透明人間



朝は頑張ろうって、笑顔をつくって出ていって。


でも、いざ直面するとやっぱりやるせなくて。



涙を堪えられないの。




昨日の今日でこれだもの。
どれだけメンタル弱いのって、ね。



でも、苦しいんだよ。


周りから見たら何の変化もない関係でも、
本人間には見えない壁があるってのは。


もう私のこといらないなら、はっきり言ってほしい。


アンタナンカイラナイ。



そうやって拒絶してくれたらいいのに。



そこにいないかのように、
私なんか必要ないかのように、
そんな扱いを受けたら。


まるで自分が「透明人間」にでもなった気分がする。


もういっそなった方がいいのか。



そうやってフェードアウトしていけばいいのか。



ただ嫌なところだけを見せるくらいなら、私のことを突き放せばいい。


私は排泄口で耐えていられるほど無感情でも大人しくもない。
そして、強くもない。
耐えてられないよ。
こんなに喘いで溺れて苦しいんだから。




何で、こうなったんだろう。



弱肉強食の世界をまざまざと見せつけられたような。


ずるい、


と思ってしまう。




こんなにもこんなにもこんなにも、
私には居られる場所がないのかと。
方やたくさん持っている人がいるというのに。




自分のこの性格も恨めしいけれど、
巡り合わせの悪さも憎い。






今時の若者を笑ってられないくらい、
人間関係に苦しんで、執着して、溺れて、息の根を止められそうになってる。


疲れるなー…