いつかの記憶

こんばんは。

三日連続でﾐｨの通院でした。

先輩には「で？今日はどこの病院？」って
聞かれるのが、日課になりつつありました。






今日、たまたま、
病院帰りの時間に先輩がこっちの事務所にいて、
会えるかなぁ〜？
なんて、ちょっと期待してました。

先輩もﾐｨに会いたがっていたのだけれど、
やはり間が悪いのね。

電話中に呼び出し。

そのまま、埼玉に向かいました。






いえね、別にいいの。仕事だし。

だけど、ﾐｨに会わせたかったなぁって。

先輩、残念がってました。





でもね、お陰で明日の晩、逢えそうです。

ちょっと遅い時間になりそうだけど。





さて、明日の晩に向けて頑張りますか!

さっ、寝よ。






では。おやすみなさい。

先輩、今日もお仕事お疲れさまでした。

ゆっくり休んでね。

助けて欲しい時に、貴方は居ない。





もっと素直に、涙流せたら。



あと、もう、ほんのちょっと、楽になれるかも…

「後悔したくないから」「後悔しないように」



この頃、よく口にするね。先輩。




どんな心の動きなの？





「俺ら、上手くいってるなぁ」


ボソッと言う。




どんな心の方向なの？








聞いてみても、ふっ…って笑うだけ。

ほっぺをムキュって、抓るだけ。





その眼差しの先には、何があるの？




頭の中、見てみたいよ…

週末、九州に行っていた先輩。

休みなく働いて、今夜帰宅とか…

「直接、家帰ってもいい？」

聞かなくてもいいよ。


お疲れさまでした。












実は、九州に出発前に逢いました。

長めに時間がとれそうだから。と、喜んで。

抱き合ったまま、うとうとと二人寝ていたら
電話で起こされて。


旦那からの電話。



最悪。

今夜仕事で帰らないから。だって。

どうでもいい。邪魔だけしないで。






追記あり＊＊＊

「愛してる？」


って、聞かれて。

やっぱり即答できなかった。




「ふふっ」

って鼻で笑われた。



“愛してる”って言葉を先輩に言うのは
どうしても躊躇してしまう。




素直に言えたらいいのにね。



言ってしまったら、壊れてしまいそうで。






「俺は愛してるよ」


微笑んで言う貴方。








「離婚しちゃってよ」

私の胸に顔を埋めて先輩は言うの。



どうしたんですか？

髪を撫でながら聞き返したら、
ｷﾞｭｯてされて。

背骨がﾊﾟｷｯて鳴って。

二人、顔見合わせてﾌﾟﾌﾟｯ笑ったの。







そんな夜でした。







鎖骨のしたの痕が消えないうちに
また逢いたい。






おやすみのキスをねだった貴方が
愛しくてたまらない。









朝なんてまだ来なくていいのにね。