この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。
ログイン |
ロウルートクリアしました。
全書もチャレンジクエストもすっとばして、とりあえずエンディングを目指した。
プレイ時間:28時間
レベル:75
次はちゃんと全書埋めたりするぞ!
※ネタバレにご注意ください※
テーマは重いと感じました。ええ…鬱だなぁと…。
●ストーリー
「秩序を重んじ、現状を維持する」のか「強い者が望むだけ変えられる世界にする」のか、要所要所で選択を迫られます。どちらも選ばない、中途半端な選び方をすれば、それはそれでエンディングにつながるんだろう。
正直、どちらも選べません。心情的には。とりあえずヨナタンルートでいこうと思っていたので、ヨナタン寄りな回答をしてましたが…。
どっちが正解かはわからないし、どちらも正しくもあり、間違いでもあるんじゃないかなと思いました。
人々がみんな納得して生きられる世界の実現なんて無理なんだろうと思います。
ただ、どちらか選ばないといけない…。主人公は大変だなぁと思いました。ヨナタンとワルターは考えがかなりまとまってたし。イザボーはどちらも選ばないという立場でしたが。
大が小を切り捨てることに完全に賛同はできませんが、それも仕方のないことなんだろうと思います。
トップに居る人たちはより有益なほうを選ばないといけないし、天秤にかけたとき、やはり犠牲が少数で済むほうを選ぶでしょう。
こう考えたのは、東京の悪魔たちが食べている赤玉の制作過程を知った時。
まさか人間の脳から神経伝達物質を物理的に取り出して、それをもとに作ってるとは思わないわ…。それを大量に採るために、子供たちを収容して洗脳的な教育をし、いつかは抽出するために世話してるとか…。
「お母さんが帰ってくるのをここで待ってる」というようなことを言っていた女の子がいました。たぶんお母さんは帰ってこないよね…。もう死んでるか、子供を売って豊かな生活してるぜ…きっと。
収容している施設の部屋もかなり気持ち悪い。
歯科のイスみたいなのに拘束して座らせて、たぶん頭つついて採ってるんだろうな…。椅子の上で涎を垂らして天井を見てるとか、何も話さない人とか、みんな大人でした。子供たちは普通に会話できましたが、大きくなったらああなるのか…と思うと…気持ち悪い…。
ですが、この胸糞悪い赤玉のおかげで、多くの人が助かっているのもまた事実。必要悪…と言っていいのかわかりませんが、暗いものの反対には光がある、とよく言うように、そういうことなんだろう。
みんな死んでしまうよりは、最小限の犠牲を払ってでも大勢が助かったほうが良いという選択をしたのでしょう。
他に最善策があればまた違うんだろうけど…。
ワルターの言う、「強い者が望むだけ変えられる世界」も、それはそれで魅力的だけど…。
それはつまり年中戦争ってことじゃないか?一度トップに立っても、またそれを打ってトップに立とうとする人が出てくるし…。
ただ、上の言いなりになってていいのかよ!それじゃただの機械か道具じゃないか。というのももっともな意見。私的には、わざわざ逆らって今の安定した状況を壊すのはちょっとな…と思いますが、そういう世界では個々の意志が消えてくのでしょう。
どっちの意見も、やっぱり正しくもあり、間違いでもありますね。
さて、ロウルートを一緒に行くのはヨナタン。
彼は裕福なラグジュアリーズ出身で、いかにも育ちの良い坊ちゃん。サムライになったからには祖国のために任務を全うすると、国への忠誠心が強い人物です。
途中で天使?と合体する必要がある、という展開になり、主人公かヨナタンどちらかが合体の材料となれと言われます。
祖国のためにと動いてきたヨナタンでしたが、自分の死の可能性を前にして言葉を失う。
ここまで二人で同じ道を来たし、ヨナタンには死んでほしくないという思いもあったので主人公を選びましたが、結局ヨナタンがやることに。なんなんだww
結果的に合体したものにはヨナタンも強く反映されてたし、最後まで一緒だったわけですが…。
いよいよ最後へ向けてというところで、どちらの選択もしなかったイザボーが立ちはだかります。
たぶん彼女はどちらも間違いだと思ったんだろうな。
イザボーと戦いますが、最後はまさかの自害。それでも、そこまで追い詰めるほど攻撃をしなければならないというのは、主人公の意志は固いということでしょうか。
ラスボスは…なんだかあっけなく終わってしまった…。
予想通り、ラスボスはワルターが合体したっぽい悪魔だったわけですが。そいつを倒したことでワルターも死亡。最後に、「俺を倒せたってことはお前の選択のほうが正しかったってことか」と言っていました。強い奴が上、と考えるワルターらしい言葉だなと思った。
そして現状維持のために、悪魔が住まう汚れた東京を消すことに。無論、その東京に触れた主人公とヨナタンが合体した奴も消えなければいけない…って、え?
生き残れるんじゃないのかよ…。ということで、同期4人はみんな亡くなってしまいました…。
彼(主人公)が見れなかったその後の世界をあなたに…ということで、その後の世界を少し見ることができます。
無垢な人間だけで構成された世界。主人公はメシアとして、銅像まで建てられて崇められます。
信仰で成り立つような世界で、安寧は続くと…。
エンディングはあっけなかったww
祖国は守るというヨナタンと、神に従い安定した世界をという選択を実現させたわけですが、なんだか釈然としませんね。
きっとワルターと行くとしても同じようにすっきりしないんだろうなぁ…。
たぶん中間を取るようなエンディングが真エンドってことか。
架空の世界での壮絶な物語ですが、現代に生きる私たちにも問いかけているような気がしました。
でもまあ、汚い部分には目を瞑って、そうして目を瞑っていることさえ気づかずに生きているのが大多数の現代人なんだと思います。もちろん私も。
でも、こういうことを考えるきっかけになるようなお話でした。…重かった!鬱だった!
●システム
メガテンシリーズは初、ペルソナシリーズをやってきた奴として、似てるところとかに着目したことも書きたいと思います。
・大きな違いといえば敵の悪魔は会話して仲魔にして一緒に戦えるというところですね!会話楽しかった!仲魔として持っていれば、戦闘を回避することもできますし、便利です。
・バトルはシンボルエンカウントのターン制バトル。ペルソナ同様、敵の弱点を突けばこちらの行動回数が増えるという仕様です。やり方によって強いやつにもさくっと勝てる。
なんだかミカサがかわいそうだぞ…
※ネタバレにご注意ください※
久しぶりに新しいゲーム!遅ればせながら、「真・女神転生W」をプレイし始めました。
ペルソナシリーズはやったことありますが、メガテンシリーズはやったことがありません。
公式サイトをちらっと見た限り、ペルソナ1に近いような、ライドウっぽいような、そんなイメージを抱いてスタート。
舞台は東のミカド国という架空の国。
自然豊かで中世の都を想起させるような雰囲気の国です。
18歳になった主人公は、友人のイサカルと共にガントレットの儀式というのを受けに行く。18歳になったらやらなきゃいけない決まりみたいですね。
ガントレットを起動させられたらサムライとなり、いろんな任務をこなす。
当然主人公は選ばれてサムライになりますが、イサカルは選ばれなかった。すごくサムライになりたそうだったのに残念だったな…。
サムライはやはり身分が高いらしい。
この国はラグジュアリーズという裕福な区域に住む人と、カジュアリティーズという貧しい区域に住む人とで分かれているらしく、あまり仲は良くない。
主人公とイサカルはカジュアリティーズ出身なので、サムライになれば一気に裕福な暮らしができる。
同期の新人サムライのうち、ワルターはカジュアリティーズ、ヨナタンとイザボー、ナバールはラグジュアリーズです。話し方でだいたいわかる。
女子率低っ!女の子一人かよぉ…。ペルソナみたいな恋愛要素は一切無いんだと理解した。
ヨナタンCV神谷さんだと…。なんか最近見るアニメ見るアニメ必ずといっていいほど神谷さん見かけるぞ…と思ってたとこにまたお見かけした。
導入後はさっそく初任務。ナラクという悪魔がたくさん居るとこに入って任務をこなす。
戦闘はシンボルエンカウント。敵はこちらの存在に気付くと向かってきます。これがまた速い速い!怖いよ!
ぶち当たる前にXで攻撃できれば先制を取れます。難しいが…。
悪魔と会話をして仲魔にして共に戦う。
悪魔との会話といえば、ライドウで一度経験してます。悪魔の理不尽な切り替えしにも少しは慣れてた。
すでに仲魔として持っていれば、同じ悪魔に会って会話を選べば戦闘を回避できます。ピンチの時は助かる!
最初のダンジョンですでにかなり死んだんだが…。私が下手なのか難しいのか…。
全滅するとゲームオーバーですが、死ぬ直前に三途の川みたいなとこに送られ、「金払えば助けてやる」と言われます。ゲーム内の通貨「マッカ」でも、3DSの「ゲームコイン」でも、どちらでも払えます。
ゲームコインと言われた時にはメタっぽいな…と思った。
できればマッカはあまり払いたくない…。悪魔との会話とかでもう財布すっからかん状態…というのがザラだし、なんかマッカは貯まらない。
ゲームコインは100枚もあったのにもう0だよ…。死にすぎだろ…。
親切なことに難易度変更がいつでも行えます。
二段階ありますが、難易度落としたら急にヌルゲー化した。落差激しいな…。さくさく進めたい人には間違いなく一番簡単な難易度がオススメです。
悪魔の種類が豊富!
ペルソナでも見かけたやつもたくさんいるし、初めて見るやつもたくさんいます。
カハクがすごく好きでして、野生?で会ったときは叫んだww小さい!かわいい!
ピクシーとか妖精系はかわいいよね!
物語を進めると、サムライに選ばれなかった友人イサカルに再び会います。
選ばれなかった人は故郷に逆戻り。言葉はキツくないけど、お前は選ばれていいよな…と言った感じで妬まれる。
その後、主人公とイサカルの故郷の村で悪魔が大量発生という事態に。
生存者の救出のために村に入るって少し進むとまたイサカルに会う。
「純文学」という本を読むと悪魔になるとか。俺も読んだんだとイサカルは言うと、やはり悪魔に変わった。うん、まあ妬まれたときになんとなくわかってた。
「お前にとどめを刺してほしい」と戦闘で追いつめると言われ、とどめを刺す刺さないの選択を迫られます。
選択は要所要所で出てきます。たぶん、ストーリーに関わることから、どうでもいいことまでww
主人公とイサカルは兄弟のように仲が良かったみたいだし、心情としてはためらうんじゃなかろうかと思い、「とどめを刺さない」を選びました。
結局倒してしまいましたが、ためらったことについてワルターにめっちゃ怒られた。
「お前がためらったからあいつは苦しんだ!」と。
ええー…いやいや、ためらうでしょ…。主人公とイサカルが実際はどれくらいの仲だったのかはよくわからんが、あの短い間でもそこそこ深い関係だというのはわかった。まさかこんな序盤で死ぬようなキャラだとは思わなかったけど…。
反対にヨナタンは主人公の選択を支持します。
「優しさを失くしてしまったら人間じゃなくなる」と。ワルターにめっちゃ怒られたあとだったからなんか安心しました。
ここまでだいたい3時間くらいかかりましたが、初めて見る言葉とか用語とか世界観とか、いろいろな情報がありすぎたので実際はもっとかかった気分。
サブクエストもたくさんあるし、全書も作れるし、やることが盛りだくさんな印象です。
システムも親切設計で、特に悪魔合体に関してはかなりやりやすいと感じました。
主人公が時々見る夢?で、ワルターとヨナタンが別々に、正反対のことを言っています。
それとパッケージを見る限り、最終的にどっちか選べという話なんだろうな…と思いました。
悪魔だらけで堕ちた世界なんかぶっ壊せという選択か、今日まで築きあげてきたこの世界を守るという選択か。
だいたい予測はつきますが、どうして同期で新人の二人がそんな選択を迫れるのか気になるところ。
話を進めていくとそういう思想になるのか…?どっかで別行動になりそう。
先は長そうだ!
あ、あと、ゲームはBGM重要だなと思いました。
電車の中で音量ゼロでやってるとどうにも緊迫感とか伝わってこない…。声入っているシーンも多いので、それも聞かないとイマイチ雰囲気が感じられない。
BGMと声の大切さに気付いた!
早いものでもう10話!
弟妹私三人で一緒に見てるという稀有なアニメ。だがみんな原作既読だからリアクションあんま大きくなくてつまらんww
性 別 | 女性 |