男性型脱毛症(AGA)の治療薬としてはミノキシジルとプロペシアが2大勢力です。
病院で処方されるプロペシアの方は、ファイザー社からジェネリックが発売されました。
時間をかけてなるのがAGAなら、治療にも時間がかかるのは当然で、服薬も長期間続くでしょう。
トータルコストを軽減していこうと思ったら、後発医薬品の使用について担当医に相談するのも手です。
ご存知のように、たんぱく質、亜鉛、ビタミンB群の3種の栄養素が、健やかな髪の成長のために重要な栄養素です。
具体的に言えば、たんぱく質はアミノ酸の集合体で、アミノ酸はケラチン(毛髪の主成分)になります。
亜鉛はケラチンを生成するために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンB群は髪の毛を作る毛母細胞の働きを強くします。
代表的な食品として、たんぱく質は大豆製品、亜鉛は牡蠣に、また、ビタミンB群の場合はレバーまたは緑黄色野菜などが代表的です。
頭部を温めてあげることは頭皮の毛穴を開かせるのに効きますが、ホットタオルを使った方法が良いですよ。
必ず熱湯を用意して蒸しタオルを作らなければならない訳ではなく、濡らしたタオルを数十秒間レンジでチンすればとてもスピーディーで簡単に作れるのですよ。
入浴する前に蒸しタオルを頭部に巻き付けておけば、毛穴が充分に開いた状態になり、髪の汚れや皮脂がシャンプーでよく落ちます。
汚れ落ちが完璧になると健康的な毛穴を保持できますから、髪を育てるためにベストな方法といえるかもしれません。
イソフラボンは「植物性エストロゲン」と呼ばれるほど、女性ホルモンのエストロゲンに近い作用があるとされ、摂取することで男性ホルモンを減少させ、髪の毛が抜けにくくなるという話を聞いたことがある方もいるでしょう。
そのため、育毛にも効果があると言われますが、今現在、科学的に立証されてはいません。
一般的に、大豆イソフラボンという名前が浸透しているように、大豆製品に豊富に含まれている成分です。
育毛治療をお考えの方は、一度漢方を試してみてはいかがでしょうか。
東洋医学から生まれた漢方では、薄毛の問題は血虚と呼ばれる血液循環の不調や、気虚と呼ばれるストレスや疲れでエネルギーが慢性的に不足している状態、加齢から全身の身体機能が低下した状態の腎虚などを挙げることができます。
これらの問題を漢方を使って解決し、自然治癒力、免疫力をアップして発毛しやすい体質へ変えていくのが漢方を使った育毛の方法です。