たんぱく質と亜鉛、それに、ビタミンB群を加えた栄養素が、育毛には欠かせません。
簡単に説明すると、たんぱく質はアミノ酸が集合して出来ているのですが、このアミノ酸が髪の毛の大部分を占めるケラチンの素になります。
亜鉛はケラチンを生成するために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンB群は、髪の毛を発毛し成長させる毛母細胞を活性化するために必要な栄養素です。
食品の例を挙げると、たんぱく質は大豆製品に、亜鉛は牡蠣に、ビタミンB群はレバーあるいは緑黄色野菜といった食品が代表的です。
タンパク質が豊富な乳製品は、現在育毛中の人にはぴったりの食品です。
とりわけチーズにはL−リジンという必須アミノ酸が入っており、育毛治療で多用される成分のミノキシジルの働きを活発にすることができます。
ですから、積極的に取り入れることが推奨されます。
けれども、過度な摂取はカゼインという乳製品全般が含んでいる成分が他の栄養素の吸収を妨げることにつながりますから、適度な量を守ってください。
ブブカという名前の育毛剤をご存知でしょうか。
これについての口コミ情報も増えてきています。
育毛効果が高いという評判で、医薬品と勘違いされる方もいそうですが、処方箋不要の、誰でも買うことができる医薬部外品の育毛剤です。
ブブカに配合されている「褐藻エキスM−034」は海藻由来の天然成分ですが、これが薄毛や抜け毛の治療薬として、一定の効果が認知されているミノキシジルと、同等の効果を期待できるとして、話題になっています。
そして、植物由来の「オウゴンエキス」の働きによって、男性型脱毛症の大きな原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を8割弱程も阻害してくれ、これは、テストステロンをDHTに変換させる5αリダクターゼを、「オウゴンエキス」が抑制することによって成されます。
褐藻エキス、オウゴンエキスは医薬品並みに効果のある天然成分ですが、他にも数々の成分が使われていて、育毛の効果を確かなものにします。
暖房器具などの話でよく名前が挙がる遠赤外線とは、エネルギーが身体の奥まで吸収されやすい長い波長を持つ光の事を言います。
遠赤外線は身体を温めるにとどまらず、育毛にも効果的だと研究により示されています。
血液の循環が遠赤外線を照射すると活発化し、育毛剤をその後に使うと浸透の具合が相当な上がり幅を示すようです。
2倍にまで浸透率を上げることができたとの成果も聞かれます。
様々な薄毛治療が受けられるクリニックでは、発毛や育毛の有効成分を経口ではなく点滴によって体内にダイレクトに取り込むという方法によって治療する所もあるようです。
ビタミンなども一緒にして発毛成分を送り込むので、頭皮の働きを盛んにしたりストレスを解消したりといった体質改善効果も見込まれます。
点滴に限らないで、他にも治療を同時進行すれば効き目が増すはずです。