梅毒は昔の性病ではない


梅毒というと、大昔に流行った性病のように思う人が多いようですが、最近はその梅毒感染者が急増しています。


特に男性同性愛者に感染が広まっていて、梅毒感染者のうち8割は男性です。


梅毒
の病原菌である「トレポネーマ」波非常に感染力が強く、コンドームを使用していても、ゴムで覆われていない部分が感染部位に接触すれば高い確率で感染します。


現在は抗生物質の投与で治る性病になっていますが、恐ろしいのは他の性病との重複感染です。


梅毒感染者の8割はHIVと重複感染しているという報告も上がっていて、注意喚起されています。


男性同士の性行為(アナルセックスなど)は、妊娠の心配がないのでコンドームを付けず、生で行なう人が多いようです。


コンドームを使わないほうが深い快感を得られるというのも大きな理由のようですね。


アナルセックスは出血もしやすく、摩擦によって小さな傷ができやすいといわれています。肛門はもともとセックスのための器官ではない為、傷つきやすく、梅毒やHIVウイルス(エイズウイルス)に感染しやすいのです。


梅毒検査のタイミングは、感染の可能性のある性行為から4週間経過後から。発見までの期間が短いほど治療期間も短くすみます。


梅毒は早期発見早期治療で治る性病です。