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わたしの化学的な愛は

(ロマンスを感じて)

私の残忍なロマンス
私の美しいロマンス
私の悲惨なロマンス
私の成人向きロマンス
私の道化者なロマンス
私の純真なロマンス
私のわがままなロマンス
私のゴシップなロマンス
私の哀れなロマンス

パラレル・ストーリー.

パラレル・ストーリー.



もしも≠フ物語、
考えてみませんか?


キーワードにつづく言葉を
書いていってください。

文章になってもOKです。


*------

・髪を切ったラプンツェル


「塵に見えまして?」
独り言をつぶやく。
カラダから切り離そうが、私だった一部は美しい。爪も、涙も、呼吸で吐かれて空気に混じった二酸化炭素も、私なのよ。同じように愛して下さるかしら、お母様。

勢いで散髪したことに激しく後悔をしたラプンツェルは、自己防衛を心に並べるが、屁理屈にしか成らず一層がっかりる。輝きを失った"元私の一部"を見て、なにか、役に立たないかとラプンツェルは考えた。

詰まらない人生、
いっそ、私ごと、切り落とそうかしら。


ラプンツェルは塔を飛び降りた。
髪で編んだ綱を体に繋げて。


彼女は縄を作り、塔の脱出に図った。
そうね、怒られるのも嫌だし、ココをでちゃえば解決よ。


・歌わない人魚姫
→歌声だけが世界との更新手段って訳じゃないわ。勘違いなさらないで、どうぞ、ご心配なく。

人魚姫はそう伝えたかったが、上手く伝わらず、人に愛されたが、同情も入り混じり、人間は優しい生き物だと学んだ。

人魚姫は笑った。
少し悲しくて笑った。

・正直者のピノキオ
→「僕は嘘吐きだよ」
夢を見た
嘘を吐いて鼻が伸びる夢を。
嘘じゃないよ。本当だよ。
嘘吐いたのも本当だよ。


・シンデレラの継母は優しかった

王子様は妄想です
ガラスの靴も妖精も想像です
お姉様も優しくて、私は、継母様の愛を独占したくって、本日も空想に浸ります。


・大人になったピーターパン

ああ、僕はジュニアハイスクールの頃、ピーターパンを演じたんだ。それが原点かな。好きだった子がウエンディ役でさ、それに、昔から歌も得意で、おばあちゃまや母さんにいいとこ見せたくって(勿論好きなこにもね!)、張り切って演じたよ。そのときから僕はピーターパンなんだよ(笑)今もネバーランドの場所を覚えている。ティンクやフック船長も変わらずハチャメチャヤってるよ。...え?僕自身?僕は今は、そうだな。体は重くなったけど、歌は続けてるし、たまに飛ぶよ。はは、ライブでね。ねえ、人の靴の裏を見届けれるのって、きっと、ネバーランドの住人か、バンドマンしか見ることが出来ない光景だと思うんだ。え?クスリ?もう辞めたって、本当だってば、ねえ?(メンバーに同意を求める)ハハ、でも、フィーリングは大事にしたい。だから童心は失わないようにしてるんだ。ネバーランドを忘れないのと一緒のことだよ。


・見つからない青い鳥

少女の中で青い鳥はいなかったことにしました。次の日、少女は空っぽの鳥籠の中に、新しく黄色い小鳥を押し込めました。残念ながらその小鳥は鳴きません。少女は少し寂しいと思いましたが、その原因を思い出せませんでした。


(青い鳥の話忘れちゃった!)

・ヒットマンは、赤ずきんの少女


赤ずきんは静かに語りかける。

「頭巾の秘密とドロワーズの中身、どっちが知りたい?」

「どっちもdeath or dieよ。」

赤ずきんはゆっくりとバスケットから拳銃を取り出し、トリガーにか細い指をかける。

凶器を目の前にしたおばあちゃんは目を細めてこの、実に不可解な状況を楽しむ。

「赤ずきん!」
「面白いことをいうのねえ!」

ペロリとと鋭い犬歯を舐める。

「あなたに私を撃てるかしら?」

「ええ、撃てるわ」
「あなたは知らない人だもの」

ギラリと鋭い目を光らせる。

「あらあら、私がおばあちゃんじゃないってことはお見通しなのね」

「でもね、」

「私の体内には、あなたのおばあちゃんが居るのよ」

いい終わったときには、赤ずきんの手の中に拳銃はなく、衝撃
を与えられたのを感じとった。

(このオオカミ、思ったより早い..!)

オオカミは迷いなしに突進してくる。

「可愛い赤ずきん!あなたも私の血肉になりなさい!」

勢い身を任せ赤ずきんに覆い被さり、絶望を与えるかのようにゆっくりと牙を剥く。

「っく!」


声を上げたのはオオカミだった。
腹部が異様に熱い。
腹に視線を落とすと、なんと、胃袋もろともを引き裂かれ、先程一飲みした老婆が、まるで胎児の如く、ずるりとおちた。

まったくもって予想だにしなかったことだ。
ひ弱赤ずきんを喰べるのは、この私だというのに、返り討ちだと?
徐々に身体が痺れていくのを感じた。してやられた!


赤ずきんは既に床から這い上がり、奇妙な光景を見物していた。

「バカね、ヤるなら一思いに」
「ヒットマンの基本よ」

「なん..だと..?」


「おばあちゃまを喰って身体の重くなったあなたに、スピードで負けるわけないでしょ」

「ま、でも、下手に銃で頭狙い撃つより、毒仕込みナイフの方が確実だしね」



赤ずきんが言い終わる頃には、失血によりオオカミの意識は飛んでいた。

「赤ずきんの赤は、返り血よ」

さて、今からおばあちゃまの蘇生をしなくては。お金で命は奪えても、お金で命を買えないなんて難儀なものね。




*------

(世界なんて、)

(変えてしまえ。)


      

        あげぱん@


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