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ぷち感想と小ネタとぷちぷち



そういえば昨日は私が唯一見てたドラマの最終回なのでした。
うん…はるはるで良かったんじゃないかな。
だって何かあったらどこにいたって必ず駆けつけるんですって。スーパーマンにだってなれちゃうんですって。
だって周りに中々弱み見せたり甘えたり出来なかったのに、素直に頼れたりついつい面倒みたりしちゃうんだよ!
まあ、てゆか男性陣の印象薄すぎて(失礼)、最初からこの二人にしか興味なかったんだけどっていうかハルコさんがつぼ過ぎた。私的に。
ドラマとか半生だから、そうゆう萌え求めたことなかったんだけどなあ…。いや、くっつけとか言いたいんじゃなくて、一緒にいて欲しい二人というか。はるはる。
だってさあ、譲り渡したお家でも、離れても戻った時に「私の家」って「落ち着く」ってことは、そこに暮らしてるチハルの空気含めてずっと居場所だから感じることだと思うわけですよ。それを大切に思わずして何が大切だと言うのか。このドラマ、恋愛要素必要あったんですかね。まあ、でっぱりが必要だっていうのは否定しないけど。
それはともかく、あれです。
ハルコさん手術前のヒトコマ。あれ静雄さんとヨシヨシでどうだろう。
例えば、こう――。





銃弾に倒れた静雄は安静が必要で、しかも『敵』の正体と目的が確定するまでは街に出る事も危険であり――無茶をしないでもらうためにも、今は療養に専念してもらうのが一番だった。
本当は怪我の経過も気になるし、何より行動が先に来る人だと短い付き合いながら知ってしまった三好としては新羅やセルティがいない時に無茶無理無謀を通そうとしないか、どうしてもひどく心配になる。
「…傍に、いたいです」
「ばか、ちゃんと学校に行って来い。そんなに心配しなくても、大人しく寝てるって約束したじゃねえか」
横たわる静雄に掛けられた毛布をぎゅうっと握りしめ俯く三好のくせっ毛を、静雄は点滴の管を邪魔に思いながら軽くかき混ぜる。
「本当は今すぐ黒服共捜し出してぶちのめしたいけどな。お前も学校で勉強頑張ってると思えば、俺もじっとしてる事を耐えられそうだからよ」
「…静雄さん」
まだ少し腫れぼったい瞼と、赤い目に静雄は苦笑した。
正直一人でいれば自分の中の怒りと戦わなければならず、身体も動かせないとあって苦痛である。それを不思議と緩和させてくれるのが三好で、本音を言えば傍にいてほしい。
だが、心配掛けて泣かせて、その上授業に遅れを出させて迷惑の上塗りなど出来るはずもない。
「お前との約束、破ったりしねえから。安心して、行って来い」
柔らかくて指通りのいい髪を数度撫でれば、ようやく三好は笑顔を見せた。
「…わかりました。帰りには、寄りますから。身体、大事にしてくださいね」
その優しい言葉と温もりが、我慢を苦手とする静雄にとって何より苛立ちと湧き上がる衝動に耐えるための原動力なんて――気付きもしてない目の前の少年。離したくない手を離して、静雄は笑顔を返した。
「…おぅ、待ってる」





――なんて。かわいくないですか?………ないですか。
うーんと、あとー、crossoverの7ドラに一点。ここまでは、まあ、普通に読んでもらえるんじゃないかな。いや、最初の設定から重いお話だけど。

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