【一か月一冊本読む自分企画・1冊目】
おすすめ本を紹介してくださった方、ありがとうございます!(^▽^)
次に読むときの参考にさせていただきます!
第一弾はやっぱり好きなこの方で!
「プラチナデータ」
東野圭吾
2010年6月刊行
2013年春に映画化が決定しているようですね
二冊買う予定で書店に行ったとき、一冊ははずれない本を買おうと思い、好きな作家さんの本を買うことにしました。それが東野圭吾さんなのですが、やっぱりはずれなかった!
面白くて一気に読めました。物語に引き込むスピード感がありました!
●紹介(本裏の説明)
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の"彼"。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相にたどり着けるのか。
現代社会はいろいろな技術が日々進歩してます。データ管理もその一つで、日常でもさまざまなところでデータの発信受信、蓄積分析がされています。
たとえば通販のおすすめ商品とか?あれはこれまでの買い物の結果から、その人が興味あると思われるものを自動的に表示しているそうですね。
あとは公共交通機関で使うスイカとかの使用状況。
ぶっちゃけ、情報を垂れ流して生活してるみたいなものですね…
警察機関も大いにこれを活用しているとか。
DNA鑑定はよくニュースなんかでも出てきますね。それによって誤認逮捕とかがありましたし…
誤認逮捕とかがあるくらいだから、システムは完ぺきではないということですね。
この物語でも、そんなシステムの欠点が鍵でした。
欠点というか、意図的なものでしたが…
ミステリーとかよく読みますが、犯人を外すことに定評がありますww
今回も最後までわからなかったorz
読んでる途中で「たぶんこの人が犯人じゃね?」とか、「あれ、やっぱりこの人か…?」といろいろ考えましたが、すべてはずれたww
意外っちゃあ意外な人が犯人でした
主人公はバリバリ理系人間って感じの人でした。しかし、この主人公二重性格で、もう一つの人格はそれとは真逆でした。
読み進めると、なぜもう一つの人格が形成されたのかがわかります。同時に、今までの彼の発言の背景もわかります。
人の思考というか考え方というのは、育った環境が多大に影響していると私は思います。
主人公については、過去について書かれていたので、「だからこんなこと言ったのか〜」と分かりました。
なんでこの人こんなこと言うんだろう、と思ったときは、昔何かあったかなにかだろうと思えば、こちらも不快感なく接せられるかなーと思いました(笑)
やっぱりミステリーはおもしろい!
映画は期待を大幅にはずれないような出来だといいなぁ…