心境の変化
そのいち
料理しなさそうだよねといとも簡単に見抜かれるのが釈然としないので、取り敢えず休日におやつだけでもとキッチンに立ってみる。
混ぜるこねる焼く、工作の域から抜け出せずこれじゃない、、これじゃあないんだよ!とあえぐ。
食事と呼べる代物を作らなくては...とはわかりつつ、食べたいものないし...めんどくさいし...(あ)
そもそも我が家で「食事」などという習慣がないしわたしもグルメではないし、食べるよりも寝たいし、お菓子は外で買うし、となかなか上手くいかない様子。今日は秋田名物をつくった。ぺろり。
そのに
初期の椎名林檎を聴く。
Twitterで林檎好きな男の子がPVを真似してて、ああこの空気やっぱりいいな、と思えて。
あんにゅいで、突き刺さる冬みたいに厳しくて、目に見えない東京で、液体や細胞が膜の中でぞぞろと生命活動をしているんだなって感動した。壊れたバイオリンみたいな歌声がすきよ。
永遠に大槻ケンヂを鼓膜に感じていたいけれど鬱が加速して手首か!縄か!とかなしき詩人、自滅への道へと階段突っ走って行きそうな気もしたので自殺ストップ。
そのさん
恋人欲しいな〜って季節到来したはいいもののごたごたは御免だぜ、と尻込み気味。
昨年はモテ期だったね。最悪だったけど。
今思えば取り合ってくれる構図だったけど情緒不安でクズとダメ人間の集合体を作って鬱のオンパレード。ついでに欺きの上に立つ哀れな恋人たちを苛つきに身を任せクラッシャーキメて2015年はおとなしくしようと交友関係も縮小。
ずーーーっと「彼氏いなくてもいいっす」って食事とか紹介とか全部断っていたよ、あーあ。福山雅治の結婚から急に自分の中で新婚ブームきちゃって、親にとっての孫の想像とかしてみる特定の彼氏いないのでこの作業虚しい。
職場に好青年がいて宗教化されているのに茶々入れるのたのしい。中村にとって唯一の周囲にいる男性でもあるので基準は彼。
信仰心足らないわたしには塩対応な好青年だけれど、多分あいつわたしのことまあまあ好きだぜぷくく。この前も会った瞬間に「うわっ可愛い!」だぜ。その前は「細っ中村さん細い」わたしのこと好きに違いないな。この人うっかりモテるの気を使って女子に言葉も選んでるからね。チャラい言葉をチャラと感じさせない仕事すげえ。っていう妄想もしている。ちなみに好青年とは絶対に付き合えないってお互いに認識。だって私たち表面化させてないけど嘘つきだもん。
わたしの嫌いな女の子がめちゃくちゃ絡んだアピールしてくるのを尻目に、君よりわたしのほうが可愛いですから残念賞と心で意地悪する余裕はある。
そのよん
前髪を上げる。
特に意味はない。視界すっきり。