スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

小説「白夜行」

昔から本を読むのが好きで、それなりに量を読んできましたが、こんなに強烈な余韻を受けたのはこの作品が初めてです。
登下校中に4月から読んでました。二回目です。白夜行は、繰り返し読むことでさらにおもしろくなる作品だなぁと感じました。何も知らないで読む一回目、内容を知ってから読む二回目とでは、ずいぶん印象が変わりました。結構分厚いのですが、何回でも読みたくなる本です。

★以下ネタばれ含む感想ですので注意です★







小説、ドラマ、映画、と発売してから月日が経っても拡大するということは、それだけファンがいて、評価も高いということでしょうか。

始まりは、質屋の店主殺人事件から。結局この事件は時効を迎え、迷宮入りになったみたいです。事件以降は、主に事件の容疑者の娘、雪穂を中心として終盤まで展開されます。
この物語で一番インパクトがあるのは主人公2人ですね。1人は雪穂、もう1人は質屋の店主の息子、亮司。話の核は、この2人です。
特に印象深いのは雪穂。冷静沈着、眉目秀麗、文句のつけようも無い女性です。が、裏には冷酷で誰も寄せ付けない鋭さがある。本人が裏の自分を見せる場面は無かったと思いますが、回りの人々、とくに雪穂に警戒心を抱いている人たちの話から、裏の雪穂が窺えます。
早い話、雪穂は悪女ですね。そして不気味。知れば知るほど怖い人物です。悪女ということで、大人な女性という感じですが、子供じみた一面もあったかと。たぶん、全てが思い通りにならないと気が済まないタイプでしょう。
亮司は、終盤まで雪穂と何も関わりが無いかのよう。少しも接点なんて無い。でも実は雪穂の裏で、彼女の成功を助けていたり、守っていたりした。人柄は、セリフから冷たい感じを受けました。荒んでいる感じ。こちらも得体の知れない人物で、不気味。逆鱗に触れたらヤバイ人。

この物語の骨格は何だろう?と考えると、二人の絆(純粋な絆とは違うと思うけど)かと。言葉では表せない複雑な関係の二人です。

登場人物が非常に多く、群像劇の形式になっています。一見関係ない人の話かと思っても、後々繋がってくる。「なるほど…!」と何度思ったことか。他の人の目線から雪穂、または亮司を見ることによって、2人がどんな人物なのかを説明しているのでしょうか。

2人の関係についてですが、恋愛関係にあったのか、結局一かけらも書かれていませんでした。そもそも、よく読まないと二人が裏で繋がっているなんてわからない。読者も、作中に出てくる二人以外の登場人物と同じ心境になります。何かありそうだけど、全く見えない、もどかしい感じになります。

上手く言葉にできないくらい、濃く重い内容で、衝撃的です。
なぜ2人がこんな風になってしまったのか、これを考えると、2人(1人ずつ)を取り巻く環境を思い出し、どろどろとしたものだと思います。人が変貌するきっかけは、自分ではなく他人なのです。ある意味、一番の被害者だろう。でも2人がやってきたことは許されない。でも元はと言えば…と考えると、本当にもどかしいです。

言葉にできない、こんなに心に残る衝撃的な作品はあまり無いでしょう。ぜひ一度でいいから読んでほしい作品です。


ドラマも見ました。
そういえば、私がこの本を買ったのはドラマが始まってからですね。本当に一瞬だけテレビで見て、そのシーンが忘れられなかったんですね。たしか、子供時代のお別れのシーン。なぜか頭から離れなかった。正直、タイトルも知らなかったんですが、人づてに聞いて、ようやく辿りつきました。

泣けました。純愛物としては。ただ、原作とは別物という印象を受けました。
雪穂はともかく、亮司がへたれすぎて残念でした。もっとできる男なイメージだったもので…。
でも、原作では全く描かれなかった二人の様子が子供時代から描かれていて、なるほどこういう関係だったのか、と納得。そして、2人がこうなった原因はやはり環境にあるんだ、と痛感しました。雪穂の教会で叫んだ回で。そして私も泣けた。あまりにも可哀想で、哀しかったです。

小説、ドラマ、映画(私は見ていませんが…)と、それぞれ別の側面から描いているようです。原作をさらに楽しむために、ドラマ、映画もぜひ一緒に!
そして何より、原作はぜひ読んで欲しい。おすすめします!

カドゥケウスNB感想@

一回めの感想ですが、現在4章まで進んでおります。

★ネタばれ注意★











初めにアラスカに居た2人の医師ですが、ぽんぽんと話が進んで、元居たらしいコンコルディアの病院に戻ります。アラスカの病院は小さな病院でしたが、コンコルディアの病院はけっこう大きい。場所が変わって新しいキャラも出てきます。
正直、コンコルディアまではあまり話の展開もなく、不安でした。転機はこの物語の要である「スティグマ」という病気の手術からです。

このスティグマは新病。すごく動き回る病原体なので面倒でした…。
この手術の後、事件が起こります。
スティグマについて研究し、その情報を外部に出さないと言った教授が、資料と共に消えます。教授の部屋は火事に…。その火事に巻き込まれて、嫌みな外科部長(名前忘れた)がケガして手術。ざまぁwwと思ったのは私だけでは無いはず(^ω^)
教授は行方不明になりました。

誰かが起こした事件らしいですが、私は教授がやったんじゃないかと思ってました。研究するうちに危険性に気づき、じゃあ資料もろとも消えようと。でもよく考えたら、何の解決にもならないので、この線は消えますね(笑

この事件の後、医師達はまた移動。今度はカドゥケウスというアメリカ最高峰の医療施設です。カドゥケウス…前作はここが舞台だったり?わかりませんが…。

カドゥケウスに移ってからは、けっこう話が盛り上がってきます。とりあえず設備に驚きましたね。あんな所がリアルにあったら、とても手術しやすいのではないかと。
ここでもあたらしいキャラが登場します。綺麗なおねーさんばっかりだ!そして日本人医師が居ました。ツジ先生。几帳面で神経質そうな女性です。見た目どおりの性格でしたが^^

とりあえずここまでが3章の内容ですかね。4章からはまた次回。

外科だけしかできませんが、その代わりにいろいろなアクションがあります。
ただ、やることが増えたのにガイドが無いので、少しやりづらい感もあります。気になったのは、
・電気ショックの緑色の部分が狭くて難しい
・動脈瘤の破裂が早い
・火傷箇所の処置がいまいちわからない
・easyでもやっぱり難しい
ですね。
やり方がわからなくて失敗、なんてのはよくあって、ちょっとなぁ…。私が理解力無いのが悪いのかもですが。
ここまでS判定が一つしかないです。難しい…!


さて、もう少しで終わりそうです。ラストがとても気になります!

腱鞘炎注意の医療ゲーム

毎週一度は死体の写真を見て、二度は手術のビデオを見させられる。そんな一週間を送っている私です。

以前「HOSPITAL.6人の医師」を買う時、どっちにしようか悩んだ「カドゥケウスnew blood」を衝動買いしました。気づいたら買ってたよ。こええ…。

アトラスの医療ゲームといえばカドゥケウス、ようやくそのタイトルをやります。
舞台はアラスカ、2人の医師が病院をまわしてます。雰囲気は医療ドラマERっぽいです。そしてうれしいことに、看護師さんたちがちゃんと出てきます。ホスピタルは助手が医師でしたからね。こちらで看護師が助手に入っているのは、単に人手が足りないからでしょうか。でも医師は2人居るしなぁ…。
手術は外科のみです。どちらの医師でやるかは自由ですが、どちらを選んでも大差ないですね。
グロくはないです。人によってはムリ!って方もいるかもしれませんが。

現在難易度はeasyで進めてるんですが、なかなか難しい…。やり方がよく分からなくて、失敗ってことがよくあります。
ホスピタルではガイドがついていたので迷うことはありませんでしたが。このシリーズ初プレイって方は、ホスピタルからプレイされることをオススメします。

けっこう進んだので、ぼちぼち感想を書いていきたいです。

本のデパート

先週も池袋行きましたが、今日も池袋行ってきました。
本を探していたのですが、普通の本屋さんに無くて…。でかい本屋が池袋にあると聞いて行ってきました。

私方向音痴なので、たどり着くまでに30分かかったorz
東口から出て右の道をずっと行くと、左手に見えます。ビルはわかりやすいです。正直コンクリートジャングルをナメてた。すぐ見つかるだろうと踏んでたんですが、どっち向いてもビルばっかであれー?って感じでした。東京コワイヨー(;ω;)

お店はすごかったです!まさに本のデパート。図書館のようですね。レジは一階で、他七階?までは全て本が置いてあります。無い本はないんじゃないかと思うくらいたくさんあります。
一度でいいから一日中あそこで本読んでみたいですね(^▽^)

くそっ…今日もバイト…。…辞めたい…。ミスしまくって、超迷惑かけてるし。真剣に、バイト行く前吐き気がします。辞めたい…。土日は鬱です。

世界一初恋2話

なんか毎週見そうなので、感想でも書こうと思い立ちました。
最近ゲームできないしね(;ω;)
しばらく眠っていた腐魂がまた覚醒したのでね。

★ネタばれ注意です!










ようやく気づいたかー!前回、いつ気づくんだろう?とそわそわしてて、結局気づかなかったので少しがっくりでしたが、今回か!よかったよかった!
もちろん視聴者は最初から気づいていたと思いますが。

それにしても、高野さんは本当に律くんのことが好きなのか?わかりやすい表現や表情がないので、少々腑に落ちないです。

今回は漫画家さんって大変なんだ!とわかった回でした。出版業界こわー…。あの大変さがあって、私達が本を読めているんだと思うと、やはり新品を買って還元したいと思いますね。

改めて思ったのは、OP、EDがすごく良いということです。喜多さん好きだなー。でもすごくピンクで乙女で、何アニメかと思う(笑

余裕があったら純ロマと合わせてこちらも買いたいですo(^-^)o
久しぶりに腐の世界に浸っている今日この頃。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2011年04月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30