ダイエット同様、停滞期というものは育毛でも一度は必ず感じるはずです。
ヘアサイクルは髪の一生とも言えますが、成長期、停滞期、退行期の3期に分かれていて、その中でも停滞期は最長半年にもなります。
この時期は発展が特にわからず不安を感じることも多いでしょう。
でも、それから退行期を迎えた後に治療成分を取り込んだ毛根から新しい髪が生まれてきます。
効き目が目に見えてくるのはそこからなので、挫けずに待つ事が大事です。
近頃どうも頭頂部や額の髪が薄くなって、ひょっとしてAGAの兆候かという疑いが出てきた時は、あくまでも簡易ですが自分で判断することも可能です。
枕元や床に落ちた髪をじっくり見てみて、地毛より短くて柔らかかったり細い毛の比率が高くないか確かめるという調べ方です。
本来の髪寿命より前に抜けたと思われる頭髪のパーセンテージが高いほど、健康な髪の成長を支える基礎的な能力の弱体化の証拠ですから、進行性であるAGAを疑ったほうが良いかもしれません。
毛が生えてくる、または毛を増やす、毛を太くする食べ物としては、海藻は良いといわれています。
その他、タンパク質補給のための大豆、ビタミンやミネラル豊富な緑黄色野菜、毛のつやを増すという青魚、血行を良くし、細胞分裂を盛んにする唐辛子も、毛を育てるためには効き目があるといわれてきました。
食材ですから、薬のように集中的に摂取するのではなく、特定の食材に偏らず、栄養をバランスよく摂れるよう心がけてください。
栄養のバランスが崩れると、抜け毛も増加を招いてしまいます。
育毛に関する情報は日々更新されており、今現在も育毛に効果がある成分がさまざまに見つかっています。
白薬子エキスは、髪の素になる毛母細胞の働きを良くしますし、血行不良を改善し髪の毛に栄養が届くようにするニンジンエキス、あるいはヒノキチオールという、殺菌作用があり頭皮ケアに最適な成分などです。
育毛治療薬に限らず、医薬品や医薬部外品に指定された薬は含まれている全ての成分をパッケージに記載するよう定められているため、使用する前に把握することができます。
ただ、化粧品として売られている育毛ケアのグッズは記載の義務がないため、具体的な成分は分からないでしょう。
たかがブラッシングといって適当にすることはいけません。
正しいブラッシング方を実践することで、後々、健やかな髪の毛を生やすことになるでしょう。
ブラッシングに使用するブラシは先が丸いもので、髪の毛が摩擦を起こしにくく静電気が発生しにくいものを選ぶようにしましょう。
少し高級品のブラシになりますが、ブラシは自然素材から作られたものを購入すると良いです。
また、ブラシの先端が鋭利でないものを購入したとしても、ブラッシング時に頭皮に直接当てないようにすれば頭皮環境にダメージを与えないようにする事ができます。