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新潟県のミステリースポット??をめぐる

ミステリーとか神秘とか大好きなおいどんだが、…なんていうんだっけ?肝試しに、ああ、心霊スポットだ。それ的なものには興味はない。
そういうところは危険なところ(いろんな意味で)が多いので行かないけど、あとで調べたら心霊スポットだといわれているところだった場所がある。
そんでミステリースポットならともかく心霊スポットという形式で紹介されているのは不愉快だなぁという場所もある。

そこが上越市板倉区の「地すべり記念館」だ。
ここには地すべりをおさめるため人柱(生贄)となった旅のお坊さんのお骨が祀られている様子が見られる。お骨があるんだけど、本物なのかサンプルなのかはわからない。
地元にはたくさんの大蛇が地すべりをおこす相談をしているところを聞いてしまった僧が人柱になってくださり、地すべりをおさめてくれた、という昔話があったが、実際に人骨の入った素焼きのかめが見つかり昔話が本当だったという裏付けがされたらしい。

この僧の昔話と、地すべりのしくみ、地すべりの被害を最小にするためのしくみなどのパネルやビデオを地すべり記念館でタダで拝観できるのだ。
もともと上越の板倉区は地すべりを起しやすい土地で、この記念館と糸魚川のフォッサマグナミュージアムで見たけど、日本の土地の成り立ちって東北部分と近畿より西側の部分の土地が変動して近づいた後、新潟から東京までの日本列島の腹巻みたいな部分がせりあがって、今の本州の形ができたらしい。つまり、新潟県や東京の土地って地球規模で考えるとまだ出来立ての地面で、だからこそ水はけが悪くて地すべりや地震で液状化現象が起きやすいんだって。確かに新潟市の昔の写真見ると「潟」の文字そのものの沼みたいな土地だもんね。
そんなありがたい僧の行いを心霊スポットと表すとなんか茶化して面白がってるみたいでいやだなぁ。

他にも心霊スポットと言われている日蓮岩屋に行ったこともあるけど、ここは正直怖かった。高僧の日蓮が蛇(そういえば、また蛇か)を改心させた場所という説明なんだけど、ここは…。
時季外れなので閉鎖された海の家の駐車場に車を止めて歩いていくんだけど、海の波の音とか近くの国道を走る車の音がどんどん遠くなって、ほぼ無音になって突然空気が変わって、それが静謐ではなく緊張がすごい。そんで目の前には巨大な岩の壁があり、その下に入れて奥に祭壇(?)があるんだけど怖くて無理、入れない。
まったく落ち着かないので早々に車に戻ってナビの操作をしようと思ったんだけど、辺りを見渡すと広い駐車場に数台の車が止まっている。車についてホッとしてたけど、もし人が全然いないこの場所で拉致されたら…という恐怖感がじわってきて早々に発車して逃げた。
日蓮岩屋は新潟市西蒲区?角田浜にあるんだけど、あそこらへんって怖い噂というか言い伝えが多いせいか、なんか怖いんだよなぁ。落ち着かないんだよなぁ。
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