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更新とお返事


drrr2に『ファンタスティック・ヒーロー』をUP。ヒーローってゆうか…ヒーロー☆な感じのあれですが。
すごい遅れたけど、ゆまっち誕生日ネタ。いや、某サイトさまで1月なのは知ってたんですが、日にちは知らなくてですね。今日調べたらとっくに過ぎてたというね!
でもネタが出来たからには書いちゃう。静雄さんの誕生日ネタと前後したネタになったけれど(笑)。
なんか2日連続でヨシヨシがろくな目に合ってないんですが……ごめん、ヨシヨシ。
でもでも、静雄さんとのお話ばかり書いてると頭の中に砂糖菓子の弾丸が溜まりっぱなしになってるような、そんな感覚になるんだよ。好きだけど!
そんなわけで(?)、クリスマスネタの『overflow』に付け足し文(笑)。今更なので、すごい暇で暇で仕方ない方などは少しだけ暇潰しになるかもしれません。あと、ヨシヨシが何をプレゼントしたのか気になってた方はちょっとすっきりするかもだし余計もやもやするかもだし(…)。でも、ヨシヨシがシンガポールに帰った後、ベッドの上とかであれをコロコロさせてたら可愛いと思うんですよねー静雄さん。
にしても、一ページに詰め込んだら恐ろしくスクロールが長いです。分けた方が…良かったかも……。
とりあえずここ数日で甘いのからおばかなお話まで書きなぐったので、そろそろ本気出して仔猫でも。…でも本気ってゆうかあれも別にシリアスではないんだよね。




拍手ありがとうございます!
以下、レスです。

















01/29 23:00
新しいお話〜の方

・お話読んでくださり、ありがとうございます。何故か谷田部はヨシヨシに関して残念な感じですよね。いつからそうなった。えろ画像よりヨシヨシの写メ選んじゃったからでしょうか。まったくもって残念です。横顔とかめちゃめちゃカッコいいのに。
ええ、とろとろに蕩けちゃったヨシヨシはきっと最高にかわいいですよね(笑)。お気に召していただけたなら何よりです!
こちらこそ、コメントありがとうございました!

更新と小ネタ(黄巾賊とヨシヨシ)


drrr2に『一緒に試験勉強やんない?』をUP。黄巾賊とヨシヨシの……微妙なお話です(笑)。読んで嫌な予感がした方は途中でブラウザを閉じましょうねー。
最後の最後に残念な谷田部が出したものは、ご想像にお任せいたします(笑)。
これで青春お題も後一つ………でも大富豪って難しいなあ……。




拍手、ありがとうございました! わずかなりと楽しんでいただけるものがあれば、大変嬉しいです。


下はやむおち小ネタ。
…てゆか、呼び捨てにしてたっ。あぶなーい;最近誤字脱字多すぎるぞ私!










「谷田部くん。TILTOWAITは?」
「Wizの魔術師系呪文LV7で、敵全体に10〜100のダメージだろ」
「あたり。ドルーア帝国が滅亡して暗黒戦争が終結したのは?」
「…605年、だったか」
「あたり。デビサバで敵の持つ能力を選択、撃破することでその能力を獲得することは?」
「スキルクラック」
「あたり。僕、谷田部くんは勉強が出来ないんじゃなくてやる気がないだけだと思う」
「三好…」
「大丈夫。谷田部くんはやれば出来るよ。一緒にがんばろう?」
「…おう!」


「ゲーム問題にしろ、何で微妙にマイナー方向なんだってツッコミ入れた方がいいのか? 俺は」
ぴかぴかの純粋な笑顔を向ける三好に嬉しそうな谷田部を遠目にする正臣は、半眼で呟いた。ニット帽の青年は首を傾げ、頭の後ろで手を組んだ八重歯の青年がにやにやと笑う。
「二人共、ゲーム好き」
「ま、やる気出たならいいじゃないすか」

お返事と小ネタ





何だか時々無性に読んでジタジタするような切なくて胸がぎゅうぎゅうなるような静雄さんとヨシヨシのお話が読みたくなるんですが……悲恋とかしねたじゃなく、ストロボエッジとかそんな感じの、もどかしい! 大好き!みたいなの。もしくは大切で大切で大切過ぎてヨシヨシに触れられない静雄さんとか。読みたいなあ。
…ってゆか、このサイトの静雄さんは触り過ぎですよね(笑)。思い返せば結構お外だよ。





でもって確か当サイトの静雄さんがヨシヨシを何かの動物に例えたことはなかったはず。確かなかったはず。羽生えてるかもな幻視はあるかもだけど(笑)。そんなわけで、その理由はね、な感じの小ネタです。とゆうか狩沢さんとゆまっちの掛け合いってだけかもしれません(笑)。
ヨシヨシは不在。静雄さんと狩沢さんとゆまっちによるヨシヨシ語り。












短い休憩時間。昼飯を摂るため60階通りを歩いていた俺は、門田のとこのツレにつかまった。一見普通の、しかしそれぞれが目一杯に膨れたリュックを背負った騒がしい二人組。挨拶から始まり戦利品がどうこうと話立てるのを聞くともなしに聞いてると、不意に話題が飛んだ。
狩沢がキョロキョロと俺の周囲を見回したかと思えば、不思議そうな顔を向ける。
「ねえねえ、シズシズー。今日はヨシっち一緒じゃないの?」
「は?」
なんで当たり前みたく一緒にいると思ってんだ。確かに学校帰りの三好とはよく顔を合わせている気がするが、今日は一度も会っていない。意識せずにいたことを思い出させられれば、何だか無性にもやもやしてきた。眉間に力が入る。気を紛らすように煙草を取り出し、口にくわえた。
こっちの挙動などお構い無しで、遊馬崎までもがうんうんと頷いてみせる。
「今日は街でも見掛けてないっスからね、てっきり静雄さんのとこかと」
「だよねー。シズシズにも会いに来てないなら、どこ行ってるんだろ。ヨシプーの行動範囲って広いから予想つかないよねー。せっかくだからこの間したカラオケの約束煮詰めたかったのに。電話だと巧く躱されちゃうんだもん」
「あれは狩沢さんがヨシヨシ君に無茶振りするからっスよ。確かにあの曲はコスプレ・振り付きで見てみたいっスけど」
「でしょでしょ。絶対カワイイよね〜!」
「いやだからって強要したら、逃げられっぱなしになるじゃないっスか。ヨシヨシ君、見た目もそうだけど逃げる時は猫並みの見事な逃走っぷりスよ」
「普段は仔犬並みの人懐っこさなのにねー」
「いやあ、ヨシヨシ君には猫耳っスよ。あのつり目といい、細い体といい、譲れないっス」
「なんでなんで!? ゆまっちの馬鹿! ヨシプーならわんこ耳でもいけるよ!」
「いやいやいや」
「ばかばかばか」
ぎゃあぎゃあぎゃあ。
何だか途中聞き捨てならない方向に行った話から、猫だの犬だのと訳の分からないことで言い合いを始めた狩沢と遊馬崎。
通りを見るともなしに眺めながら、俺がここにいなければならない理由を三秒考えた。
腹も減った。行くか。
踏み出しかけた俺を、狩沢と遊馬崎が同時に振り向いた。
「ねえ、シズシズ! ヨシプーはわんこでしょ!? だってあんなにシズシズに懐いてるもん!!」
「ここははっきり言って下さいっ! ヨシヨシ君はふわふわの仔猫だって! 膝に抱き上げたくなる可愛さっスよね!?」
意味も理由も分からないが、堪らなく不愉快だった。
眉間に深々と皺を刻み、俺は低い声で告げる。
「馬鹿か。犬でも猫でもねぇ、三好は三好だろうが」
直後。狩沢が耳に突き刺さる歓声を上げたのが心底解せなくて、俺は溜め息の代わりに煙草の煙を吐き出した。
――――何か、無性に三好の顔が見たいと思った。







ヨシヨシは男とか女とか関係ないんだよという最近の私と、三好は三好っていうただ一人の人間なんだよという静雄さんの主張(笑)。いやまあ、私自身はゆまっちに一票ですけどね!
静雄さんはヨシヨシ見て何かの動物を連想するんじゃなくて、何かかわいいなあと感じるものに接した時にヨシヨシ思い出してればいいと思う。で、苛々ムカムカした時は当然みたくヨシヨシに会いたくなってたら嬉しいなあって。








拍手、ありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたら、私も嬉しいです。
ではでは、以下レスです。














01/27 21:04
鴬花さんの書く〜の方

・わわわ、そこまで思ってくださるなんて光栄の至りです! 私も静雄さんとヨシヨシについて思いを巡らすと心臓がばくばくしますので、寿命は縮んでいるかもしれません(笑)。でも、いつか3WS2が出て公式でヨシヨシの頭をなでなでする静雄さんが見れる可能性もありますし! その日を夢に共に生きましょうね。
…なんかコメントの返信としてはズレた気もします。すみません。
コメントありがとうございました!

はぴば!

そろそろ陽が完全に沈もうかという時間帯。細い路地は闇が立ち込め、背の高い建物の落とす影と同化を始める。
橙色の残光が濃紺の浸食に抗うように狭い空を彩っていた。


べきん。叩き落としたナイフが硬い音を立てて歩道の氷と共に靴の下で砕け散る。
「ナイフが刺さらないって、化け物かてめえ…ッ」
「…るっせえなぁ……わざわざノミ蟲野郎を思い出させるエモノまで持ち出しやがってよぉ」
猛獣の唸り声にも似た低音が空気を震わせると、へたり込んだ男の体もまたガタガタと震え出す。勝手に喧嘩を吹っ掛けて、勝手に腰を抜かし怯える。その身勝手さにうんざりした。
「とりあえず、」
静雄は伸ばした手に男の襟首を掴んだ。
「俺の前から消えやがれ!!」
大の男の体重をものともせず、ボールを投げるくらいの無造作さで振りかぶって放り投げた。男は軽く数メートルを水平方向に飛んでいき、道路を挟んだ向かい側の店の壁にぶち当たる。倒れて痙攣する男を見ることなく、静雄は踵を返した。
「…くそ、苛々させやがって」
大きく息を吐き捨て、ポケットから取り出した煙草に火をつけようとした時。
「静雄さん…っ」
遠巻きに出来ていた人垣を掻き分け、赤茶色のくせっ毛を揺らして少年が駆け寄って来る。手に下げたコンビニのビニール袋が揺れてかさかさ音を立て、靴音に重なった。先日積もった雪が溶けずに凍っているためコケやしないかと静雄は心配になったが、小走りで駆ける様は安定感があって平衡感覚の良さを感じさせる。
細っこくて幼さの残る容姿は頼りなさげでつい手を伸ばしたくなるが、運動神経は悪くないのだと。知ってはいても過保護になる自分の思考が可笑しくて、静雄は表情を緩めた。
一瞬息を詰め、小さく吐き出すと煙草とライターをポケットに戻す。街灯の明かりに照らされる中、白いコートを纏った小柄な姿が近付くにつれ、沸騰していたはずの怒りが急速に冷めていくのが不思議だった。
「三好」
すぐ目の前まで来た少年の名前を静雄が呼べば、三好は律儀にこんばんはと頭を下げてみせる。しかしすぐに顔を上げると、素直そうな目に心配気な光を浮かべて長身の青年を真っ直ぐに見つめた。
「大丈夫ですか?」
「…?」
何を訊かれたのか理解できず首を捻った静雄に、三好は少し眉を下げる。
「喧嘩になっていたみたいだから…、怪我、してないですか?」
真剣に見上げてくる大きな瞳に苦笑を閃かせ、静雄は肩程の高さにある三好の頭に軽く手を乗せた。大丈夫だ、と頷いてやれば漸く三好はほっと頬を綻ばせる。
「良かった…」
「三好はバイトか?」
親元を離れ一人暮らしを始めた少年は、学費以外の生活費を稼ぐため幾つかのバイトを掛け持ちしていた。無理をしてないかと訊ねても、いつだって笑って大丈夫だと答えるけど。出来ることがあるなら、力を貸してやりたいと思っている。
こくりと首肯して、三好は手に持ったビニール袋をちょっと持ち上げてみせた。
「でも少し時間があるんです。よかったら、一緒に中華まん食べませんか?」
見てる方まで穏やかな気持ちになる、そんな笑顔の誘いを断る理由を見つける方が難しかった。



通い慣れた近くの公園、ベンチに並んで腰を降ろす。三好は紙袋を開いて静雄に見せた。
「あんまんと肉まん、静雄さんはどっちがいいですか?」
冷たい空気を押し退けるようにふかふかと立ち上る湯気、二つの中華まんを前に静雄は悩んだ。元々三好が食べようと思って買ったもの。優しい後輩は静雄の好きな方を譲ってくれるだろうけど、厚意に甘えるばかりでいいのか。自分の方が先輩だというのに。何故か難しい顔で眉間に皺を寄せる静雄と袋の中へ視線を往復させ、三好は納得したように微笑した。
「…はんぶんこ、しましょうか」
「おぉ…」
あんまんと肉まん。真ん中半分というには少し不器用に割って、三好はホット烏龍茶と一緒に大きい方を静雄に渡した。
「この時期、外で食べる中華まんておいしいですよね」
両手に持ったそれを何だか幸せそうな顔で口に運ぶ三好の隣、同じように中華まんにかぶり付きながら静雄はそうかもなと頷いた。
誰かと分け合って食べる温かいものは、冬の夜のきんと冷えた空気すら遠ざける。


言葉数はお互い少ないながら、会話をしながら食べ終わるのはあっという間。最後の一口を飲み込んで、三好は立ち上がった。
「時間か?」
「はい。静雄さんは、お仕事終わりましたか?」
「ああ、後は帰るだけだな」
ついでだから途中まで送るかと考えつつ、静雄も腰を上げる。そこへ、三好が小さなビニール袋を差し出した。
「…なんだ?」
「ショートケーキなんですけど」
「ケーキ?」
甘いものは好きだが、なんでいきなりと静雄の頭に疑問符が浮かぶ。
自分のことのように嬉しそうな顔で三好はにこりと笑った。
「誕生日おめでとうございます、静雄さん」
「…誕生日…」
呆然と呟く静雄に三好は首を傾げる。朝、学校に向かう途中で偶然会ったトムとの立ち話の中で出た話題。間違いではないはずなのに。
「28日ですよね?」
「…ああ、今日か」
学生時代は家族が祝ってくれたが、それ以降他人から祝福された記憶はない。意識もせず、すっかり忘れていた。
おめでとう、なんて言葉を人から掛けられるとは思いもしなかった。不思議な感じだったが、嫌な気分じゃない。
―――というか。くすぐったい温かさが胸に生まれたのをごまかすように、静雄は三好の頭をそっと撫でた。
最悪の気分で終わるはずだった一日を特別なものに塗り替えてくれた、その細やかな優しさが嬉しいと思う。
「今日、お前が会いに来てくれて良かった。ありがとな、三好」




Happy birthday!







2012.01.28


静雄さん、おめでとう!

進行形




どうせなら日付変更直後に投稿したいものです。自己満足ですけどもー。
完成したらお祝い文を投げ込めるかと。

最近距離感の掴めないお話ばかり書いてたから、原点回帰を狙ってみる。普通の先輩後輩って、どんなのだったか…。


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