育毛に関しては、新しい情報が次々と出ているので判断に迷うことがあります。
例えば、育毛中のコンディショナーについても人によって見解が違うようです。
そもそも、コンディショナーは髪の表面のダメージを補修して保護膜を作ります。
コンディショナーの成分であるシリコンが毛穴に詰まると髪が抜けやすくなるため、育毛の観点から言えば、あまり良くないというのも分かります。
とはいえ、この成分が未配合の育毛用コンディショナーもありますし、頭皮の毛穴詰まりを防ぐために十分に洗い流せば問題なく使うことができます。
ご存知のように、クリニックでの育毛治療には保険が適用されないですから、代金は全額負担になります。
そのため、どこに行っても同じ治療費という訳ではなく、クリニックごとに違いがあります。
治療内容と、それにかかる料金はカウンセリングを受けた後に決定されると思いますが、薬だけで治療を進める場合に対して、植毛したり注射で発毛を促すような治療の場合は高い治療費になると知っておいてください。
手にある3箇所のツボをマッサージすると、血行を良くし、育毛に働きかけることができるのをご存知でしょうか。
手をマッサージするときは、ツボ1点ごとに、じんわりと時間をかけて行いましょう。
早く押すより効果がありますし、落ち着きのある動作が品良く見せてくれます。
いかにも「健康、ツボ押し中」のようには見えませんから、合間をみて行うようにしたいですね。
男性の脱毛に効くのは、脱毛点(親指の根元)、労宮(掌の真ん中)、「心穴」(中指の第一関節)のツボでしょう。
とくに上半身の血行を促進してくれるので、効きやすく、抜け毛を改善し、毛髪と頭皮の健康増進に役立つでしょう。
育毛に効く手のツボは2か所であるとも言われますし、わかる人であれば目的を絞って数か所を押すと良いとも言われており、一度興味を持つと、面白いもののようです。
しかし、ツボ押しは直後から開放感は得られるものの、本来の効き目が出てくるには時間がかかります。
ツボ押しのみに頼るのではなく、それ以外の育毛も併行して行っていくべきでしょう。
どうしてノコギリヤシによって育毛効果が得られるのかというと、抜け毛の要因になっている5αリダクターゼという物質が働かないようにして髪の毛が抜け落ちることを阻むことが可能であるためです。
5αリダクターゼはジヒドロテストステロンという名前の物質と組み合わされると、皮脂を大量に発生させます。
出すぎた皮脂が毛穴に詰まり込んでしまうと脱毛したり、毛髪が育たない状態になってしまいます。
付け加えておきますが、ノコギリヤシはそのまま食べるわけでなくて、エキスが使用されます。
普通、アロマオイルというとリラックス効果を目的としたものとしてのイメージが定着していますが、育毛効果の期待できるオイルがあります。
例を挙げると、スウィートオレンジというオレンジの皮から抽出された香りの良いオイルは発汗や血行促進を促し、頭皮の毛穴詰まりを改善する効果が期待できます。
症状に適した効能を持つオイルを組み合わせてご自身の症状にフィットしたヘアオイルやシャンプー等を作ることも出来ます。