暑さを残しすぎじゃないですかね!!
秋ってなんなんですか!!?とか言っているうちに雪が降るんだよねー。諸行無常ですわ。
折角の三連休なので、おでかけをする。 

こないだ(といっても数週間前)夕方のニュースで特集していた、長野県信濃町のとうもろこしロード…?もろこし街道…??的なところへ。おそらく近所の農家さんたちが農園で採れたとうもろこしを焼いたり茹でたりスープにしたり、そんな露店が並ぶ道があるのですよ。
「今年のとうもろこし完売」という農園もあったので、おそらく集客のピークは8月中旬から下旬なのではないかと。でもそんな暑い時期に炎天下でアツアツのとうもろこしが食えるかというと、おいどんにそんな気合はないとです。
ということで涼しくなってきた今が好機と思ったのに普通に暑かった。まあ、暑さピーク時に比べれば清々しきまろやかな日差しでしたけれども(よくわからん見栄をはる)。
私は焼きとうもろこし、相方はコーンスープとそばがきをいただきました。ゆでもろこしもあるけど、ゆではお家でもできるから焼きを選択。う、…うまい!あまーい!!あと焼いた焦げ目が香ばしい!うまうま。。歯間に思いっきりとうもろこしを挟みながら食す。
コーンスープはアツアツではなく、程よいぬるさで提供してくれるのですが、これまたメチャメチャ甘くてうまい。洋食屋さんとかで出てきそうな上品かつうらごししまくってるコーンスープ(ぐびぐび飲みたいのにそれをとどまらせる形状の皿&スプーンで提供されるようなやつ)とは別ベクトルのうまさで、皮から何から全てをミキサーですりつぶしたからうまみもえぐみも100%天然素材的うまさだ。
相方はとうもろこしが苦手なのだが、どれもおいしくいただいておりました。缶詰のコーンは平気だけど茹でたてコーンのあの香りが苦手らしい。わかるようなわからんような。 

さてその後善光寺へと向かう。
前回4月にも来たが、今回はお礼参りです。
今年の2月に甥っ子がくもまっか出血(漢字がわからない)で生死の境をさまよったのです。甥はまだ10歳にもなっていない。倒れる前日に実家を訪ねた時はニコニコしながら私にコーヒーを淹れてくれたのに。そんな小さな子がくもまっかって…?!知らせを聞いた時からしばらくは自分も半分死んだような気持ちだった。
甥の意識が戻らない頃に私は善光寺に行き、あらゆるおさい銭箱におさい銭を投げながらお参りして、お守りを買って、相方と2人でおみくじを引きました。結果は2人とも大吉。こんなこともあるんだなぁと思いながら帰りましたが、その後しばらくたってから甥っ子はみるみる回復し、リハビリを経て、今では病気したのがわからないくらいに回復しました。
これは甥っ子本人の努力と、お医者さんや看護師さん、学校の先生や、父である兄と姪と祖母とあらゆる人の力添えがあっての回復だろうけど、善光寺さんにお礼と回復しましたって報告に行きたいと常々思っていたのですわ。 

前回周ったおさい銭箱におさい銭を投げ、また2人で引いたおみくじは、私は吉。相方は末小吉。やっぱ前回はスーパー御利益があったのかもしれないとか思った。(でも吉にもとてもうれしいことが書いてあった)

私も両親も全然信心深くないし、家に神棚も仏壇もない家で、だいたいの日本人が「自分は無宗教」っていうように私も特に何かの宗教を信じていない。
でも「無宗教」のだいたいの人が文化的に神仏とともに生活をしていて、ご飯を食べる前の「いただきます」とか「お天道様が見てるから悪いことはできない」という心持ちはまさに神仏が当たり前にいる生活なんじゃないかと思う。
今回、神頼み(寺なので仏頼みかな)に善光寺を選んだのは単にパッと思いついたからなんだけど、善光寺って本堂の後ろにどどんと山があって、山の方から山門に向かって風が吹いてくるのがすごく清々しいんだ。
信玄公が欲しがって謙信公が守ろうとした善光寺さんとは私も良い御縁でいたいなぁと思うので、今回お礼参りに来られて良かったと思う。20年前位に善光寺で買ったお数珠は控えめなのにかわいくて、大のお気に入りなのだ。