話題:今日1日のまとめ。





図書館で予約した本を取りに行った。
また一番だったらしく、
すごくキレイな本を渡された。
うん、気分がいい。

株関連の本は、
滅多に借りる人がいないらしく、
予約すると、私の為に買ってくれる。
有難い。とても、有難い。

好きな作家の新刊は、
発売前に予約すると、
大抵は一番か二番になるようだ。

ライバルは、うちの妹。

私の好きな作家を、
ほぼ全員教えてしまっていて、
どうやら気に入ったらしく、
同じ本を予約していることが多い。
そして、妹は予約は早い。

そのくせ、読むのも返却も遅いから、
コイツより後に予約すると、
すごく待たされる。

今年一度も話してないから、
普段の生活で実害は少ないけれど、
こういう、見えてないところでも
迷惑をかけられている。

ムカつく。




久しぶりに、「0655」をまとめて観た。
色々、スペシャルと題して、
特集していたので、
私の好きな「おれ、ねこ」が観れない。

でも、歌のスペシャルで、
私が気に入っていた歌が1位になっていた。

toi toi toi

デーモン閣下が、
キレイな声で、優しい歌を歌っている。


最近は、何もかもが、
上手くいかなくて、
嫌になって、

ただ悲しくて、
イライラして、
虚しくて、


死ぬことばかり考えていた。


ロビンの死に引きずられるように、
死ぬ場所を探した。



でも、この歌を聞いて、
もう少し、頑張ろうと思えた。


単純だけど。







働いていた時に、
2度だけ利用した、小さい郵便局。

えらく親切な、おじさんとおばさんが二人だけいる。

会社を辞めてから3か月経つし、
私はいつもマスクをしていたから、
私を覚えてはいないだろうと、
窓口に郵便を出しに行った。


「もう、お仕事はお休みですか?」



覚えられていた。


「はい。お盆休みです」


とっさに、嘘を吐いた。


恥ずかしい。
働いていた時の私を知る人物には、
もう、誰にも会いたくなかった。

マスクで、顔の半分以上がいつも隠れていて、
私はこの、私の嫌いな顔を、
この二人には見せずにいたのに。

マスクをしてない私の顔を、
この二人は知らないだろうと、
私だと気付かないだろうと思って、
今日はマスクなしで出掛けたのに。


迂闊。


マスクは、私が思っていたほど、
万能ではなかったのか・・・。


いや。


髪型だって、すごく変わっている。
肩につくほどの長さだったのを、
今は、バッサリショートカットにしてる。

何故、気付く??


とりあえず、
もう、この郵便局には行かないだろう。











小さいペットショップのある店に行く。

猫を、生きている猫を見たかった。
そこにはアメショとソマリがいて、
どちらも、眠っていた。

残念。

寝顔をしばらく見ていると、
気持ち悪い男が隣に立つ。

犬の方に移動する。
可愛くない犬がいる。

嫌な視線を感じ、
場所を移動する。


その店の本屋に入る。


中島敦の本を探すが、ない。

「山月記」を買って、
読んで面白かったし、

林先生の本に、
沙悟浄の日記?
みたいな本が紹介されていて、
それも面白かったので、
手に入れようと思っていた。

中島敦。

最近のお気に入りだ。

漢文のような、不思議な、
ちょっと難しい文章を書くので、
最初はちょっと読みづらさを感じていたのだけれど、
人の心情の描写が、とても上手くて、
弱い部分、ダメな部分、汚い部分、

まるで自分のことのように共感できる。




気付くと、また気持ち悪い男が視界にいる。




足早に、店を出た。




自意識過剰かもしれないが、
過去に、散々、
痴漢や変態と遭遇している。


本屋のレジの前で堂々と、
私のお尻を触ってくる痴漢もいた。


頭のおかしい人間は、
割と、日常に、たくさん、いる。


だから、警戒するに越したことはない。





他の店で、
一週間分の食糧を買う。

お盆だから、
やはり普段の平日より、
人が沢山いて、眩暈がした。

家族連れや、
カップルや、
お年寄り。

色々な、人。


お店は、嫌い。

自分の孤独が際立つから。
独りを、実感するから。




家に戻った。





図書館。
郵便局。
店。
店。



外出時間は、1時間ほど。
それでも、すごく疲れている。




一週間振りの外出だったけれど、
やっぱり、外に出るのは、
とても、怖いと感じる。



どうしたら私は、

「普通の人」になれるんだろう?



そんなことを考えた、


今日、一日の終わり。