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雪でお外に出られないので

オリンピックを見ていて気になることがある。
スノーボードハーフパイプの日本女子選手4人の、帽子から出しているこめかみあたりの毛束だ。
いわゆる「姫カット」の部分の毛があごの下まで長さがあるのに垂らして、風にあおられゆらゆらしている様…うざいんじゃい!
本人たちはおしゃれのつもりだろうがうざいんじゃい!
それだけ帽子にメットにかぶりまくって顔の大きさなんかわからなくなっているのに、小顔効果とかねーから!
まあ、日本人選手以外のかたでもちらほら見るので流行りなんだろうけど、見ていて邪魔だわ。
あんな程度の毛束でも視界を遮るし口に入ったりして不快だから、いかにして髪が邪魔にならないように生きるか考えている(おおげさ)という自分にとってはアホらしい行為である。
髪が邪魔にならず、しかし坊主ではなくそれなりにおしゃれっぽくあればなおよし。そんな髪に私はなりたい。
どんな髪型だよ。

小説について語る。
元々私はそんなに小説を読むのが得意ではなく、特別好きでもなかった。 どちらかといえば漫画の方が好きだけど、お金がないのでたくさん買う、たくさん読む、ということもできなかった。漫画喫茶なんてものも無かったし。
小説を読める友達にあこがれて自分も読んでみたけど、そんなにハマることもない。
でも本にハマるターニングポイントになる一冊に出会った。 それが島田荘司「最後のディナー」だ。
これは正月休みに特にすることもなく、何でもいいから本を読もうと思い閉館直前の図書館で適当に借りてきた一冊。正方形のハードカバーの見た目が可愛いので選んだ。
なのでこの本が御手洗シリーズとも知らず、登場人物たちの関係もよくわからず、少し生意気でうるさい犬吠里美となんだか酷く消沈している石岡くんがどういう間柄なのかもわからなかった。
この本の中の「大根奇聞」でミステリーにドハマりした。
これは殺人事件ではなく昔話の謎を解くもの。安政だか元亀だかの大飢饉の頃の薩摩藩にて。飢えで死にかけている師匠の為に、勝手に採る事を禁止されている年貢用の大根を抜いた弟子。お上に知られたら即刻斬首になるところ、師匠も弟子も助かっている。何故だ!?という話。
今まではただ読んでいたものを、この「大根奇聞」は何故、どうやって?をとにかく考えながら読んだ。どうしてもお上にばれない様な抜け道や小細工を思いつけず、悩んだ挙句のオチに打ちのめされた。ミステリーってこんなに面白かったのか!と。
その後御手洗シリーズを読み始め、宮部みゆき、京極夏彦、小野不由美など沢山の作家さんの本を読み、文字だからこその面白さを知ることができた。
あの時あの本に出会えて幸せだと思う。

本を好きになるのはきっかけやタイミングもあると思う。姪は本が大好きなようだが、甥は本が苦手なよう。苦手なら無理して読まなくていいけど、本が好きな姪には沢山本をあげたい。
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