が逮捕された。その指導者の解放を求めてテロリスト達は400人が乗るジャンボジェットをハイジャックした。だが彼らの目的は解放だけではなく、ワシントンを壊滅させることだったのだ…!
爆弾だけではなく化学兵器を載せているそのジャンボジェットを奪還すべく、長年今回のテロリストの首謀者を追っていた軍事研究者のグラント(カート・ラッセル)は特殊部隊とともにジェット機へと向かった…!
まぁよくある飛行機テロ的なものなのですが、この映画はとある事件に似ていると話題になっています。私も若干デジャヴを感じました。そう、かの9.11です。と、いってもこの映画が放映されたのは事件よりもだいぶ前なので決して事件をモチーフにしたとかそういうものではありません。あしからず。
さて、この映画において語ること…それは!セガールさんの退場!!(笑)
いや本当に、結構この映画の感想めぐるとみなさん同じようにセガール退場した…!って言ってるんですよ。まぁ多少でもセガールさんをしっているならその反応が正しいのですが。
今回の映画のセガールさんは特殊部隊を率いる中佐。主人公の研究者グラントとは、以前彼の情報をもとに化学兵器を奪還しに行ったら結局そこに目的のものはなく任務失敗…。そしてそれからは目の敵?というほどでもないですが険悪な雰囲気の中。グラントさんもいまいちいい人ではありませんが、セガールさん(トラヴィス中佐)もグラントさんが事件で呼び出されたときにとなりの人に「あいつの情報のせいで失敗した」とかこそこそ話す若干憎たらしい役です。結局あれはどちらがわるかったのか…。
まぁそれはよしとして。さて、そんなセガールさんは最初のほうで言った通りわりかしすぐ死にます。流れとしては
テロ起きて呼び出される
↓
奪還作戦決定
↓
作戦決行
↓
ジャンボジェット(もちろん飛行中)に特殊な設備つけた航空機を使って乗り込むぞ
↓
問題発生
↓
ジャンボジェットには乗り込めず航空機とともにちゅどーん(落ちていく描写しかありません
と、いうセガールらしからぬあっけさな。ついでに、航空機のパイロットはおそらく無事です。緊急脱出のやつで飛んでったので。つまりセガールさんのみ!てっきりいつもどうりテロリスト相手にセガールさん無双だと思っていた私は!!??状態。最後のほうまで「どうせセガールさんけろっとして待たせたな!とかいってくるんでしょう」とか思ってました。でません。
ついでに死ぬ前にグラントに「後は任せたぞ…!」とか言って死んでいきます。実際グラントのおかげでなんとかなりましたが本来なら乗らない予定だったグラント(非戦闘員)に任せないでください。本当にグラントは頑張りました。
見ていた私もセガールさんのまさかの退場に若干お通夜ムードでしたが、作中の彼らも負けないほどにお通夜ムードです。そりゃそうだ、姿見せたら部下に「トラヴィス中佐だ!」とかキラキラした目で言われてるいつものセガールさんポジだから周囲の期待もすごかった。それなのにまさかの作戦決行の段階であぼんって…。本当にすごいお通夜ムードで正直笑いました。
セガール無双期待していたみとしては残念ですが、セガールさんファンとしてはこれはこれで新鮮でよかったです。以前見たラスボス?ポジで死ぬのも新鮮だったなぁ…。
さて、そんなお通夜ムードから頑張った人たちが今回のメインです。
・まず主人公のグラント。パーティ会場からいきなり呼び出されたので作中はほとんどタキシードです、笑ってやってください。最初はいやな感じのやつだな…と思いましたがそんなことはない。意気消沈する特殊部隊+αをまとめあげて無事に誰も死なせることなく作戦完了させましたよ!
頭脳派で非戦闘員だったはずの彼ですが、その頭脳の活躍はもちろんのこと戦闘(というか体動かすの)も大いに頑張ってくれました。飛行機ものおなじみパイロットが殺されてからの着地のための操作も頑張りましたし…。実は最初に飛行機(小型の)の訓練をしているんですが、それが伏線だったようで。
冒頭シーンでの教官のおじさんの言葉などを思い出しながら頑張っていました。
・次にこれまた非戦闘員のメカニック、ケイヒル。本来ならジェット機への接続などのみ担当で現場に残らないはずだった人。最初こそびびってたりパニックになってたりと典型的なポジションでしたが、爆弾解体ポジのキャピーにかわり爆弾解体を頑張った功労者。
彼も登場シーンで加えてた中途半端な長さのストローがのちのちの伏線だったりします。事件終了後は一人で思いっきりのみにいった様子。彼とキャピーはずっと爆弾解体してたのでたぶんテロリストに存在知られてない。
・個性あふれる特殊部隊の面々。中佐が死んでからリーダー格として頑張った若干思慮が足りなそうな特攻タイプ(いや、十分頑張りましたが)ラット、言っちゃ悪いがお前がジェットに移動の際に失敗しなけりゃこんなことにならずもっとスムーズにいったと思うんだ…作中は背骨を折ったため作戦開始後はずっと仰向けになっていたキャピー、そして地味ながらも何かと活躍してくれた二人ルーイとベイカー。
ラットはいわずもがなですが、倒れた状態から鏡で映しながら爆弾の解体を指示していたキャピーやずっと途方もない荷物の中から爆弾を探したり国の戦闘機にモールス信号だしたりと頑張ってくれたルーイとベイカー…、こういう映画で誰一人かけずに終わったのって珍しいんじゃないかなー(抜中佐)とにかくみんな無事で何よりです。
・忘れちゃいけない協力者件ヒロインのスッチーのジーン。結婚おめでとう!とお祝いした同僚が調理室で物言わぬ死体になってたり、協力してたらそれがみつかって(協力してるとはばれなかった)おもいっきり殴られて拳銃突きつけられたり大変だった人。乗ってる保安官の存在隠したりといろいろ頑張ってくれました。最後はグラントのお誘いにのって二人でいちゃいちゃしつつお偉いさんのもとへ。
・もう一人忘れちゃいけない最後でファインプレーした保安官。名前わからない。見たことあるんだけどな…俳優さんの名前がわかりません。テロが来た段階で自分の拳銃は靴下に、警察手帳は前のパンフレットの中に隠した優秀な人。ジーンに新聞で特殊部隊が来ているのを教えられたりちまちま登場していましたが、活躍するのは最後の銃撃シーン。お腹打たれたりしてましたが無事のようです。
■全体感想
セガールさんにつられてみましたが、あの映画はセガールさんが早々と退場してくれてよかったです。頼りにしていた中佐が死んだ中で考えてみんなで頑張るのが素晴らしい。装備も不足してる中で試行錯誤して何度も訪れる問題を乗り越えていくというのがとてもよかったです。セガールさんだと、一人でどうにかできちゃうしね…。
私は吹き替え+字幕で見ていたのですが犯人グループ同士の電話とか会話で話していた言葉は翻訳されずいったい何を言っていたのやら…。そこがちょっぴりきになります。あと主犯の彼ぶっとびすぎ。変に冷静なところがよかったです。それと人物紹介には書きませんでしたが、次期大統領と言われていたらしい議員のおじさんは野心が大きすぎたかな…あっさり殺されてしまった。部下もなんて忠告してんだ!(「ここを切り抜ければ英雄になって選挙有利ですよ!」)
最後の突入まで全く存在を知られることなくこそこそ動き回ってあそこまでできたのはすごいな!という感想です。ところで赤外線って圧縮空気?冷凍空気?でみられるものなんですかね…?